人に会いに行く | RIKO's☆Style  岩下莉子(いわしたりこ)オフィシャルブログ

今日はまたオリジナルで【ひと(1)に(2)い(1)く(9)】の語呂合わせで
「人に(会いに)行く」をテーマにしてみました。

 

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今日は誰と会いますか?


長いコロナ禍で、会いたい人にも会えない状況が続いていましたね。
それどころか、生活様式まで変えざるを得なくなって、
テレワークなどという聞き慣れない仕事の仕方が今では当たり前のようになっています。
それによりラッシュの中、通勤しなくてよくなって、ストレスが緩和された方も多いでしょう。
逆に、会社だから資料やパソコンを置いていても大丈夫だったものが、
いざ、家に持ち帰ってやらなければならないことに「場所はどうする?」

「切り替えはできるのか?」と不安になった方もたくさんおられたことでしょう。
でも、この特別な状況が長くなればなるほど「どうにかせねば」という気持ちになります。
そして、多くの方が不安の中、この状況を乗り越えてこられました。
まだまだ不安要素は拭いきれてはいませんが、国内ではかなり状況は緩和されて
元の生活に戻りつつあります。

出勤しないというライフスタイルを取り入れたことで、新たな発見をした方も多いでしょう。
もしかしたら、会社という組織に属さなくともなんとかやっていけるのではないか

という思いが芽生えた方も多いのではないでしょうか。
会社にとっても、コロナで仕事量が激減したというところも多かったので、
上手いタイミングで退職された方も多いかもしれません。
ただ、ひとりになってみてわかること、たとえば先輩に気軽に相談したりできなくなったり、

仕事があったのは会社の名前があったからこそという、現実問題にぶち当たることも

あるでしょう。
人と関わらないことは、一人ゆえにストレスやプレッシャーからは距離を置けますが
何もかも自分の肩にのしかかってくることも増えるということになります。
そこをうまくやっていける人は、どんな状況でもやっていける人なんだろうと思います。

逆に、通常営業に戻ることで、安堵している方も多いかもしれませんね。
特に家族をもっている方や、パートナーと暮らしている方などは、テレワークによって
同じ空間に一緒にいる時間が増えて、今まで見えなかったことが見えてきたりします。
些細なことがストレスに感じたり、こんな人だったなんて、

とあらためて感じることもあるでしょう。
そんな人たちは、やはり出勤しての仕事時間と家庭時間の切り替えが物事を

うまく運んでいたのでしょうね。

もちろん、一緒にいる方が生活面でプラスになることを再確認した方々もいるでしょう。
そんな人たちは、何か二人で協力してできることはないかなぁと

模索している頃ではないでしょうか。

常に一緒にいるのではなく、外でしか会えない関係の人たちにとっては、

結構辛い時間だったことでしょう。
恋人たちもそうですが、ビジネスや友人とも、なかなか顔を合わせてとか、

食事やお茶をしながら、という状況が許されなかったですから。
長距離の移動が許されるまでは特に時間がかかりましたから、

遠距離恋愛をされている方などは車での移動を余儀なくされたり、それでも

県外ナンバーに悪戯されたりもあってヤキモキする時間を過ごしていたことと思います。
長い間、故郷の家族と会えない状況が続いた方も多いでしょう。
私も、やっと先日、実家に帰省して、家族の顔を見ることができ、安心しました。

人に会うということが、これだけ私たちにとって、生き方までもを左右することなのだなと

あらためて思わせてくれたのが、このコロナ騒動であったことのように思います。
まだまだ根絶されたわけではないので、安心はできませんが、一度経験したことで
心構えというものができましたから、これは何よりもの武器になります。
私たちは状況に応じて変わっていけるんだということを認識させてくれたこととして
このような思いがけない有事にも前向きにとらえていけるといいですよね。