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プチトマト隠蔽事件

左京はその日の3日前から、その存在に恐れ、悩んでいました。

「給食に・・・プチトマトが出るんだよね」





悪いこととはわかっていたものの、私はつい言ってしまいました。

「そんなの、隠して捨てちゃうとかすればいいじゃん」



心のどこかで、
これまでの左京だったらそんなことはできないだろうなと思いながら。






同時に、とあるママ友から聞いた

「嫌いなちくわの天ぷらを水筒(麦茶入り)に入れて、隠し持って帰ってきた幼稚園児」

の話を思い出しました。



ちくわの天ぷらは、よくよく冷えていたそうな。






いつの世も、子供は嫌いな食べ物と戦い続けるであろう

Richard won 36歳のブログにようこそ。




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ずいぶん昔の話になってしまいましたが、長男左京は1月で9歳になっています。
ケーキが好きじゃないので毎年頭を悩ませるのですが、今年はアイスケーキも放棄。

普通にアイスにしました。
サーティーワンのパーティーセットだかなんだかです。



あ、そして例年通り、その3日後、私もひとつ歳を取りました。
対策として、プラセンタサプリメントを愛用しています。


いや、まじで。







* * *





さて、何かメニューに変更でもあればよかったのですが。

プチトマトは予定通り給食として出てきました。






【問題】


葉月家長男(9歳)が取った行動はどれか。


1.頑張って食べた

2.どうしようもなかったため、残した

3.隠して持ち帰り、弟が食べた



※一部、5歳児の(自発的な)行動が混じりましたことをお詫び申し上げます。







こう問題にしてしまうと答えは一目瞭然ですが

この「隠して持ち帰る」という行動、私にとってはとてもとても意外な行動でした。
彼はいままでそういうことをしようと思ってもできる子じゃなかったんですよ。


だからこそ3日前から悩んでいたわけで。



小学生だからさ、こういうのがばれるとほんとに糾弾されちゃうじゃん。

それは怖いんだけど・・・・でも、
生きていく上では、まあ、そういう逃げ方もいいかもしれないなと思いました。



あんまり逃げるということができなかった子だからね。




ついさっき、担任の先生と面談をしてきて、
この先生の給食お残しシステムを教えて貰いました。

先生によって違うんです。


去年は「1種類であれば残してもよい」だったの。

今年の先生は、嫌いなものでも、ひとつは食べよう。一口は食べようという考え方。
それは、震災を経て「食べるものが限定されたとき」について考えた結果だそうです。


先生は、どうやら右京君は給食が得意ではないらしいですね、と言いました。
そして、私はトマト隠蔽工作のさらなる詳細を知ることになります。




「半分か、ひとくちでもいいよって言ったんです」と先生。

しかし、左京は言ったそうなのです。

「ひとつは食べる」

と。









先生。
それは隠蔽工作の一環です。




※ 私の心の声






まるごとでないと隠して持ち帰れない、一口では食べた跡を見せなければならない。
そこまで計算してのこと。








先生は、左京に無理をさせてしまったのだと反省していました。

私は、多少味に敏感なところがあり、

例:卵を安いものに変えるとばれる
  あの甘いコーヒー牛乳(市販)でさえ「にがい」と言う
  舌が痛くなるので炭酸は飲めない

特にトマトのようにすっぱさがあったり、独特の食感のものは嫌う傾向があることを伝えました。



それでも、やはり「一口食べる」ということをすすめていただいてかまわない。

家ではそれくらい食べなよ、という量も口に入れないので
学校でがんばれるのなら、頑張ってほしいということを伝えました。



牛乳は免除してやってんだからいいだろうという気持ちもあるけどな。


『牛乳との決別/副題:ち〇こで検索すんな令』参照。副題はお気にせず





先生は、様子を見ながらすすめてくれることを約束してくれました。






今後の左京の行動が楽しみです。






ちなみに

「トマトの何が嫌なのか」に対する左京の返答





「トマトに貼ってある膜」






トマトは神がいちま~いいちまい膜を貼って完成させるものです。







さて、次も長男案件

タイトルは「空手の次は」です。

どんな習い事か予想してみてください。









【ご注意】こどもの顔が明らかに分かる写真をネット上に載せることは大変危険です。
私はこどもたちの顔が分かりにくい写真のみをピックアップして載せるようにしています。あるいはそのように画像編集しています。
みなさまのところでこどもの写真を扱う際には十分お気をつけください。



右京の完全犯罪

次男右京、5歳。
なかなかの頭脳派です。

ただし、36歳を欺くにはまだ経験が足りません。
彼の完全犯罪は暴かれました。




いい夜をお過ごしですか

Richard won 36歳のブログにようこそ。



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これが、洗濯物かごから発見された私のジーンズです。
結構気に入っていて、よく履いている短パンです。

そのまま私が洗っていれば完全犯罪は成立していたでしょうね。
ちょっと、あれ?なんだこの色、と思ったくらいだったでしょう。

でもね、私、結構ちゃんとチェックするんですよ。
このパンツの場合、ボタンが大きいので必ずネットに入れるわけ。

だから気付いちゃうのよ。



20分くらいじわじわと「真実をいうことの勇気」について語りつつ
右京を追いつめていったところ、
(この追いつめるというのも加減が難しいなと思った、脅迫にならないように)




