私は急性期の時に、泣きました。
回復期の時に、「この先を考えましょう」と看護師さん言われた時も泣きました。
上手く言葉が出ない事、右手が上手く使えない事、足が思うように動かないことなどを悲感して、泣きました。
この感情の表出が大切なんでは無いかと、今になって思います。
訴えを聞くリハビリのスタッフは、負担になるかも知れませんが・・・。
大部屋で同じ患者さん同士ではげましあっている姿をよく見かけます。
でも、感情を表出できずに、患者さんが1人で明るく過ごす姿を見かけると、ちょっと話かけに行ってしまいます。
ある日突然、麻痺になるって大変ショックな出来事なんですよ。
どうにかしようと思っても、自分ではどうしようも無いんです。
自分で動けると思って、トイレに1人になった時に動いてみたり、それで失敗し・・・。
「本当に動け無いんだ」と自覚して・・・。
それを乗り越えて、回復して行くような気がするんです。
その過程で、泣くという感情の表出は、とても大切なのだと思っています。
誰でも、元気な頃に戻りたいと思っているのですから・・・。
最後までお読み頂きまして、ありがとうございます。
皆様の幸せな生活を心よりお祈り申し上げます。