9月21日(土) 5℃/18℃ くもり 肌寒い

午前中は オプション(7000円)で ギョレメ野外博物館とトカルキリセへ出発
ギョレメ野外博物館の遠景です。


カッパドキアはアナトリア高原にある大奇岩地帯です。
数少ない世界複合遺産に認定されてます。
カッパドキアには、4世紀頃から多くのキリスト教徒が住むようになりました。
しかし、9世紀頃から強まったイスラム教徒の圧迫から逃れる為、
岩を削った洞窟に教会や聖堂、修道院を造り
ひっそりと信仰を深めていたといわれています。

その中心となった場所がギョレメ野外博物館です。
一時は約400ほどの教会が密集していた時代もあったそうで、
現在、その一部の教会が野外博物館として公開されており、自由に見学できます。
ギョレメ野外博物館へ行く途中見えた修道院です。


拡大すると出入り口が沢山見えます。


さあ、ここがギョレメ野外博物館の入口です。

いくつかの教会を見て回りますが フレスコ画はフラッシュに弱いので教会内部の写真撮影は禁止されてます。
そこで フレスコ画が有名な教会として、リンゴの教会、バルバラ教会、ヘビの教会、暗闇の教会、サンダルの教会の壁画の写真が提示されてます。 保存状態が良いフレスコ画はそれは素晴らしいものでした。
キリスト教徒達が眺めてきた色 質感 経年を味わう為に肉眼で見ることをおすすめします








重機が無い時代、掘りやすい土とはいえ出入り口を作り、
室をつくるのは大変だったことでしょう。
掘った土も丈夫な袋に入れて外に運び出すのはさらに労力がいります。


リンゴの教会から向こう側の岸壁に作られた住居を見ると小さな棚が並んでます。
それは 鳩の餌場でペットとして飼ってたそうです。
又、鳩ふんが溜まると肥料として活用したそうです。


②に続きます。