古書を糸にして織りあがった帯
なかなか風情があって素敵に織り上がりました

二作目は
土佐典具帖紙
という、文化財修復に使われる、世界一薄いと、言われる手漉き和紙
シミが沢山あるからと
届けてくださった。和紙を漉く道具、簀の職人の圭子さん

高価で貴重な和紙を使って又、、名古屋帯を織ります

先ずは糸作り


土佐典具帖紙 世界一薄い手漉き和紙
両耳を残して切り込みをいれる

繊維を絡める為に水分を含ませながら滑らない物の上で揉み込んだら絡める
私はキリムのマットを利用しました

絡んで紐になってきたら一本の紐にする


紐になったものに撚りをかける為に
私は手回しのスピンドルでくるくると!


撚りをかけたら、蒸し器でよりどめのために蒸す




蒸し終わったら巻き取る


一部を柿渋で染めました

作った和紙糸は横糸につかいます

経糸にするのは、シルク
大井川の葛布の、親方から分けて頂いた
使いやすいシルク


整経



経糸仕掛け終わり

綴れでお太鼓部分

前帯部分から

三本板杼でらあとは無地でひたすら織ります

もうすぐ織り終わり
糸作りもつづれ織りも時間かかりますが、
とても、楽しく、進んでいます