明け3歳若駒らが初めて経験する別定戦~ジュニアカップ~ | リゲイン総合研究所~競馬番組「表」なんて実在しない~

リゲイン総合研究所~競馬番組「表」なんて実在しない~

◆片岡勁太は実在しない「番組表」という虚像を読み解こうとするが我々は「競馬番組」の実体を解き析かす点で全く別物である。日本中央競馬会は、その名の下で施行される競馬番組の中で「何が勝っても構わないレース」の存在を許諾する事は皆無である。

 当該3歳LOP特別は2019年よりL化し今年3年目であるが「フューチュリティS」が移設した影響を受けるべくして受けているが、それは起用性には関係ない。

 かつて通常OPの頃には「ひいらぎ賞」から参戦して3勝目を挙げ「NHKマイルC」で4勝目というキャラクタも生んだ事もあったし古くは(外)キンシャサノキセキも通ったルートでもあるがベストマイラーを選定する訳ではない。おっと古い話は割愛し前向きな話題に振ろう。

 どちらにしてもエリート馬を選定する番組であることに変わり無い。3歳馬が初めて経験できる別定戦ではあるが増量馬が勝てる訳ではない。これまでも言及して来たように制限無き別定戦であるからわざわざ増量馬が参戦するほど利得は無いのである。極端な話だが、この1着賞金2000万のリステットに「フューチュリティS」を勝ったスペックが持ち込まれる事もない。


 2歳条件戦を加算してしまったスペックも増量にならないからと3勝目を年明け早々に加算する必要性も見当たらない。ならば、賞金が倍近く狙える重賞に挑む訳である。
 つまり、1着本賞金が2000万貰える条件特別であると言える。条件特別であってもエリート馬を選定しなければならない。ここに混沌が生まれるのである。

 では、無駄な事をしないと言われるJRAは何故ににこのような番組をここに編成するのか?それは。地方交流の為の看板磨きの為に他ならない。よって、そんな状況が成立して施行されることは近々は存在し得ない。

ヒストリアノワール   ワザモノ

 

出走馬及び騎手確定(1月3日)

アスカロン
ヴィルヘルム
ヴェイルネビュラ
サクセスエース
ジャンカズマ
トーセンウォーリア
トーセンジャック
トーホウボルツ
ピクトルテソーロ
ヒストリアノワール
ビゾンテノブファロ
モリデンアロー
(12頭立)