「IZA(イザ)」@鎌倉(☆☆☆彡)
https://www.iza2021.com/
https://www.instagram.com/iza_restaurant/
住所:鎌倉市御成町11-13 第一興産26号館 2F
電話:0467-81-3791
定休:日曜・第3月曜
営業:18時〜21時
素晴らしい店がランチタイムの営業も始められていました。内容は昼と夜一緒です。
19時開始。友人らと4人での会食ですが、先にもうひとりのお客が来ていました。一人利用も可能なのだと。2ヶ月おきに一人で来ちゃおうかな〜。
桃ラベンダートニック
白桃のノンアルコールジントニック。ラベンダーと塩が縁についています。
白桃のソーダで、ラベンダーの香る塩が美味い。
今回から紙芝居のようにメニューのカードが。ペアリングと料理の組み合わせを教えてくれます。
タルト
今回も木製のアーティスティックな台の上に切り株型の皿。
定番の極薄でサクサクのタルト生地。刻んだ甘い白桃にしっかり盛られたキャビアの塩味。そしてクリームチーズの旨味もあり、やはり美味しい。
赤海老と白桃のマリネ。
上には白桃のゼリーのシート。
コリアンダーと白バルサミコ酢。そしてレモンの皮。
とにかく海老が美味しい。エビは毎回欲しいね〜。
サラダ
白桃とトマトに「べべ」のストラッチャテッラ。
木の芽とマイクロバジルと赤いペンタスの花を添えています。
底にはバジルのジュース。
これも美味しい。
モヒート
スライスしたキュウリとペパーミントのモヒート。
ライムの皮を仕上げにかけていますが、飲むと確かにキュウリが香ります。
イカと合わせるとキリッと引き締まりますね。
イカ
生の赤いかでグリルしたズッキーニを巻いています。
緑色のきゅうりのソースは鰹出汁でミキシングして白醤油を加えたもの。このあたり日本人の料理ですね。
上にはミントと松の実、削りおろしたからすみ、そして削ったライムの皮、オリーブ。
イカのねっとり感が素晴らしい。
グレフル煎茶
グレープフルーツと濃いめの煎茶。上に落としているのは乾燥させたピンクグレープフルーツ。グラスの縁の柑橘の皮の粉末は香りだけ楽しむものだそうです。
pesce bianca
クロムツ。その身はしっとりしていて美味しい。
そこに苦味がありつつ爽やかさを感じるグレープフルーツのソース。
添えられているのはバナナピーマン、シシトウ、ゴーヤ、万願寺とうがらしのグリル、そしてナスタチウムの葉と緑のもの。
REDEYEフローズン
トマトソースとタバスコにノンアルコールビール。グラスの縁の酢橘を縛ってから中に入れます。トマトジュースもノンアルコールビールも飲み慣れていないのですが、結構きますね。
パニーノ
バインミーとパニーノの間の料理。
サンドされているのは鮑と鶏のレバーパテ、なます、鮑の肝のソースとコリアンダー。
ソースが面白く、煮込んだ鮑の肝にスイートチリとナンプラーを混ぜているのだそう。パンはチャパタ。塩気は珍しく薄い感じがしました。
蛸のクスクスの一皿。
エビの頭やイカのワタ、クロムツのアラを焼いて出汁をとり、ビネガーと合わせた濃厚な味わいのスープ。これが素晴らしく美味しい。
具に使われているのは48度で3時間火を入れたセネガルのタコ。フニフニな感じ。冷凍庫に入っている期間が長いのだそう。この触感、シチリアのタコ屋の食感を再現しているそう。
カモミールバニラティー
カモミールティーにバニラの香り。長野県産のリンゴ酢でさっぱり仕立て。このバニラが凄いです。香りの味のギャップも凄いけど。
ホタテ
小さな丸いガラスの器に。
カモミールとリンゴ。ホタテは両面ソテーしたそうですがレアな食感。黒オリーブの砕いたものとシャクシャクのおかひじき。まんまカモミールがゴロゴロ入っていました。アリオリソースで。リンゴチップスを砕いて合わせていただく。甘味が引き立つ料理です。
Dr.pepper
ショットグラスで。ドクターペッパー。スプーンの余韻に合わせて飲む。
