◆最近、疑念を感じること①~海外留学について~ | 大阪発!サッカー少年育成記 ~Road to Europa~

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サッカー少年たっくん&えいとまんの奮闘記録
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追記

誤解の無いように追記致しますが、

MICという大会が悪いのではなく、誰でもエントリーできる

この大会にさも占有権をもっているようなうたい文句で

過大広告をうっている団体が、あまりにも多いという

意味合いで記載しています。

 

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疑念、というと大げさかもしれませんが、

ジュニアサッカー界に携わるようになり、

最近、色々と感じることがあります。

 

その一つが「海外留学

以前、”ビジネス化するジュニアサッカー海外留学”

なんて記事を書いたことがありますが、

今年もそれに拍車が掛かっているような気がしています。

 

特に最近、気になっているのが、

”日本でセレクションをして、選抜チームで大会に出場”

な~~んて、うたってるやつ。

 

そこそこの費用、限られた母数でセレクションを行い、

申し込みした時点でキャンセル料が発生。

現実を知らない保護者を食い物にした

ものがあまりにも、あまりにも多いような気がしています。

 

その代表的なものが、

Mediterranean Internacional CUP (地中海国際サッカー大会)

いわゆる、MICカップとかいうやつです。

うたい文句は、

 ・スペインカタルーニャ地方で開催

 ・世界各国から多数のチームが参加

 ・バルサやパリサンジェルマン等強豪チームが出場

ってな感じ。

 

誤解なく言うと、広告には偽りなしです。

ただ、今回のMIC2017、

日本からどれだけのチームが参加するかご存知ですか?

それにともない、どれだけの数のセレクションが

開催されているか、ご存知ですか?

 

このMICという大会、エントリーに当たっては、

何の制限もなく、平たく言ってしまえば、

お金さえ払えば出れる大会。

わざわざスペインまで行って、

日本チーム同士で対戦なんてことも・・・

 

 

KSAにも2つの会社さんから、

選手を推薦してくれませんか?とのご要望を

いただいたりしましたが、うちはお断り汗汗

理由は、同じ海外に行くにしても、

より良い選択肢が他にあるから。

 

以前の記事にも書きましたが、サッカー留学をする目的が、

”とりあえず海外に行って、サッカーをしたい”ぐらいで

あれば、素晴らしい機会であることは間違いありませんが、

”質”に拘るのであれば、しっかりとした留学斡旋会社を

選ばないと、ドブにお金を捨てるだけ・・・

みたいなことになってしまいます。

 

 

特に、

 ・元プロサッカー選手が経営している

 ・告知・広告が派手

的な会社は、それだけであまり業界のことを知らない

保護者からすると、勝手に安心と思ってしまうんでしょうけども、

過度な広告だけに目を奪われず、取捨選択することが

とてつもなく大切になってるような気がしています。

 

私の知りうる限り、

日本の会社で、信頼し得る会社は3社ぐらい

なんじゃないかなと感じていますけども。

 

 

 

 

おしまい。