またまたお久しぶりです。
さて、タイトルの違いって分かりますか?

と言いつつ、実はタイトルの違いは、本当はどうでもよくて、着物についていろいろ考えているうちに、着物好きの人には3種類に分けられるのではないかと思うようになってこの分類で分けられるのではないかと思い立ったので書かせて頂きますね。

まずとにかく着物が着たい人、着物が好きで着物の着方とかはあまり関心がなくて、ブーツ履いてもいいし中にタートルネック来たっていいじゃない。
若くなくたってかわいい着物も、着たいし、とにかく着物着るのは楽しいそんな人たちのこと。
私自身は《着物派》と呼んでいます。

当然これは単なる暗号であり本当の意味ではありません。
内輪で私は着物派だからねとか使うタイプの言葉です。

次にせっかく着るなら着物はきれいに着たいと言う人たちです。
誰かから見られても困ることなく、とにかく自分自身は美しく、きれいに着たいなーと言う人。
実はこの季節はこれ、この組み合わせはこれ、この年齢ではこうとかそういうのこだわる人たちをとりあえず入れておきます。
ただし、この方たちは単に自分たちがこだわっているのであり、他人に対して口出しをしないものとします。
この人たちのこと私の中で《和服派》と呼んでいます。

さて、最後は、俗に言う着物警察などと言われる人たちもここに含まれます。
人が着ている着物に対してあれこれ口出ししたり、ダメ出ししたりします。
何が偉いのかわからないけれどとにかく上から目線で偉そうに指図する方たちです。

残念ながらこのタイプの人たちの半分くらいは、自分で着物めったに着ません。
なぜなら自分は安全なところにいたいからです。
自分は洋服で過ごしている中古着物屋さんとか、着付師なんかにもこのタイプの方がたまにいます。
このタイプの方々を私はこっそりと、《呉服派》と呼びます。

呉服というのは和服の中でも絹の着物の事。
でもねもともとは、中国の三国志の時代の呉の服からきてる訳で、つまり本質からちょっとずれちゃってる方々という暗語として使ってます。

なぜこの話を書いたかというと、実は最近着物の着付け教室の催し物に招かれたのですが、そこに来ている方々のお客様のほとんどが、洋服だったのです。

正直びっくりしました。
実は着付けを教えていると言う方も、私の着付けに対してダメ出ししてきた方も服でした。
せっかく着物を着る良い機会なのに???

もちろん私は着物。そして私の友達や仲間も着物。

それで私は深く考えさせられたわけです。
きっとこの着付けの会の人達は、きれいに着なければ人前に出てはいけないとか、人にいつもダメ出ししてるから自分も着づらくなっちゃってるとか、そんな和服派や、呉服派の方なのかな?って。

私は着物派の方や和服派の方は仲良くなれると思うけど、呉服派の方は、その存在をなかったことにしてるので、今後もあまり関わりあいたくないなと思います。

そして今も昔も、着物派の私は、着物着て歩けるってなんて楽しいのと思ってます。

ただここ数年、すっかり増やしてしまった体重をなんとか元に戻さなければ。
それだけは悩みの種かな。

でも、着物は、着なくても、整理したり見てるだけでとっても幸せ。