観た映画 2022年5月 | BTJJ

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■2022年5月に観た映画

12本(劇場、配信、レンタル、見直した作品を含む)

 

・息子の面影 (原題:Sin Señas Particulares) - 3.9/5.0 (伏見ミリオン座/2022.5.31)
監督 脚本:フェルナンダ・バラデス。脚本:アストリッド・ロンデロ。2020年。日本公開2022年。劇映画としてはどうかと思うけどやりたい事は伝わりとても良かった。もうちょい予算のかかった作品が観てみたい。

 

・おいしい結婚 - 4.1/5.0 (Blu-ray/2022.5.30)

監督 脚本:森田芳光。1991年。最高。親の心 子知らず。

 

・マイスモールランド - 3.8/5.0 (中川コロナシネマワールド/2022.5.24)

監督 脚本:川和⽥恵真。2022年。脚本の隙間をもう少し映像的に埋められたら。かなり良かったとは思う。

 

・シン ウルトラマン - 3.7/5.0 (イオンシネマ岡崎/2022.5.22)

監督:樋口真嗣。脚本 総指揮:庵野秀明。2022年。非常に面白く楽しんで観られた。酔っ払ったらブルーシートで寝るんだなぁ。(映画画面に対する点数)

 

・ゼイリブ (原題:THEY LIVE) - 3.5/5.0 (U-NEXT/2022.5.22)

監督 脚本:ジョン・カーペンター。1988年。絶望的にテンポが合わなかった(当社比)

 

・勝手にしやがれ 4Kレストア版 (原題:A bout de souffle) - 3.9/5.0 (伏見ミリオン座/2022.5.17)

監督 脚本:ジャン=リュック・ゴダール。オリジナル1960年。レストア公開2022年。鮮明になった画面のおかげで、ジャンプカットなどをより繊細に意図を感じられることが出来(るような気がし)た。ラストカットはキマる。間違いなく1番のジャン=ポール・ベルモンド。

 

・N号棟 1.7/5.0 (中川コロナシネマワールド/2022.5.16)

監督 脚本:後藤庸介。2022年。"新しいJホラー表現が〜"的なネット上の評判を鵜吞み(それでも半信半疑ではあったが)にし観てみたが、単純に話(というか脚本か?)がさすがにツマんなさ過ぎる。ツマんないというか何がしたいのかが分からない。SNSやネットにある"ミッドサマーを感じた"みたいな感想にも腹が立つほど。たしかに"異空間宗教モノ+心霊体験"みたいな事なんだろうけれど、登場こんな事してるから訳が分かんない話が出来上がるんだよと。一体どうしたかったのかが本当に分からないし、こういう事をされるとバカにされていると思うし、心底どうでも良くなってしまい途中で観る事自体に興味がなくなってしまう。あからさまなオマージュというか影響元を感じさせる(無駄な)シーンや、ショット、結局どうしたいのかフラフラし過ぎで付き合いきれない。今年ワースト出たか。

 

・死刑にいたる病 - 3.5/5.0 (中川コロナシネマワールド/2022.5.16)

監督:白石和彌。脚本:高田亮。原作:櫛木理宇。2022年。あまり観るつもりは無かったのですがTwitterにて評判も悪くない、前日のトークショーでの宇多丸氏の"39の影響がある"との発言を受け、鑑賞。評判良いっぽいので観てみましたが個人的にはあまりピンと来ず。というか端的に言って、長い。中盤までは割と楽しんで観たが、結局面会シーンが良くも悪くもという感じで。さすがに終盤の20分くらいは蛇足でしょう。オチにもいまいちノレ無かった。微妙。

 

・(ハル) - 3.8/5.0 (ミッドランドスクエアシネマ2/2022.5.15)

監督 脚本:森田芳光。1996年。ミッドランドスクエアシネマで行われている月1リバイバル上映?プログラムで。この回は、森田芳光夫人であり、プロデューサーである三沢和子さんと、宇多丸氏が登壇して上映後トークショー有りの回でした。文字だらけなのにテンポが良いという不思議な映画体験だった。終演後のトークでの宇多丸氏が言う、"(当時は新しいはずなのに)パソコンを新しいガジェットとして描いていない"という視点にめちゃくちゃ感心した。

 

・映画大好きポンポさん - 2.1/5.0 (WOWOW/2022.5.14)

監督 脚本:平尾隆之。2021年。Wikipediaとかに載ってそうな話の連なりで出来た自称映画好き映画。
 

・インフル病みのペトロフ家 (原題:Petrov's Flu) - 3.7/5.0 (シネマテーク/2022.5.11)

監督 脚本:キリル・セレブレンニコフ。2021年。とにかく画面が良いな〜というのが印象に残った。とっ散らかった作劇(わざとそう思わせてるのも凄い)も慣れると楽しくなってきて面白かった。終わってみると結局何だったんだと思わなくもないが映画はそういうもんだろうとも思う。

 

・THE DEPTHS - 3.5/5.0 (シネマスコーレ/2022.5.9)

監督 脚本:濱口竜介。脚本:大浦光太。2010年。らしいか らしくないかが大切かどうかはわかりませんが全体的にイマイチ乗れなかった。というか単純に話が面白くなかった。静止画と動画の対比で魅せていくショットの連なりだけが最後まで観る気を保持してくれた。

 

・RAW〜少女のめざめ〜 (原題:Grave) - 3.6/5.0 (U-NEXT/2022.5.8)
監督 脚本:ジュリア・デュクルノー。2016年。日本公開2018年。期待し過ぎた。

 

・ニトラム NITRAM (原題:Nitram) - 4.1/5.0 (伏見ミリオン座/2022.5.5)

監督:ジャスティン・カーゼル。脚本:ショーン・グラント。2022年。どうにも解決のない話ではあるし、実際にこうなる紙一重で堪えている人はたくさん居ると思う。ほんの少しで狂ってしまう人生や人間の脆さ、それでも生きていかなくてはならない難しさに直面させられ何とも言葉が浮かばなかった。

 

・ポンヌフの恋人 (原題:Les amants du Pont-Neuf) - 3.8/5.0 (DVD/2022.5.2)
監督 脚本:レオス・カラックス。1991年。日本公開1992年。

 

・卒業 (原題:The Graduate) - 4.0/5.0 (U-NEXT/2022.5.1)

監督:マイク・ニコルズ。脚本:バック・ヘンリー。カルダー・ウィリンガム。1967年。日本公開1968年。