わまたまた、お久しぶりです。

コロナで、家からなかなか出られない日々ですが、皆様はいかがお過ごしですか?

私は、オンラインで、着物のお茶会したり、マスクを着物の生地で作ったりしてます。

羽織るだけでも、着物は気分が上がる。
着付けも煩く言われないし、良いかも。

さて、手作りマスクですが、着物生地はとっても、柔らかく肌触りが良いです。

もちろん、何度も洗ってから使います。

口に当たる所は、ガーゼにしたり、胴裏生地を使ってます。

お友達が、マスクを下さることもあるし、お互いマスクを交換することもあります。

それはそれでたのし。







さて、ちょっと着物のこととズレるけど、コゴミを取りに行ってきました。

旦那は、ポキポキと手で折る。

私は、ハサミで。

持って帰ったら、手で折った場所は黒ずんでいた。

折るだけの人は楽だけど、後で余計に始末がかかるのよね😗




自然の摂理として、生き物にストレスを与えれば、そこを再生しようとして、無理がかかる。

それは、人も同じ。

なるべくストレスなく生活したいと思う出来事でした。



今年に入ってずっと和裁に行ってもせず裄を直すくらいで、着物リメイクにはまっているprjudiceです。

いやー、もう沼です。
どんどん解いて、どんどん縫う。

数ヶ月に一度のきものリメイクが、月に一度仕上げるようになり、最近は、2ヵ月で3枚。

どんどんペースが上がってます。


着物リメイク服を着ていくと、みんなに褒められるようになりました。

実は私が作っている着物リメイク服は、着物リメイク専用の本からは作らず、ごく普通のデザインの本から作っています。

または私がこんな感じと言って先生が、型紙を起こして作ってくれる。

そのせいなのか、あまり着物を感じさせない柄を選んでいるためなのか、皆さん着物から作ったと言うと驚かれます。

最近作った中では祖母の紗から作ったワンピースが、大人気です。

ギャザーをよせる仕事がかなりあるので、簡単には仕上がらないけれど毎回少しずつ違うデザインで作っているので、来ていても飽きないし作っていても飽きません。

今作っているのはのALINEのワンピース。

1枚は生地を斜めに取り、もう1枚は8枚ほどはぎ細く見えるように作っています。

絹は軽く暖かいし最高です。
中古屋さんでワンピースにちょうどいいかわいい小紋柄はないかしらと探す日々です。

楽しいな。

もう平成も終わり、令和ももうすぐですね。
和裁で、誰も使わない男着物から、素敵なコートを作ってから幾星霜。

裏地は友達からもらった色焼けした小紋の反物を使いました。

とってもみんなから褒められるので、それにすっかり気をよくして、今度は白大島でまたコートを作りましたそれが多分去年。

その後ツートンカラーブラウスを作ったり、チュニックを作ったりして、数ヶ月に1枚位の割合でゆっくりと着物リメイクやってます。

なぜこんなに時間がかかるかと言うと、着物リメイクの本かり作らず、普通の洋服の型紙をとっているからです。

正直着物が大好きなので着物を切ると言うのにはかなり抵抗がありました。

でも昔の着物の中にはどれほど品質が良くて柄が素敵でも、反物の幅が短すぎて着物としては裄が取れないと言うものもあるのです。

今回そんな着物の1つを反物に戻してから、素敵なワンピースに作り替えました。

もともと幅が足りないのでどんな服を作るにしても、どこかで剥を入れなければいけません。


そのどこで剥を取るかと言うのが凄く難しくて、結局は洋裁も得意な和裁の先生のご教示のもと、型紙を前にああでもないこうでもないと悩みながら、ほぼ先生のおっしゃる通りに少しずつ出来上がっていくのでした。

着物と言う制約がある分、いろいろと難しくて、でも楽しくて。

だって素材としては上等な絹ですもの。
こんな贅沢な事はありません。

すっかり着物リメイクにはまりそうな日々です。


ちょっと古い話ですが、年に一度ひな祭りの時期に、着物友達と明るく可愛い着物を着てホテルにお食事会に行きます。

今年も気のおけない友達5人でホテルの和食屋さんのランチに行きました。

1人ではちょっと気恥ずかしい明るい春の着物も、みんなで着ると怖くない。

その会計時に着物に詳しそうなお茶の大先輩にお会いしました。

せっかくだったのでご挨拶。
一緒にいた友達も他のメンバーとお知り合いだったらしく、彼女もご挨拶していました。

しばらくしてその大先輩から、すごくかわいくて明るくて素敵だったわと声をかけていただきました。

あなたたちのような明るい着物の似合う若い人たちに、着物あげるわと言ってまたまた着物譲っていただきました。

私たちは決して若いとは言えない年齢なのですが、大先輩から見たら少しだけ若いかな?

