樺木宏の1日3分!商業出版ブランディング講座 -2ページ目

ちょっと古い名著をご紹介します



こんにちは、樺木宏です。

さて、今日は良書のご紹介。

「自己創造の原則」ジョージ・ウェインバーグ著・加藤諦三約 http://goo.gl/UwHs7

です。

この本、私が今まで読んだ本の中でも10本の指に入る良書なのですが、

全く無名ですね。

リンク先を見ると分かりますが、発行年数も古く、絶版して出品者からの販売になっているほどです(笑)


でも古くとも、良書は良書。

私はこの本を中学生ぐらいの時に読んだのですが、非常に衝撃を受けました。

その後の自分を形作る上で、ものすごい影響を受けた本です。


この本をエッセンスをひと言でいうと、

「人間は、行動すると動機が強化され続ける」

というもの。

こういうと非常にシンプルですが、奥が深い。


例えば、「自分なんか本を出すのはムリ」と思って、私のメルマガを読むのを止めると、

その動機となった「自分は出版出来ない」という動機が強化されるのです(笑)

逆に言えば、「自分は出版できる」と思い行動に移せば、動機が強化されて、

どんどんそのような行動がしやすくなってきます。

最初の1歩を踏み出すのは大変かも知れませんが、2歩目ははるかにラク。

3歩、4歩と進んでいけば、どんどん行動のストレスは減っていき、

行動するのが当たり前になるのですね。


そう考えると、「やる気になったらやろう」と考えるのが、いかに非合理的か分かります。

良く言われますが「"そのうち"という時は永遠にやって来ない」のです。

やらないという選択をした事で動機が強化され、どんどん行動するのが難しくなるからですね。

ぜひ一読してみて下さい。



参考:
「自己創造の原則」ジョージ・ウェインバーグ著・加藤諦三約

電子出版で成功するために最重要な"あること"とは?


こんにちは、樺木宏です。


さて、最近セミナーなどで本当に多い質問が、

「電子出版についてどう思いますか?」

というもの。

皆さんとても気になっているようですね。


でも、電子出版時代に成功する為の、最重要ポイントは知っていますか?

文章力でも、プラットフォームの選び方でもありません。

結論から言えば、それは「ブランド力」なのです。


例えば、今現在、出版社から独立して電子出版の会社を立ち上げ、成功している人と言えば、

村上龍さんですね。

テレビにレギュラーを持ちファンも多く、

ソーシャルメディアやメールマガジンの読者数も多い人です。

つまり、ブランド力があるのですね。

だから、「電子出版しましたよ」と案内すれば、電子出版が売れるのです。


逆の例もあります。

以前編集プロダクションが電子出版をしたという話を聞きました。

なんと売れた部数は、10数部だったそうです。

配信したプラットフォームも老舗でしたし、コンテンツ内容もしっかりしたものでした。

でも、ブランド力は無かった。

だから、中身が良くても知ってもらえず、売れなかったのですね。


このように、電子出版の時代は、何が書いてあるかよりも、

「誰が書いたか」

が重要になります。

今後、その傾向はますます強くなるでしょう。

自費出版希望者がこぞって流れ、点数が膨大になるのは目に見えています。

飽和した中から良いものを選ぶことはますます難しくなるのです。


だから、皆さんが電子出版の時代に成功しようと思ったら、

「ブランド力を高めておく」

ことが必須なのですね。

業界の中で自分ならではの立ち位置を決め、

その中でも一目置かれる存在になる。

これが大切です。

そして今のところ、その最短距離をいく為の武器は、紙の本による商業出版。

だから逆説的ですが、

「電子出版で成功しようと思ったら、紙で本をまず出す」

ことがセオリーです。


いかがでしょうか?

次の時代のメディアを制するためには、まずは今のメディアから。

戦略的にブランド力を高めて行きましょう!

あなたはもうすでに知っている!?実は一般的な出版企画のノウハウ


こんにちは、樺木宏です


出版企画を考えるというと、なにか「特別に新しいノウハウ」のように考える人が多いです。

書籍という媒体の権威や、出版社という言葉の持つイメージがそうさせるのでしょう。

あなたはどうでしょうか。

ちょっと「出版企画」という言葉のイメージ、重くないですか?

今日の記事は、あなたに、心の負担を軽くしてもらう為に書こうと思います。


さて、結論からいいますと、出版ノウハウは、それほど独自のノウハウではありません。

むしろ、かなり一般的だと思います。


その証拠に、経営戦略や新規事業立ち上げの本を読んでいると、頻繁に、

「ああ、これは出版と一緒だな~」

と思うことが多いです。


例えば、下記の本。

「ストーリーとしての競争戦略」楠木健 http://goo.gl/sdpv3

「成功は全てコンセプトから始まる」木谷哲夫 http://goo.gl/URb8r


これらの本に書いてあることの1例を挙げると、

「顧客の問題解決をするのがビジネス」→「読者の問題解決をするのが本」(同じ!)

「誰に、何を、伝え約束するかがビジネス」→「読者にタイトルの境地を約束するのが本」(同じ!)

エッセンスの部分が、全く一緒ですね。

この2つの本を実際に読んでもらえれば

私の言わんとすることがもっとよくお分かりいただけると思います


「でも自分は経営戦略や新規事業に関係ないよ!」という人もいるかも知れません。

でも、全く関係ない、知らないという人はいないはずです。

自分で会社を経営してる人はもちろん、会社にお勤めの方でも会社の経営かかわっています。

だから、そうした知識をベースに考えれば、何も全く新しい難しい知識を仕入れなくても良いのですね。


ぜひ、すでにある知識を流用しながら

最短距離で出版をチャレンジしてくださいね。