住宅扶助費と冬季加算の減額案 | 生活保護で生活を立て直そう

生活保護で生活を立て直そう

こんにちは
数年前、家族で生活保護を受けていた朝子です

一部の不正受給者や心無い方々に
蔑まれている生活保護制度

なかなか聞けないことや
不安、気になってることを
元受給者で現在は低所得世帯の視点でお話しています

あなたの人生の補助になれば幸いです

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・当ブログは、非常に苦しい生活を強いられる中
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こんにちわ
朝子です

先日はお休みをいただきありがとうございます
私ごときのこんなブログでも
お読み下さる方がいる
励みになると言ってくださる方がいる
逆に励ましてくださる方もいる

本当にありがたいです
感謝の気持ちでいつもいっぱいです


いつも私は
「人生何が起こるかわからない」

そんなお話をさせていただいています

我が家でも
先日5番目の子が5針縫う怪我をしました
場所が頭だった事もあって
流石に救急車を利用させていただきました

私にとって
この事件は、当然ながら想定外

というか、親が子どもを思っていれば
怪我をするなんてこと、あって欲しくないのだから
ない訳ないのは解っているのですが

想定から外したい
それもまた、親心としてはあると思います

もちろん、備えとして
「何があるかわからない」
その心構えがない訳ではないからこそ
日々、応急処置などの
とっさの対応を学んでいる訳です

そのおかげか、全てにおいて
素早い対応だった為
幸い、娘は元気です


先日、あるTV番組で
年収1000万以上の人が自己破産するケースもあれば
年収500万で貯金が1500万ある人もいる

そんな話をしていました

それは、お金の使い方に問題がある
と言うだけではないと言った事も話していました

収入が多ければ
必ず安定した生活が保証されている訳ではない

そういう事だと思います

その事は
私自身も、幼い頃に経験しています

私の幼少期は比較的裕福な家でした

当時の児童手当を受け取れる収入基準では、
受け取れないくらいの年収の家でした

それでも
バブルがはじけ、様々な要因で
その生活が一瞬にして失われました

本当に、「何があるかわからない」
それが人生なんだと
常常感じています


だからこそ
どんなに安定した生活ができていたとしても

私は、生活保護を無くす事を反対します
これは、必要なものです

最後の手段として必要

しかし、最後の手段だからといって
その制度利用者を粗末に扱う事は
人権侵害だと思います


住宅扶助と冬季加算の
減額案が進んでいます

住宅扶助に関して言えば
物価上昇に伴い、家賃なども
昔の家賃感覚ではとても無理です

一応、私も不動産業で
お仕事をさせていただいた経験があります

しかし、安いだけの物件には
それなりに理由があります

生活保護を受給する方には
事情のある方が多いですよね

昨今では高齢者が増えている

バリアフリーだったり、
病気の人が安心して暮らす為には
ある程度の住宅環境が必要です

その様な良物件で、家賃の安い住宅は
本当に掘り出し物です

私の勤めていた不動産会社では
そんな物件、無いに等しかったです

そしてこの問題は
更に、今後受給する方々が
受給しづらくなるのではと思うのです

例えば、住んでいる現在の家が、
住宅扶助の基準を上回っているとします

この場合、窓口では
水際対策なのか、本当の事なのか
「その家賃の家に住んでいては保護は受けられません」
と言う事があります

この言葉は
実際に言われた方が数年前にいます

厳密には、住宅扶助の上限以上は出ない
というだけで、
差額分を生活扶助費などから捻出すれば
住む事自体は可能です

しかし、かなり厳しいですよね・・・
1日2食にしないと・・・なんて

せっかく保護を受けて、
ちゃんと食べられる生活をしようとしているのに・・・

住宅扶助の基準が下がれば
そのようなケースが増えるでしょう

その事を考えた時
政府は、生活保護の水際作戦の一環として
住宅扶助の基準を下げようとしているのではないか?

とも思ったのです


冬季加算の削減についても
これは世帯単位でしか支給されませんので
金額も微々たるものです

地域によっては
その扶助では到底寒さを凌げず

生活費(主に食費)を削って
防寒対策費に当てている方も多いのです

下げるより、
上げるべき必要性があるくらいの冬季加算を
削減する

ちなみに、私の住む地域(関東)で
ひと月2000円前後の扶助費です

こんなささやかなものでも削減して
高齢の方々など体の弱い方々が
寒さで風邪をひいて病院にかかる

そして医療費が増えたら
また、「生活保護の医療費が高すぎる」
なんて理不尽な事を世間はいうのでしょうか?

めちゃくちゃです

私には
政府は高額納税できない国民は
生きる価値がないと言っているように
感じ取れてなりません