シルバーラブの日 | RIKO's☆Style  岩下莉子(いわしたりこ)オフィシャルブログ

11月30日は「シルバーラブの日」。全然知りませんでしたが、、、(笑)

「高齢者の愛」を考える日として知られているそうです。
11月30日が歌人の川田順氏(1882〜1966)が、弟子の大学教授夫人と家出した日で、

当時66歳の川田順氏と、20歳以上年下の鈴鹿俊子氏が熱愛に落ち、命をかける覚悟で

家出したそうです。わかりやすく言うと「不倫からの駆け落ち」ですね。

これが、川田順氏が詠んだ歌「墓場に近き老いらくの、恋は怖るる何ものもなし」とともに

「老いらくの恋」として話題になりました。

紆余曲折を経て、川田順氏と鈴鹿俊子氏は再婚したそうです。

 

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「老いらく」は、年をとり老いてゆくことや老年という意味で使われ、

老いらくのらくは、歳をとってから楽をするという意味ではありません。

 

「老いらくの恋」という言葉は、あまりいいイメージでは伝わっていない気がしますね。

老人ホーム内で、おじいちゃんがおばあちゃんに対してストーカー行為を行ったとかいう

事件の時、確か「老いらくの恋」という表現が使われていました。

世間的には、いい年して、まだ恋愛をしようとするなんて、なんかイヤらしい、、、

と思われがちですよね。

特に男性は、年齢を経ても、女性に比べて、性的な欲求がおさまりにくい傾向にあるようで、

老年になっても、セクハラやストーカーの加害者として取り沙汰されたりしています。
いや、元気なのはいいと思いますが、相手が迷惑だと思ったり嫌がっているのならば、
そういう対象としてみてはいけないのですよ。
以前、若いスナックのオーナーの女性の命を奪ってしまったのも、かなり歳の離れた、
奥さんも子どももいるいい歳のおじさんで、女性はやはり嫌がっていたと言われています。
年相応のわきまえ方が必要なのではないかと思いますね。
 
おじさんが恋愛をしてはいけないとか、好きな人を作ってはいけないとか、
そういうことではありません。でも、恋愛は相手あってのこと。
相手の気持ちも考えないで暴走するのは許されるものではありません。
もちろん、恋愛のいざこざは年齢に関係なく起こります。
若い人同士の恋愛では、まだまだ互いに人生経験が浅く、つまらないことでカッとなったり、
妙な執着心や、浅はかな浮気心などで関係を台無しにしたりするのです。
おじさんというのは、そういう局面をいろいろ乗り越えてきて、的確で冷静な判断ができる
存在だと若い女子は思っています。なので、相談にも乗ってほしいし、愚痴もこぼします。
でもそれを恋愛感情だと思ってしまうのは早計です。
もちろん、若い女子のフワッとした話にもきちんと向き合ってくれるようなおじさんには、
もしかしたら心をときめかせる女子もいるかもしれません。
でもそれでも、絶対にがっつくべきではないのです。
自分のことは二の次。とにかく相手を思いやれる心を持つ、それがおじさんの魅力です。
 
以前もお話しましたが、結婚相談所の40代以上の男性からのリクエストで困るのが、
とにかく若いパートナーを望むというもの。しかも自分の状況や条件は棚上げの状態で。
いや、希望をいうのは別にいいと思うのです。
でも、それならば、やはり自分の条件も整える必要はあるでしょう。
ハゲていてデブでチビ?外見なんて、努力次第でなんとかなるもんです。
ジェイソンステイサムのように鍛えまくれば、彼女より身長が低くても絵になります。
それに外見に自信がないなら、せめて年収を自慢できるようなくらい爆上げするとか、
一生飽きさせないくらいのトーク術を身につけるとか、
若い女性が「このおじさんならいいかも!」と思わせられるポイントを作ればいいのです。
そんなこと急にできるはずがない?努力もしようとしないでモテようなんて、
相手が若い女性でなくても無理でしょう?
 

さぁ、準備ができたら「老いらくの恋」、どんとこいです!(笑)

ただ、物事には絶対はないし、いい結果を得られなかったとしても相手を責めてはいけません。

また、若い彼女ができたとしても将来設計が大変だということは強く覚悟しないといけません。

そんじゃそこらの気持ちの強さでは、人が羨むような恋愛はできないのです。

 

あ、ちなみに、ここまで話してきたのは、あくまで独身のおじさんに向けてですからね。
奥さんを悲しませるような恋愛はご法度ですよ〜。