◆最近、疑念を感じること②~J下部ジュニア~ | 大阪発!サッカー少年育成記 ~Road to Europa~

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サッカー少年たっくん&えいとまんの奮闘記録
 ~グローバルで活躍できる選手を目指して~

実はだいぶん前に書いていたんですが、

自分の中でかなり思うところがあったので、

掲載を止めていたんですが、

疑念書きついでにもう一つ・・・

改めて記事にすることにしました。

 

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今年のおおよその実績が出るまで、

書くのを控えておこうと思いましたが、

今年も同じような結果を見て、

 

「う~~~ん・・・」

 

と、疑問を感じました。

 

某Aチーム→1

某Bチーム→2

某Cチーム→2

某Dチーム→4 ※関西以外

某Eチーム→3 ※関西以外

 

この数字、今年、現在の6年生でJ下部ジュニアに

在籍している選手のうち、

ジュニアユースに昇格する選手の数です。

 

このA~Cチームは関西の3チームの数字です。

あえて、どこがどうとは書きません。

 

この数字を見て、どう感じます?

私個人の感想としては、

「まあ、そんなもんか」と思いつつも、

「少なすぎる」と相反する感情が。

 

 

日本でプロを目指す多くの子供たちにとって、

J下部から、ジュニアユース、ユースと進んでいくことが

プロを目指す選手達にとって、最短コースであることは

紛れもない事実。しかし、それはトップオブトップのごく

限られた一部の選手であって、現実はそんなに甘いものではない。

 

もちろん日本に限らず、海外では1学年上がる毎に

振るいに掛けられ、小学生のうちに3・4年プレイの

保証がある日本なんて、まだ恵まれているのかもしれない。

 

その点からすると、厳しい世界を歩いていく上で、

この数字は「まあ、そんなものか」と、感じています。

 

 

ただ、3・4年生の時点で、”何かしらの基準”で

選んだ可能性がある子供たちを、ジュニアユースに

導けていないという現実は、育成が出来ていない

将来を見据えたセレクトできていないという表れで、

その点からすると、「少なすぎる」と感じずにはいられません。

 

 

大阪の全日の試合結果を見ていると、

某J下部は、大阪市の代表にもなれずに

地区予選で姿を消してしまいました。

 

指導者仲間に聞いていると、

「4年生の頃は勝てないと思ったけど、

6年のこの時期になれば、逆転するだろう」

と、口にするチームの代表者は少なくないのは、

何を意味しているのかなと。

 

 

以前、某J下部の育成に話しを聞いた時に、

「小学生3・4年生のセレクションは本当に難しい。

サイズ・スピード等、個人の能力で将来性を見越しては

取るものの、その網に掛かるのは、その時点である

程度戦力として読める選手を取ってしまう」、と。

昨年、FFPに選出されながら、Jジュニアユースを不合格と

通知された選手は、身体能力を理由に昇格出来なかった。

 

エリートクラスのようなところに通っている選手は、

早いと秋口には内定が出る一方、ジュニアの選手が

通知されるのは10月末~11月頭。

 

こういう事実を見ていると、

何なんだろうなと感じてしまう今日この頃です。

 

この時期になると、各方面でJ下部のセレクションが

開催されます。煌びやかな名前だけに踊ることなく、

最善の道が何かとよく吟味することが、

とても大切だと感じる今日この頃です。

 

 

おしまい。