オーバーヒートする。
水温計は、振り切ろうとしているのに電動ファンが回らない。ファンが壊れた?
試しにラジエタを触ってみると冷たい。キンキンに冷えている。今は冬なのだ。
どうやら、ラジエタに水が回っていないらしい。
ウォーターポンプがダメなのか?
新品交換。
改善しない。
サーモスタットが開かないのか?
新品交換。
改善しない。
試しに交換した、古い方をガスコンロで茹でてみる。
きっちり開く。
パイプもしくはラジエタのつまり?
前置きが長くなったが、今回はこのパイプ(ホース)とラジエタのつまりを点検する。
ラジエタを取り外して、丸洗いしながらつまりを点検する方針にする。
ネットでググってみると、フロントメンバーをごっそり外さないとラジエタが外れないと書いてあるブログがある。
そんなワケないやろ?と疑心暗鬼になりながら、フロントをジャッキアップして色々覗き込む。
まずは、ラジエタと車体側のパイプをつなぐホースを外そう。
ボルトがさび付いていて、折れた。外したというより、破壊したというカンジ。
水回りのホースは、だいたい固着しているので、引っ張ったって抜けない。そんなときは、プライヤーで挟んでねじってあげてください。ペリってカンジで固着していた部分がはがれます。
出てきた水は、ほぼ錆。いいカンジです。
ラジエタを固定しているボルトを外すためにはじゃまになるものが色々。
フロントメンバーと行かないまでも、まずはウィンドウォッシャタンクが邪魔。このタンクを外すためには、大きいアンダーカバがじゃま。
外す。
また、中くらいのカバが出てきた。
外す。
小っちゃいカバがある。
外す。
どんだけついてるんや!メンドクサイ
と思いつつも作業を進めていると、市の銭湯が閉まる時間が近づいてきた。
大きなお風呂が大好きで、3日に1回は(スーパー)銭湯に行っている。というわけで、作業を一時中断(この判断がナイスだった)。
浴槽に浸かっていると、硬い頭がほぐれてきたのか、ナイスなアイディアがひらめいた。
ラジエタのつまり点検と清掃なんて、外さなくてもできるやんか。
作業を進めるうちに完全に目的を見失い、困難に立ち向かっているうちに目的がすり替わっていた。
ラジエタ外すのが目的ではなっかった(必ずしも交換したいわけではない。使えるもんならそのまま使いたい。もったいないし)。
銭湯から戻って、エンジン側のホースを外す。
エアクリボックスの蓋とインテークホースを外すと作業は簡単。
キャビン側から散水ホースを突っ込み車体下を通っているパイプ2本のつまり点検と清掃。
問題なし。
ラジエタと車体側パイプをつなぐホースにも散水ホースを突っ込みつまり点検と清掃。
2本とも問題なし。
ラジエタキャップをあけて、散水ホースを突っ込みつまり点検と清掃。
問題なし。
さて、さて、原因は????