桜が咲き始めた頃
一度まだ蕾の桜を染めてみたいと、お庭に山桜のある満里子さんにお話ししたら
咲く前の山桜を態々剪定して、硬い蕾の山桜を届けてくださった!


あちこちに飾り暫く楽しませて貰った
何と清楚で可愛らしいお花でしょう!



沢山頂いたので1キロ小さく切って染料を取り出した



染めた糸は
シルク ウール
和紙糸
シルクのショール





ピンクは一度染め
濃い色は三度染め



タッサーシルクも染めました


シルクのショールも織り方によって染まり具合も変わりました



これはウールの三度染め


一度染のウール




こちらは、世界一薄い土佐典具帖紙で作った和紙糸
を一度染めしたもの

和紙糸もちゃんと染められました




媒染は全て焼き明晩

今回は山桜らしい、優しい色が染まり、満足しています!

山桜を下さったご縁に感謝!
一年間寝かせて織物にするのは来年まで待ちましょう

鉄焙煎とかも、して、違った色も出したいですね

花を楽しんだ桜も散りおえてから染料として、乾燥させ来年使えるかしら


乾燥中の、山桜の枝

先人たちの知恵素晴らしいですね