プロアクティブ リニューイングクレンザー 解析 | かずのすけの化粧品評論と美容化学についてのぼやき

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美容と健康、美髪と美肌にまつわるケミカル裏話を美容に詳しい「化学の先生」が分かりやすいコラム形式で徹底解説!
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化粧品類の評価・解析も更新中。

プロアクティブ リニューイングクレンザー 解析



    洗浄力:★★★★★ 
    脱脂力:★★★★★
   低刺激性:★☆☆☆☆  
    保湿力:★☆☆☆☆   
  さっぱり感:★★★★★ 
   しっとり感:★☆☆☆☆   
     泡立ち:★★★★★ 
敏感肌適性:★☆☆☆☆      
   価格適正:★☆☆☆☆  (\3120:120g) 

  総合評価:★☆☆☆☆  


これはひどいですね。

トップはなぜかラウレス硫酸アンモニウム

これはラウレス硫酸Naと同様の刺激性をもつ洗剤です。
皮膚残留もするので、一気に皮膚疾患リスクが上がります。

また「ポリエチレン末」というのはスクラブのことですが、
ニキビなどの皮膚疾患にスクラブのような刺激物はむしろ逆効果です。

なぜわざわざ刺激的なことをするのか不明です。

次にセタノールはアルコール原料ですが、

皮膚の弱い人には刺激になる場合があります。

というか普通はトリートメントなどの基剤に使う成分ですので、

そもそもから洗顔に配合するべきではありません。


ホホバ油やチャエキス、アロエ果汁などまともな成分も見えますが、

ベースの洗剤が刺激のあるものという時点で意味がありません。



そもそも「ニキビ」が発症している敏感な肌に対しての洗顔料です。



サリチル酸とグリチルリチン酸ジカリウムが有効成分配合ですが、

サリチル酸「殺菌剤」であり、

ニキビの元となる菌を殺菌することが目的のようです。



しかしニキビの元になる菌(アクネ菌)は

本来皮脂の分解を担う常在菌の一種であり、

これが殺菌されるということは

お肌本来のシステムバランスが崩れるということです。



確かにアクネ菌を殺菌すれば、

一時的にニキビの解消が見込めますが、

それは結局のところ対処療法でしかなく、


必ず悪化して再発する結果を招きます。


ニキビの対処としてこのような

高洗浄力・殺菌作用

の洗顔は、絶対に使うべきではありません。




【有効成分】 
サリチル酸、グリチルリチン酸ジカリウム

【全成分】 
水、ポリオキシエチレンラウリルエーテル硫酸アンモニウム液、ポリエチレン末、セタノール、モノステアリン酸エチレングリコール、ヤシ油脂脂肪酸アミドプロピルベタイン液、ヤシ油脂脂肪酸モノエタノールアミド、ホホバ油、チャエキス、アロエ液汁、ポリオキシエチレンラウリルエーテル(3E.O)、ポリオキシエチレンセトステアリルエーテル、BG、セトステアリルアルコール、塩化ナトリウム、塩化トリメチルアンモニオヒドロキシプロピルグアーガム、TEA、エデト酸二ナトリウム、メントール、香料、水酸化クロム、安息香酸ナトリウム、フェノキシエタノール、パラベン



リニューイングクレンザー 

リバイタライジングトナー

りペアリングトリートメント


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