観た映画 2023年6月 | BTJJ

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■2023年6月に観た映画

21本(劇場、配信、レンタル、見直した作品を含む)(うち短編3本)

 

・リバー、流れないでよ - (2023.6.30/ミッドランドスクエアシネマ)

監督:山口淳太。脚本:上田誠。2023年。佳作「ドロステのはてで僕ら」の山口監督新作。「ドロステ〜」に続き時間に纏わるお話。ダレそうでダレない見事なバランスで2分を繰り返す。結末の力ずく感も逆に良い。演技がまあ気になるけどこれ位の方がフィクショナルで良いのかも。ただ、画面をぼや〜っと白くさせるな。

 

・同じ下着を着るふたりの女 (原題:같은 속옷을 입는 두 여자/洋題:The Apartment with Two Women) - 4.0 (2023.6.29/シネマスコーレ)

監督 脚本:キム・セイン。2021年。日本公開2023年。観ている間ずっと母親に怒りしか湧かなかった。事情は誰にでもあるが自分が産んだ事実と、そいつから産まれた事実は変わらんだろと。責任をもてよと。終始腹立つなーと思いながら見入ってしまった。間延びしてる箇所もあるが鋭い監督だと思った。

 

・アシスタント (原題:The Assistant) - 3.0 (2023.6.29/センチュリーシネマ)

監督 脚本:キティ・グリーン。2019年。日本公開2023年。やりたい事は分かるが、さすがに何も起きなさすぎというか、、かなり退屈だった。当事者の視点ではない角度から見える世界を主題にした部分は新しいのかも知れないが、ちょっと薄味過ぎた印象。。

 

・アラビアのロレンス/完全版 (原題:LAWRENCE OF ARABIA) - 3.7 (2023.6.28/ミッドランドスクエアシネマ名古屋空港)

監督:デヴィッド・リーン。脚本:ロバート・ボルト。オリジナル:1963年。完全版公開:1988。今回は<午前十時の映画祭>にて鑑賞。

 

・ザ フラッシュ (原題:The Flash) - 4.1 (2023.6.26/イオンシネマワンダー)

監督:アンディ・ムスキエティ。脚本:クリスティーナ・ホドソン。2023年。アメコミ嫌いな自分もいろいろ見れるようになったなぁ〜と思いながら観た。どんなんだよ。いや、でもこれ面白かった。中盤だるかったけど、終盤巻き返した。終わり方も秀逸で良かった。もう一回観たい。

 

・奇跡 - 3.7 (2023.6.24/U-NEXT)

監督 脚本 編集:是枝裕和。2011年。宇多丸「そして父になる」評を聴いて、その中で言及されており気になったので鑑賞。意外と普通だった。

 

・バーバリアン (原題:Barbarian) - 3.8 (2023.6.22/disney+)

監督 脚本:ザック・クレッガー。2022年。バアさん怪力過ぎワロタ。

 

・豆大福ものがたり - (2023.6.22/DVD)

監督 脚本:沖田修一。2013年。すあまって食べた事ない。

 

・氷の微笑 (原題:Basic Instinct) - 3.7 (2023.6.20/U-NEXT)

監督:ポール・ヴァーホーヴェン。脚本:ジョー・エスターハス。1992年。カーチェイスを観るための映画か?

 

・スパイダーマン:アクロス ザ スパイダーバース (原題:Spider-Man: Across the Spider-Verse - Part One) - 3.8 (2023.6.19/イオンシネマワンダー)

監督:ホアキン・ドス・サントス。ケンプ・パワーズ。ジャスティン・トンプソン。脚本:フィル・ロード。クリストファー・ミラー。デヴィッド・キャラハム。2023年。基本的に、一作で話が終わらない映画に抵抗がある派なので今作の評価自体をどうこう言えるものじゃないよなぁとは思う(ただ、終わり方はカッコよかった)画面は相変わらずの情報量の多さでクラクラした。一作目の方が単体都市の面白さと衝撃度は上だった。

