こんばんは~
3日坊主を乗り切り4日目の連投です~~
今日はレッツ4にアドレスV125エンジンスワップ車を202cc化した内容です。
施工した車両はコチラ↓
ステム入れ替えアドレスV125アンダーブラケットに ZZ/アドレス110用フロントホイールに
NSR用流用フローティング220φディスクローター+ブレンボカニ2P
リアホイールもアドレス110用+専用シャフトで12インチ化した足廻りです。
202cc化に伴うKITはいつものTTMRC製~
先ずはケースをボーリングして・・・・
内部を隅々まで洗浄~~
無論クランクベアリングも新品交換です。
ベアリングにはMicrolonで焼き入れし表面強度を上げておいてあげます。
(アタリマエですが火で焼いている訳ではないですよ!ww)
クランクを組み込む際はスラストシムを適正値を探ってから入れますが、そのシムのサイズが
各0.5mmごとの設定しかありません
丁度よい具合のクリアランスになれば良いのですがそれがなかなかどうして・・・・
クリアランスが0.3とかがほとんどで・・・
もちろん「スルスル回るシム」を使うのが当たり前ですが、0.3や0.4mmも空いているのは何か嫌。。。
この場合、私は1つ上(厚みのある)のシムを選定しそれを削りクリアランス0.1mm以内で組んでいます。
この削り作業は庖丁を研ぐのと同じ手法で、オイルストーンの上でひたすら手でやります為非常に手間ですがものすごく「スッキリ」しますww
クランクを組み終えてお次は腰上~~
ピストン径は63.5φ
リングはWPC
シャフト・ピン等の「軸受け」はWPC+DLC を施工します。
ヘッドは
バルブシートの段付きを均して
ポートもゴリゴリっと広げます。
(アドレスV125エンジンはポートを広げすぎないこと!)
っっとザックリと書いてしまいましたが・・・・汗
やはりアドレスV125エンジンは 作業の工程がシグナスXエンジンに比べ飛躍的に増えますが、このエンジンこそが一般的な組み込み過程かと思います。
クランクケースベアリングを圧入で入れる工程やクランクをベアリングに通す工程。
クランクサイドのクリアランス調整等々。
クランクは芯出し1/100mm以内でやっています。
ここまでやれば振動もすくな・・・・・・アレレ?(-。-)y-゜゜゜
どうして?アドレスV125のエンジンって振動出るよねww(笑)
シグナスXも振動出ますが、これはある意味「構造上」当たり前で。。。
そもそも125ccの原付のエンジンを202ccまでボア&ストロークを上げているんだから仕方がない。
アドレスV125のエンジンの良いところは
ズバリ!「油温」が上がらない!!v
以上 お時間です 寝ます。。。