#1366 循環 | プロパンガス

プロパンガス

いっしょうけんめい働いた人が
せめてビールぐらいは安心して
本物を飲める世の中をつくろう

毎日欠かさず読ませてもらっているブログや個人サイトというのがいくつもあるんだけど、その中でアメブロ上のブログというのは意外と少ない。


その数少ない中の1つがバイオマス情報局 。


石油資源が有限であること、枯渇はまだしばらく先だとしてもその産出はピークを迎えつつあることを前提に、その代替エネルギーとして植物由来のエタノール等のバイオマスエネルギーに注目している。


最近でこそ、バイオエタノールなんて言葉が新聞紙上でもあたりまえに飛び交うようになったけど、まだほとんど誰もが気にしていなかった頃からずっと情報を収集・発信してくれている、貴重なサイト。


で、このバイオマス、何を材料にするかというのがキーポイントの1つで、トウモロコシだとかサトウキビだとか、樹木の皮だとか産業廃材だとか、いろんな研究がなされている。


もちろんそういうものが有望なんだけど、個人的には、どうにか人工光合成とバイオマスを融合するようなことを考えられないかと常々想っている。


世界的な食糧事情の逼迫と二酸化炭素削減を一気に同時解決する方法としての人工光合成は、その実現可能性はともかく、理想的なアイデアには違いない。


ただ、それがうまくいったとして、その生成物たるブドウ糖をどうやって食用に供するかという問題が残る。


もちろんそのまま口にだって入れられるものだけど、あんまり人間らしい食事とはいえない。


よっぽど追い詰められないと、そんなものは食べたくもない。


しっくりこないものを感じてた。


ましてや、工場で人工光合成で作ったブドウ糖を食べながら、一方でトウモロコシでエタノール作るなんて、やっぱおかしいだろ?


ならば、そのブドウ糖をもとに(セルロースを原料にするよりもよっぽど効率がいいはず)エタノールを作って、トウモロコシは直接食べたり、家畜の餌として利用することで食肉の形で間接的に食べたるっていうのはどうだろう?


このほうが、ずっとまともな未来予想図に見える。


でしょ?


で、まだこの先の話もあるんだけど、長くなるからまた後日。