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どう返答してよいかわからず奏江は火照っている顔を机につけて目を閉じた。
(冷たい・・・)
相手にどういっても切り返されて自分がダメージを受けることを学び、あがらうことをやめた。
どうしようか考えないといけないのに頭がうまく働かない。
アルコールが悪いのか。
それとも相手が悪いのか。
ぎぃ
すぐ間近でテーブルがきしむ音が聞こえて目を開けた。
そこにあったのは社の腕だった。
「無防備だよね」
「・・・・・・・・・」
「酔ってて、うなだれてて、目を閉じて。襲ってくださいっていってるようなもんだよね」
「・・・信用してますから・・・それに、」
「・・・・・・」
「・・・・・・」
「それに?」
(なに、を、言おうとしたの、私!もーーー!)
一瞬でも考えたそのことに、恥ずかしくて顔を上げることが出来なくなってしまった。
続く
理想的な長さ。小ネタだから(´;ω;`)ブワッ
蓮キョはさ、本誌が動きすぎてて手が出せないんだけど・・・
なんていうか連載終了フラグがたったような感じがあるw