 

・ヒルズ ハブ アイズ (原題:THE HILLS HAVE EYES) - 3.6 (2023.6.19/disney+)

監督 脚本:アレクサンドル・アジャ。脚本:グレゴリー・ルヴァスール。2006年。アトロクのリメイク総選挙を聴いて鑑賞。前半がダルすぎる。

 

・スパイダーマン:スパイダーバース (原題:Spider-Man: Into The Spider-Verse) - 4.0 (2023.6.16/Blu-ray)

監督:ボブ・ペルシケッティ。ピーター・ラムジー。ロドニー・ロスマン。脚本:フィル・ロード。2018年。

 

・ザ フライ (原題:The Fly) - 3.8 (2023.6.15/disney+)

監督 脚本:デヴィッド・クローネンバーグ。脚本:チャールズ・エドワード・ポーグ。1986年。
 

・十三人の刺客 - 3.8 (2023.6.14/DVD)

監督:三池崇史。脚本:天願大介。2010年。アトロクのリメイク総選挙を聴いて鑑賞。面白かったけど、13人のキャラがもう少し入ってる状態で決戦に向かった方が良いのではないか。

 

・M3GAN/ミーガン (原題:M3GAN) - 2.3 (2023.6.9/イオンシネマワンダー)

監督:ジェラルド・ジョンストン。脚本:アケラ・クーパー。2023年。コレジャナイ感が凄過ぎ。すげーつまらなかった。全部が中途半端で何をしたいの?という感じ。ホラー映画らしいシーンは公開前に結構バッサリ切ったらしく、それが原因か。今年ワースト、とまでは言わないがまあそれに近い

 

・テリファー 終わらない惨劇 (原題:Terrifier 2) - (2023.6.8/ミッドランドスクエアシネマ名古屋空港)

監督 脚本:ダミアン・レオーネ。2022年。日本公開2023年。1よりも製作費が上がった(であろう)分、素直にスプラッタシーンが増えていて脳筋で好き。詰め込み過ぎ長過ぎは否めないが心意気が最高だしリアルを突き詰めない破壊描写にアガる。次作があるっぽいので次はもうひと仕掛けある事を期待。

 

・パリタクシー (原題:Une belle course) - 3.2 (2023.6.7/伏見ミリオン座)

監督 脚本:クリスチャン・カリオン。2022年。日本公開2023年。序盤から特に面白いことは無さそうだなという予感をプンプンさせたまま最後まで観終わってしまった。お話自体がどうこうとかそういう事では無く、単純に映画として特別面白いところも無く、特別つまらなくも無い、マジで感想特に無しな一作だった。

 

・aftersun/アフターサン (原題:Aftersun) - 3.9 (2023.6.6/伏見ミリオン座)

監督 脚本:シャーロット・ウェルズ。2022年。日本公開2023年。記憶と記録。映画が持つ、思い出すという行為と劇中の親子の思い出が痛いほどシンクロする。ビデオと記憶の境目も毎回拘ったショットで繋げていて感心。というか全体的に画が良い。今を生きる時間は今しかないと改めて感じた。良作。

 

・テリファー (原題:Terrifier) - 3.4 (2023.6.5/U-NEXT)

監督 脚本:ダミアン・レオーネ。2016年。

 

・そして父になる - 4.1 (2023.6.4/WOWOW)

監督 脚本:是枝裕和。2013年。

 

・怪物 - 3.7 (2023.6.2/中川コロナワールド)

監督:是枝裕和。脚本:坂元裕二。2023年。3幕構成。2幕目開幕時のガッカリ感から終盤への盛り返しが凄かった。しかしここがピーク。3幕目のありきたり且つ結局何も解決しないラストには疑問が残る(死後の世界という解釈もあるが)。坂元脚本はやはり2時間では揺らぎを出すのが難しいと感じた。ファンだけに微妙。