我が家の伝統です。
毎年、たくさんの方々から待ち望まれています。
いつも祖母が主だってママレードをつくってくれるのですが、年齢もあって、作る量が年々減っています。かなり重労働なので無理もありません。
叔母がアシストしてくれますが、叔母も忙しい人なのであまり負担をかけたくないな、と思い、
今年は私も参戦しました!
夏みかん1キロ(約3から4個)
半分に切って、ジュースをしぼり、
ジュースをおなべに入れておきます。
スプーンで、ふくろは取ります。
皮を薄く切ったら
水洗いを15回。
ザルにあげる感じが楽ですかね。
そうしたら、水気を切って、
お鍋に溜めたジュースに皮を入れ、
3時間、時々かきまぜながら寝かせます。
そのあと、火を入れて
皮が柔らかくなるまで中火で30分ほど煮ます。
ちなみに、甘夏ではなく
夏みかんでなければなりません。
実は調べたところ、
甘夏が増えているようで、すっぱい夏みかんが、
減っているらしいです。
食べてみるまで見た目ではわからないかもしれません。
甘夏だったからできない、わけではないのですが、我が家の伝統の味と、やっぱり違うものになりました。(実証済み)
カットも大変は大変なのですが、ジュースをしぼるのが、意外と難しい。
体重をかけて手首をひねるという動作は、
無理な動きなのかもしれません
と、煮込んで皮がやわらかくなったら、
祖母の教えは、
「砂糖を入れたら絶対に30分以上は火を入れてはいけない」
どんなにシャビシャビに見えても、だめだと。
翌朝に固まるから、そのままにしなさい。
あまりにも火を入れすぎると、冷やした時にガチガチになってしまうんですね〜
それにしても。
煮ている間の、甘い香りはなんとも言えません
そして、火を止めたら、
翌日まで放置です。
ほかにもお肉料理にも活用できたり、
トーストにもぴったり
もし夏みかんがあれば、お試しください
ちなみに達人の祖母は、私の倍量でつくりますさすがです!
…と、レシピを聞かれることがあったので、ママレードの記録をしましたが。
実は今、そのママレードが冷蔵庫の棚を、かなり占領しています
人と会えない状況では、いつもお渡ししているみなさんに配れないので仕方がありません。
保存食なので日持ちはしますが、
できればフレッシュなところを食べてもらいたいので、ちょっと残念
このままでは、私が毎日、いつもよりも食べてしまうのではないか…
そのうちになくなってしまわないか…(←気を付けよ)
安心してママレードを楽しんでもらえる日が、1日でも早く訪れますように!