徘徊 | ずーっと 一緒だよ。

徘徊

推定するに多分、午前3時頃、母は起きて

私を踏んづけることなく

7匹の猫たちに邪魔されることなく

右に息子、左に旦那が寝ている通路も

気づかれることなくクリアし

自分の黒い靴を履き

歩行器をセットし

鍵を開けて外出したと思われる。

エレベーターは二つある。

多分、いつも使う近い方のエレベーターから下に降り

オートロックの鍵もあけ

スロープ伝いにマンションから出たと思われる。


真っ直ぐ敷地内を歩くと幹線道路。

そのマンション側の歩道辺りで

転び、血を流していたところをトラックの運転手さんが見つけ、新聞屋さんもいたらしい?

救急隊と警察が4時にマンションに到着。

母の住居を調べるのに1時間。

5時に警察の方の呼び鈴で私たちは母がいないことに気がつく。

すぐに、救急車に乗り込み

受け入れてくれる病院をあたる。

成田でやっと受け入れてくれる病院がみつかったのが6時半。20件近く隊員の方が電話交渉してくれた。


母は、どなたか男物の羽織りものをまとっていました。トラックの運転手さんのものでしょうか?

新聞屋さんのもの?

どなたのものかわかりません。

ありがとうございます。

複数の方にお世話になって、救急車にて今病院です。

まだまだ、かかりそうです。

鼻の骨折れてるらしい。

左の大腿骨は人工関節。

今は右脚付け根痛がっているらしく、MRI撮ってから、入院先を探すらしいです。

ベットいっぱいなんだって。

このまま施設と考えてますか?と、聞かれた。

いいえ、帰宅先は家です。と、とっさに答えたが。

歩けなくなったら、無理だな。

もう、一緒にはいられない。

うちの中で車椅子移動は狭くて無理。


油断してた。

徘徊なんかしたことなくて。

しないと、思ってた。

昨夜は、いつもよりやることがたくさんあったから疲れてはいた。

疲れているのに、寝付けなくて。

いつもより、1時間半遅く布団に入った。

寝付いたのは、1時頃だとおもう。

0時半に母は、いた。

そのあと、私は寝てしまった。

母が外に出たのも全くわからず。


忘れないように備忘録。