世の中「アベノミクス」と言われ、景気は上昇気味とまで言われてますが

私は実感ゼロです。なんとか、生活しています。

大学生２人と高校生１人の学費で貯金はゼロ。

今月も赤字状態。

でも、払うものはどうにか払っています。

今日も自動車税￥39.500-

　　　　高校の副教材費￥42.500-

　　　　高校夏服￥22.000-

　　　　地元柔道後援会費￥5.000-

　　　　チーン

患者さんの中には「国民健康保険資格証明書」なるものを持ってきて

治療される方がいます。

この保険証・・・３割負担ではなく、１０割負担なのです。

例えば窓口で￥370払うところ、￥1.220払わなくてはいけない。

大きい病気でもしたら大変なことになります。　

しかし、病院側としては、この「国民健康保険資格証明書」

という保険証があるがために、医療費で計算される「点数」が適応

されるわけで、もし、「国民健康保険資格証明書」がなく、

ただの自由診療でとなれば、勝手に値段がつけられるわけです。

例えば、１回￥3000でも￥30000の治療でもいいんです。

この「点数」は国で決められているので、どんな新人の医師でも

神と呼ばれている大先生でも同じ治療とみなし、同じ医療費となります。

話が飛びましたが、なぜ、その方は普通の保険証ではないのでしょうか。

１つは税金の滞納・・・国民健康保険料を払っていない。（これが大半）

　　　　　　　　　　　　　県民税・市民税・固定資産税を払っていない。

　　　　　　　　　　　　　その他

しかし、子どもに関しては親の勝手で医療が受けられないとなりますから

そのへんは、保護されているようです。

そして、税金の滞納の返済（返済の見通し）ができたら、保険証が手元にくるということです。

「短期国民健康保険証」と期間が短い保険証が発行されるケースもあるそうです。

しかし、滞納額が膨らみ一気に返せないのが現状のようです。

その方も仕事をリストラされ、おまけに母子家庭。

最近実家の父親がなくなり、固定資産税も払うことに。

役所のでは、「相談しにきてください」「払う意思があるということを知らせて

ほしい」「分割でもいいからコツコツと払ってほしい」との事。

うちの整骨院にいらしても１０割負担で申し訳ないですが

これって、特別療養費の請求をすれば７割戻ってくるとの事。

２年前にさかのぼって請求できるそうです。

しかし、現実は請求してもその７割分は滞納した税金に当てられるので

患者さん本人に戻るケースは少ないと言われています。

なので、患者さんが特別療養費の請求をしますと

言ったらうちの整骨院の側では「この患者さんは１０割で治療しました」

というレセプト（申請書）を国民保険団体連合会に上げなくてはいけない

ということになります。国民保険団体連合会からその患者さんの

住所地の国民健康保険係にレセプトがいき、そこで７割分の請求を

受け付けることになるのです。

ここで、結構面倒くさい事態となりますし、時間もかかります。

実際特別療養費の請求される方は少ないとのことでした。

この請求の方法、知ってました？？

私、今日、市役所に行って聞いてきたんです。

係りの方が長男の同級生のお母さんで

よくわかるように説明してくれました。

本当にありがとうございました。

生活保護を受けている患者さん、この方は窓口の支払い「なし」です。

いろんな方の生活事情があるんですね。

まだ「ないない、厳しい」と言ってもなんとか税金を納めることが

できる事に感謝しなければいけませんね。

でも、厳しいうちのお財布事情

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