ステレオ写真:2009年、どうなる立体写真。
数々のHP、掲示板、ブログ、写真アップサイトで立体写真を目にするが、相変わらず一部のマニアだけって感じである。そういう意味では3Dは映画の方が進んでいるらしい。特にアメリカでは。
日本ではどうなのか。アニメにしても3D的なものは何となく盛り上がらない。昔ながらの平面的なタッチが好まれる。写真にしても立体写真は一部のマニアと言うか、一時興味を持たれる対象でしかないのである。2009年富士フィルムの3Dカメラが発売される。これにより普通の人に立体写真の面白さが広まれば良いと思う。まあ、その前に立体ゆえに表現できる面白さを、もっと多くの人で見出さないと立体写真は永久に一時のお遊び的存在にしかならないと思える。有名なサイトやらを見に行くが、技術的なコンテンツが多く、写真やら映像やらの面白みを追求したものがまだまだ少ない。
3次元故に2次元の平面写真より表現方法が多くあって良さそうだが、その辺がまだまだ開拓されていない。
要は深みのある写真が撮れない。人を惹き付ける写真が撮れない。3Dにより現実感が増してしまうため、最初見た瞬間の印象は強くても、感激が持続しない。映像表現の開拓こそが今最も必要とされる。
自分自身もどうにもならないのがもどかしい。もっと写真が上手くなりたいものだ。
ついでに見て行って、ギャラリー別館。
ポートレート・ステレオ写真をたくさん掲載しております。
http://windows3d.hp.infoseek.co.jp/index.html
立ち上がりに2~3分程掛かる場合があります。気長に待って下さい。
現代版ステレオカメラ
目立たず携帯、さっと動体撮影。ベストショットの為の新カメラ形態。