甘みが合わさって面白いですね。
スプーン
熊本の馬肉でももの肉。さっとバーナーで炙っています。
上にはイタリアのラルド、下にラッキョとローズマリー、ピンクペッパー、ゴルゴンゾーラシャーベット、アマレッティを砕いたもの。アマレーナチェリーのシロップも。
これを全員一斉に口に入れ、20回噛んで口腔内調理するわけですが、シェフの解説付きで面白い。最初にサクサクのアマレッティから始まり、ゴルゴンゾーラシャーベットの冷たさが来て、馬肉の食感と旨味、ピンクペッパーが砕けて…とその通りに進んでいくのだから面白い。
茗荷しそベリー
魚料理に合わせるのがこれ。飲むと赤紫蘇がすごい。
途中で柘榴やラズベリーのソースを混ぜる。茗荷の香りを移している。
カシスに五香粉、クローグなども入っている赤ワインといった感じになるのはすごかった。。
青魚
カツオをさっとグリルしたものです。
焼き茄子、甘いイチヂク、そして塩気のある生ハム。
茗荷をラズベリービネガーでつけたものや、マイクロ赤紫蘇とゆかりをのせ、周辺に白いヨーグルトのソースと緑のエストラゴンのオイル。
川魚
稚鮎の春巻き。大葉でくるんであります。
パリッとした春巻の皮の中には苦味が美味しい稚鮎。
周辺には魚の骨の出汁と赤ワインのソース。このソースがイタリアンよりもフレンチを感じるもので濃厚。シェフの経歴ならではです。
ハーブのサラダとサマートリュフを上に添えています。
シナモン茶
これがまたすっごくシナモン。
アニスに黒胡椒、リコリス。なので味は甘い。
シナモンが苦手な自分にはちょっときつかった。
穴子
砂糖を振り炙った穴子の身。
パイ生地と杏、上にはマイクロセロリです。
そしてソースは甘いマデラ酒のソース。
仕上げにかけられたのはフォアグラのかき氷!! これがまた濃厚で素晴らしく美味しい。
穴子の組み合わせも、甘さが複雑に組み合わさり、とても美味しい!
ワンスプーンの講釈食べも面白かったのですが、今日一番の皿はこれかと思います。
ホロホロ鳥
今日も龍泉刃物のナイフで。
焼いたホロホロ鳥は目の前でシェフが切る時からその香りが美味しい。
そして、皮側の脂にしっとりした身が美味しい。
加茂茄子、コーン、実山椒のパウダー、実山椒のオイル、塩が添えられています。
パプリカのソースにはキャラウェイとクミンが使われています。
これもまた素晴らしく美味しかった。
カッペリーニインブロード。
冷たい仕立てのスープパスタです。
上にはプルンとした潤菜、生の白いとうもろこし、マスの卵に刻んだオクラ。
ほろほろどりのガラのスープと鮑の煮汁による冷たいスープを注ぐのですが、これがまた素晴らしく美味しい。
そして、焦がしたアンチョビとニンニクとオイルで仕上げていました。。マスの卵、オクラ、生のとうもろこし。刻んだフライドガーリックとオイルで仕上げています。
まさに、夏はこのメニューだけでお店ができるのではないかと思われる味。
カルピスのカヌレ。手で食べます。
これがまた新食感のカルピス。口の中で溶けるとカルピスになっていくんです。
大人の雪見だいふく。
餅の中にシナモン、生姜、黒胡椒、丁字、バニラを煮込んだセミフレッドです。
シンプルながら気の利いたドルチェはさすがです。
食後の飲み物は珈琲を選択。
藤井また彦さんのエルサルバドルのコーヒー豆。シティローストくらいだそうで特殊な焙煎とのこと。
これがまた甘さが出る焙煎で、淹れるときも粉を蒸らさない。蒸らすとえぐみが出るのだと。
これが驚きの美味しさ。
お茶菓子は生姜視の盛り合わせ。
山椒味のフィナンシェ。
カリカリのカントゥッチ。
カルダモンのラムネ。
サラミを模したチョコレートの小菓子。クッキーが脂身を模しているのだそう。
ミントのマシュマロ。
くるみっ子オマージュ。
日向夏のゼリー。
ハーブティーの方々に添えられた非加熱のハチミツ。
味見させていただいたが、ジャスミンの香りのするもので、さすがの美味しさ。こんなに普段口にするものと違うのかと感心しました。