突発性難聴 | リリくんのぶろぐ

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ストリップ~リリくんの楽しみ方
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昨日の小室哲哉さんの会見で、突発性難聴の苦悩について言及する場面がありました。
私は両耳ともこの病魔に襲われとうとう聴力を失ってしまいましたが、同じ病を持つものとして小室哲哉さんの苦しみはよく理解できます。
芸能界や有名人でこの病気になっている人は小室哲哉さんだけでなく、浜崎あゆみさん、藤あや子さん、相田翔子さん、小川範子さん、柏木ひなたさん、堂本剛さん、大友康平さん、宮本浩次さん、山口一郎さん、桑田真澄さんなど意外に多くいらっしゃいます。
完治した方もいますが、片耳の聴力を失い耳鳴りなどに苦しみながら活動を続けているケースが大半だと思います。
私のように両耳を患うと、これまでの仕事が出来なくなることもあるし、生活上の不便は健常者にはなかなか理解できないと思います。
長期に渡るステロイド治療では様々な副作用にも苦しめられます。
私の場合は完全に聴力を失う無音状態と違って一日中強大な耳鳴りに襲われるので、不眠を始め精神症状が不安定になってうつや無気力症状にも襲われます。

この病気はいろいろな説はあるものの、原因は不明です。誰をも襲われる可能性はあるものの、私の母親もこの病になっていることを考えると、この病に襲われやすい遺伝的体質があるのかも知れません。親や親族にこの病気の既往歴がある場合は、注意したほうがいいと思います。
以前はこの病気になると治療の甲斐なく聴力を失うことが多かったようですが、今は薬物的な治療に効果が無くても補聴器などで改善する場合があるようなので、私も希望を捨てずに治療を続けています。

音楽好きの私には聴力を失い音楽を楽しめないことは悲しいです。でも不思議なことに時折記憶の中の音楽が頭の中を流れてコンサートを楽しむような気持ちになれることがあります。頭の中で音を操って演奏も作曲もできます。けっこう不思議な感覚です。そういえば聴力を失ったベートーベンが作曲していたんですね。聴力を失っても頭の中では音楽を奏でられるのです。なってみて初めて分かる体験です。

今は治療中のため劇場行きを控えていますが、聴力を失った人間がスト劇場でのパフォーマンスを観ると、ひょっとしたらこれまでとまったく異なる気持ちで新たな楽しみ方があるのかも知れません。なってみて初めて分かる楽しみが存在するかも知れません。