熊本地震被災された方へ レンジを使わない冷めにくいホットタオルの作り方 | もも日記

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2012年2月に生まれた息子は原発性肺高血圧症という難病です。生まれてからずっとNICUで治療をがんばっています。ちょっとずつちょっとずつでいいから良くなりますように・・・

熊本地震で断水や停電がつづいているかたも沢山いらっしゃると思います。

以下にホットタオルの作り方を記載します。レンジを使用しない方法で、お湯も少量ですみ、冷めにくいです。小さなお子さんやお年寄りでオムツを使用されている方。入浴できないとオムツかぶれも心配だと思います。ホットタオルで優しく拭くだけで予防になります。良ければ参考になさって下さい。

※文章はhttps://suian.or.jp/よりお借りしました。URLを開いていただくと画像つきで詳しくみれます。

災害時生活支援講習会で行う、「ホットタオル」の作り方を解説します。ポイントは『少量のお湯で作ることができる』こと。災害時やアウトドアなどで、少ないお湯しか用意できない状況でも、効果を発揮します。

避難生活にとどまらず、普段の生活の中でも活用できます。熱いタオルを作って、体や顔を拭くことで、全身の清潔を保てます。また、気分を良くして心の緊張をほぐすのに役立ちます。

【準備するもの】

  1. 拭く用途のタオル ~浴用タオル(日本手ぬぐいのサイズが目安)がおすすめ
  2. 熱さを防ぐ用途のタオル ~拭く用途のタオルよりも大きいサイズのものを
  3. ビニール袋 ~拭く用途のタオルが入るサイズ
  4. お湯を入れるカップ ~コーヒーカップなど
  5. 熱湯 ~乾いたタオルが湿る程度を目安に(浴用タオルサイズ1つに付き100ml~120ml程度が目安)
  6. 手袋 ~必要に応じて熱さに備えるため

それでは、実際の作り方を解説していきます。

《注意!》作るとき、使用するとき、やけどしないよう、十分に注意しながら行って下さい。

1.熱さを防ぐ用途の大きめのタオルを敷き、ビニール袋に体を拭く用途の乾いたタオルを入れ、熱湯をタオル全体にふりかけるように、まんべんなくかけます。

2.タオルを平らに整えます。この後の巻いていく際、ビニール袋の空き口が、巻き込み始める内側とは反対の外側に出ている向きにします。熱いので注意です。


3.熱さを防ぐためのタオルで、ビニール袋に入ったタオルを巻き込み、軽く押さえていきます。


4.巻き込み終えたら、上から強めに押さえて、熱湯をタオル全体にゆきわたらせます。


広げてから、タオルを取り出します。「ホットタオル」の完成です。熱いので注意です。


ホットタオルで体を拭いた後は、乾いたタオルで湿り気を取るとよいでしょう。

【参考とポイント】

  • ホットタオルで髪を拭いたりすることもできます。「ドライシャンプー」剤があれば、大量の水を使わずに洗髪することができます。
  • ホットタオルを少量のお湯で作ることができるのは、タオルが乾いたものであるのが重要です。(濡れてしまったタオルでは、熱くするために多量のお湯が必要になります。濡れたタオルでは電子レンジ等を使用する方が効果的です)