2月第2週~(農)京都記念は宝塚記念の前哨戦にはならない~ | リゲイン総合研究所~競馬番組「表」なんて実在しない~

リゲイン総合研究所~競馬番組「表」なんて実在しない~

◆片岡勁太は実在しない「番組表」という虚像を読み解こうとするが我々は「競馬番組」の実体を解き析かす点で全く別物である。日本中央競馬会は、その名の下で施行される競馬番組の中で「何が勝っても構わないレース」の存在を許諾する事は皆無である。

 グレード別定「(農)京都記念」の出走表が金曜のこの時間には既に発表になっている。土曜日に重賞が無い場合とある場合には大きな変化があると思わせないように全く異なるカテゴリが用意されている場合が多々あるから、逆に意味を捉える必要性はある。
 レースの歴史などは公表されておる資料を見れば分かる話で、春と秋が存在した事実を直視するか否かも自由な話である。当該重賞も、この施行時期からも当然、賞金別定戦であったのである。つまり独自のシステムの中の一部であったので国際化に伴って変革を余儀なくされた訳である。
 残念ながら、以前の枠出目などの経年変化の資料は存在しないので残存資料とメモだけを信じて書くが当該重賞の最後の賞別戦はアドマイヤムーン(2007)であった。変化を受け入れる時に競馬番組は別の部分についても変化させて事案の隠匿を計る。この場合は(無指定)であった。そして再び従前の[指定]となり[無指定]2年を経て昨年、史上初の(特し)を施行。今年で2年目となるが阪神代替が担当する。
 昨年まではメディアが「単勝1晩人気馬が勝てない」などと表現したのだろう。10年振りの牝馬の勝利はデータ解析の瑕疵を証左し堂々と単勝1番人気馬クロノジェネシスを受け入れて終了した。
 

 そこで今年のメンツは11頭と相成った。センテなんとかは回避。つまりタンピュライトは出走する事となり、505への単独配置となった。この時間ではオッズが無いので矢作の2頭のどちらが集票力を発揮するかのリアルは判らない。別段、筆頭人気馬が重要だとは言って無いの注意されたい。後先なら「有馬」からの臨戦馬が上だろう事は誰の眼にも明らか。
 世代占有は安定では無いが「隔年」に寄っているから通常であれば現5歳世代の連覇と見ることになるし人気想定馬も、それに応ずることになるから逆に単勝以外の馬券対象の選定が難しくなるだろうが、中てて、そこそこの配当があれば非常に嬉しい。実戦的には3連複を中てるなら、2、3着世代がシンクロしている事を確信している事が条件になるし、自信が無いのであれば、連対構造のみを確定する方が簡単だろう。

 まぁ、まだ時間があるから悩んで挑もうでは無いか・・・。

 

 (2018年までの枠出目掲載分が存在したので尾巻掲載しておくので悩む資料として欲しいw)

 

レース結果)