何より私たちはその時お雛祭り仕様で、かなり明るく若い?着物着ていたのです。

若々しい着物を着ると若く見えると言うことなのかもしれません。

素敵な着物や帯をいくつもいただき仲間で分けました。
やっぱり着物を着ていてよかったねーと友達と大盛り上がりでした。

さて英語関係の友達の1人が長女の小学校の入学式に、訪問着を着て行くと言うので、礼装用のキラキラした帯を貸してあげることになりました。

若いお母さんが着物を着てお友達やお姑さんやおばあさまから譲り受けた着物を着て式典に出席するなんて、なんて素敵な伝統なんだろうと思います。

私も娘の卒業式にいちど色無地を着て出席したことがありました。

ピンクの色無地でちょっと恥ずかしいかなと思ったのですが、お嫁入りで親が誂えてくれた着物はピンクが多いらしく、他のお母様たちも何人かピンクの色無地を着て出席してる方がいてとても心強かった。

着物を着ている人が式典にたくさんいるとその式典がなんとなく豪華な感じがしますね。

改めて高い着物を誂えなくても、譲り受けた着物でも中古の着物でもいちどしか着ないスーツを買うよりずっと経済的で素敵なことかもしれません。

もっとお母様たちの着物人口が増えたらいいなぁと思います。
実際のところ若い時しか来られない着物ってあるんですよね。

もっと若い時にいろんな着物着ておきたかったな。

とは言え1年に1度この春の季節は若々しい着物を着て友達と繰り出す私たちです。
桜の便りなど春めいてきましたね。

先日移動着物屋さんを覗いてきました。
着物はすでにいっぱいあるし中古品でお買い得があれば買うけれど新品まではなぁと思っていたのですが、とっても素敵な帯を見つけてお手頃だったので買いました。

その翌日も時間があったので、ちょっと見に行った先でまたステキな品に出会ってしまいました。

最初はグラデーションの汕頭の訪問着かなと思ったのですが、実際袖のところをよく見ると蘇州刺繍でした。

凄く色も柄も刺繍も好みだったし、正価は7桁近い値段でしたが、5桁に下がっていたのて迷った末に結局買ってしまいました。

汕頭刺繍も蘇州刺繍も、グラデーションの着物も
訪問着もどれも好みだったので買ったのですが、仕立する方に見せたら、これは手刺繍ではなくミシン刺繍だとか、素人には分からない焼けがあるとか。

展示品は蛍光灯の下で売っているので、多少の焼けはあるでしょう。

たとえミシンを使った刺繍だとしても、外からわからないほど精巧にできていて本人が満足して買ったのだから他の人がどうこう言うのは、どうなのかなと。

ときには言わないほうが良い事実もあるのにねw

楽天家の私ですから、この方はきっと良い着物を安く買ったので目利きの私を嫉妬しているのだと思う事にしておきます。

自分サイズに仕立てる訪問着。
とっても楽しみです。

ところでその着物屋さんで着物を買ったので、札幌に来る歌舞伎のチケットを千円引きで、融通してくださるパンフレット貰いました。

歌舞伎は行きたいけれど札幌は遠すぎで行くならいっそ東京に行くので、1000円引きのチケットは譲っていただかないことにしましたがそういえば地元にも来るのではないかと思い直しました。

ネットで検索したら、7月4日にどうやら地元に来る模様。

去年地元で講演した歌舞伎は、お囃子なども入ったかなり本格的なもので、ストーリーも分かりやすく楽しいものでした。

久しぶりの歌舞伎で地元の方々がかなりの割合でステキな着物で来ていました。

実際私は、もっと多くても良いのにと思ったけど、他の地域より多かったという事かも?

とにかくそれをみた演者の方が予想より着物人口が多くて嬉しかったので来年も来たいと聞いていたのです。

着物にはこういう効用もあるのですね。
おしゃれな夏着物を着る機会ができたのが嬉しいし、他の方の素敵な着物を見るのがとても楽しみです。