オペラ記念日 | RIKO's☆Style  岩下莉子(いわしたりこ)オフィシャルブログ

1894(明治27)年11月24日に、日本で明治以降初となるオペラが

上演されたことにちなんで制定された記念日です。

 

オペラ、歌ってみた!(嘘w)

 

(参照:わかる!オペラ情報館、MUSIK TRAVELERS のサイトより)

ところで、オペラって何でしょう?

オペラは、数ある芸術の中でも音楽、美術、演劇、舞踊など、

すべてを網羅した「総合芸術」とされています。

なかなか観る機会もないですし、実際に生で舞台を観た人は多くはないと思います。 

オペラについてのイメージは、体の大きな歌手が、これまた大きな声を張り上げて歌っている、

そんなイメージを持っている人が一般的だと思います。
ただ、映画「プリティウーマン」のワンシーンで、ジュリアロバーツ演じる主人公が、

大富豪の余興の一つとして連れて行かれたオペラに感動して涙する場面に象徴されるように
かなり高額のお金を払ってもオペラを観たいと思っている人が少なからずいますね。

 

オペラはこれまで400年もの間、世界中の人々を魅了し続けてきた芸術で、
中でもクラシック音楽好きや、生の舞台を観るのが好きという人が、

オペラを生で鑑賞したらハマってしまうこと請け合い、だそうです。
 
そもそもオペラはどんなものなのでしょう?

台本のセリフを読みながら演技する舞台演劇は誰にでもイメージできますよね。

そのセリフを「すべて歌ってしまう劇」と言えばわかりやすいでしょうか。
セリフはみんな歌詞になっていて、役者、つまりオペラ歌手は、歌いながら演技を続けます。
伴奏は、オーケストラが生で演奏され、オペラ歌手はマイクを使いません。

マイクなしで、客席の隅から隅まで女性歌手なら美しく、

男性歌手なら強くかっこいい声を響かせるのです。

オペラの上演時間は1・2回の休憩を挟んで2時間くらいですが、

主役は、ずっと舞台に出ずっぱりで、すばらしい声で美しいメロディーを歌い続けます。

 

オペラって難しいイメージがありますが、『椿姫』『フィガロの結婚』『蝶々夫人』

『カルメン』といった有名タイトルは比較的容易にストーリーを理解することができ、

もちろん外国語で歌われることが多いのですが、これには字幕がつきます。

映画と同じように、舞台の袖や上部に電光掲示され、字幕を読みながら鑑賞します。
 
そうはいうものの、やはりオペラは高級で近寄りがたいイメージです。

日本のオペラ鑑賞チケットについても少し触れておきますと、

出演者やプロダクションによって変わりますが、12,000〜33,000円前後といったところ。

海外の最高峰クラスの歌劇場の日本公演は6、7万円程度かかるそうです。

まぁそもそも大所帯で移動するわけですからね。

 

う〜ん、一般的なライブと比較したらちょっとお高めの印象は否めないですね。

でもオペラはきっと価格には替えられない心を揺さぶるような感動を与えてくれるのでしょう。

 

Birtain's Got Talentでオペラを披露した第一人者ポールポッツさんも、

聴く人に感動を与え、自らも人生が変わりました。これがオペラのチカラなのでしょうね。

(koalaoyaji3さんのYOUTUBEより)