「あ、そういえばやったわ!(・∀・)」



と。

あたかも今、思い出したかのように。





「・・・やったわ、じゃねえ。」




おそらく過去1,2を争う怖さだったと思います。我ながら。私、ただでさえ声低いから。

こんな短パン汚れようがなにしようがどうでもいい、
嘘をついてあなたの心が汚れるほうがずっとずっと悪い、
太鼓の達人の楽譜100曲分覚えられる子が自分のしたことを忘れるはずがない、
嘘はいつも一緒に生活している人にはいつか絶対にばれる。

隠したって、嘘ついたって、自分のやったことは二度と消えない。



それでやっとごめんなさいが出てきました。

ここは一旦それで終了。




夕食後、右京が私の膝に乗っかってきたので、また話しをしました。
蒸し返すようだが重要だと思うから。

簡単に忘れてほしくないんだよね。




何したってママは右京を嫌いになったりしない。
嘘をついたって嫌いにはならない。

だけど、嘘をつかないでがんばってほしい。

がんばってくれる右京なら、ああ、いたずらしちゃったんだなで終わるから。
怒らないから。

うん、と言ってから、見えないように涙拭いてた。
ちゃんと伝わってるよね。



重要なのはここから。
次と次くらいまでのいたずらに関しては、私は決して「怒ってはいけない」。
別の方法でそれはだめなことなのだと伝える必要がある。


ずっと怒鳴らない自信はないです。
ただ、彼に嘘をつかせたのは、私の普段の叱り方のせいでもあるんだろうからね。




私の短パンにね、私の名前を書こうとしたんですって。
事実、私の名前の1文字を読み取ることができました。カタカナで。

うまく書けなくてぐしゃぐしゃぐしゃってしちゃったんだろうなあ。


大人はね、お洋服に名前を書かなくてもいいんだよ、と説明しました。



長男の左京はね、ほんっとこういういたずらを一切しない子だったんです。
このブログに長く通ってくださっている方はご存じでしょう。

今でもそうだけど、しても無駄なことはしないの。ほんと合理的で効率的な子。


右京は違う。
壁削ったり、貼っちゃいけない見えないところにシール貼ったり、
1日4個しか食べちゃいけないキシリトールタブレットを隠れてたくさん食べたりする。

私が今回こんなに彼を叱ったのは、もう少し小さなことで同じようなことが何度もあったからです。

自分がやっちゃったことを「なっていた」と言ったり、忘れていたとごまかしたり。
それで通用すると思って欲しくないから、この点に関しては全力で対応していかなくちゃ。




同じように育てているつもりでも、全然違う。


それぞれ違ってて、ふたりがかわいくてしかたがないよ。





叱りながら私は、


今回は、ある程度決めつけられる事態。
こんなふうに話すこともできるけど、もしそうじゃなかったときはどうすればいいのだろう。


そういうことをずっと考えていました。



まだまだ、これからですね。






最近、いろいろな変動があり、またここに書いておきたい、書いておかなければと思うことが増えました。

Facebookのほうにも同じようなことは書いてありますが
やはりもう一歩踏み込みたいとき、ここに戻りたいと思うのです。


それに、こちらでしか会えない人もたくさんいます。



時間を見つけるのではなく、作って書いていきたいと思います。




前ほどふざけ・・・いや、面白さを求めた文面にはできないかもしれません。

それでもお付き合いいただけるのであれば、この上なく嬉しいです。





では。












Facebook *期間限定記事

致し方あるまい


私には「致し方あるまい」と言う口癖があります。

Richard won 36歳のブログにようこそ。





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例:ずいぶん前の画像だが、致し方あるまい。




いまままでも散々言っていたのに、昨日はこれに左京が食いついてきました。


そのため、致し/方/あるまい と区切り説明。久々に「打消推量の助動詞」とか思い出す。
本当は「ある」「まい」かな。



しかし、左京が何度言ってもうまくいかぬ。



「絶対噛む!」と、実用は断念しておりんした。

致し方あるまい。


今試しに言ってみてもらってみたけどやはりだめで、
「世界のヘイポーヘイポーヘイポーヘイポー」と歌い始めました。


小学3年生なんてそんなもんです。





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今年は雪だらけ・・・うちの地域では年に1度降れば十分なのですが。

ホームセンターでは雪かきの道具が飛ぶように売れていたそうです。
レジで待つ人々はみんなスコップを立てていたので、さながら猪八戒の列のようだったそうです。








【ご注意】
こどもの顔が明らかに分かる写真をネット上に載せることは大変危険です。
私はこどもたちの顔が分かりにくい写真のみをピックアップして載せるようにしています。
あるいはそのように画像編集しています。みなさまのところでこどもの写真を扱う際には十分お気をつけください。
この注意喚起文は毎回同じです。(2011.4.6~)


ブロッコリー詐欺



両親が、「ブロッコリー詐欺」に遭いました。

Richard won 36歳のブログにようこそ。





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*by photofarmer  写真はイメージです





ブロッコリーだと言われて購入し、庭の畑に植えた植物。

それが、今や巨大な丸まらないキャベツ化しております。
見た目は「ケール」に似ています。


冬休み、静岡の実家に帰ったときのことなのですが

正座した5歳児並みの大きさの葉の塊が3つ並んでいる風景を見た際には
うちの両親は一体どこを目指しているのかと思ったものでした。


「ある日突然ブロッコリーになるかもしれない」

そう思うと、いつまで育てたらいいものかわからず、母は悩んでいるそうです。
父は「引っこ抜いちまえ!」と言っていました。






折しも

私は仕事で各社メーカーの青汁にまみれており、

これも何かの縁、と思ったものでした。





* しかし、おそらくケールというわけでもない