観た映画 2022年12月 | BTJJ

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■2022年12月に観た映画

9本(劇場、配信、レンタル、見直した作品を含む)(うち短編1本)

 

・シスター 夏のわかれ道 (原題:我的姐姐/洋題:Sister) - 4.1 (2022.12.20/ミッドランドスクエアシネマ2)

監督:イン・ルオシン。脚本:ヨウ・シャオイン。2021年。2022年。後半からが非常にナイーブなというか自己と向き合って行く話になるが、そこ以降ソフトストーリーでありながらも敷居低く受け取り易い作劇は見事だった。主人公が佐藤まーちゃんと工藤遥を足して2で割った様な一部界隈歓喜なお顔立ちでした。

 

・THE FIRST SLAM DUNK - 3.8 (2022.12.18/イオンシネマ岡崎)

監督 脚本 原作:井上雄彦。2022年。原作を読んでなくても楽しめた!みたいな人たちとは話が出来ないな、と思う。静止画の連続という点で、漫画も映画も同じであるがそれが受動的か能動的かの差で表現はこんなにも変わるのかと感じた。山王戦を描くのであれば原作は越えられないだろう。

 

・蜜蜂と遠雷 - 3.6 (2022.12.17/U-NEXT)
監督 脚本:石川慶。原作:恩田陸。2019年。中盤非常に良かった。物語がドライブしてくる瞬間。クライマックスの持って行き方がいまいち腑に落ちなかった。というか特段心動かなかった。

 

・あのこと (原題:L'événement/洋題:Happening) - 3.5 (2022.12.13/伏見ミリオン座)

監督 脚本:オードレイ・ディヴァン。脚本:マルシア・ロマーノ。原作:アニー・エルノー。2021年。日本2022年。

 

・夜、鳥たちが啼く - 3.3 (2022.12.13/ミッドランドスクエアシネマ2)

監督:城定秀夫。脚本:高田亮。原作:佐藤泰志。2022年。

 

・MEN 同じ顔の男たち (原題:Men) - 3.7 (2022.12.9/伏見ミリオン座)
監督 脚本:アレックス・ガーランド。2022年。100分とタイトな作品であるがエンジンが掛かるのが遅く若干中弛み。後半は圧が半端なかったけどもう少し早くこのテンションで来てくれれば。面白かったけどね。ちょい期待し過ぎた。撮影の美しさと内容の差が印象的でそこも良かった。

 

・グリーン ナイト - 3.3 (2022.12.6/伏見ミリオン座)
監督 脚本:デヴィッド・ロウリー。2021年。日本公開2022年。監督の過去作が好きなので期待して観ましたが、どう頑張っても話が面白くなく、激烈な睡魔と闘う羽目に。元々なにかハッキリとエンタメする方向性では全くないので当たり前なんですが、なんだか今作はノレなかった。魅せ方は相変わらず良かった。

 

・月の満ち欠け - 3.5 (2022.12.6/ミッドランドスクエアシネマ)

監督:廣木隆一。脚本:橋本裕志。原作:佐藤正午。2022年。ハッキリ言ってめちゃくちゃな話なんだけど、豪華役者陣の演技で全て助かっている。この人の映画ほぼこんな感じじゃないすかね。そしていつも最後の最後に全てどうでも良くなる様なしょうもない1エピソードを加えて台無しにする。今作も。楽しかったですけどね。

 

・ルイス・ウェイン 生涯愛した妻とネコ (原題:The Electrical Life of Louis Wain) - 3.5 (2022.12.2/伏見ミリオン座)
監督 脚本:ウィル・シャープ。脚本:サイモン・ステフェンソン。2022年。とても分かりやすくお上手に作られた作劇と演技でウェルメイド度高い感じ。ただ、肝心の話の部分?深堀りをあまり感じず、わりと淡々と観てしまった。観なくても良かったかなーというのが正直な感想。

 

・ファイブ デビルズ (原題:Les cinq diables) - 3.6 (2022.12.2/センチュリーシネマ)

監督 脚本:レア・ミシウス。脚本:ポール・ギローム。2022年。面白く観てたはずが、だんだん何を言いたいのかよく解らなくなってきて、結局どうしたかったんだろう状態で映画館を後にした。観てから数日経ったけどもうどんな話だったか思い出せない。なんか自分にとってはその程度だったのかも。画面は良かった。