はじまりは今 | ツエーゲン金沢を陰ながら見守るSIXXのブログ RETURNS

はじまりは今

そろそろ煽るか




カテゴリーの差:2つ


対戦場所:相手のホーム


応援人数:たぶん100倍


個々の実力差:俺はそんなにあるとは思わない

(が、あるからゆえのカテゴリー差でもある)




こんな相手ですが



勝ちます。





客観的にみても差はあります。

そのくらいは認めます。




清水に勝った試合は見事だった。

このところの快進撃で強化部長の口からは

「ACL」というワードも飛び出した。

川崎を返り討ちにしたら現実的な目標となるだろう。





こんな相手ですが



勝ちます。




じゃあ逆に考えてみる。


俺達が彼らより勝っているところはどこだ?















黙るなよ諸君w







あるよ







あるだろ?









「この試合に勝ちたいという気持ち」ですよ。







どうだ、まさかの精神論だ。


しかしこれしかないのだ。





俺達が勝って得るものはデカ過ぎるのだ


この勝利の重要さ、みんなわかってんだろうな


「J1の首」ですよ


寝た子を起こすにはこれ以上の妙薬あるかね?




向こうは蚊に刺されたもんさ


リーグ戦のほうがそりゃ大事だろうしな


いいわけはいっぱいあるし


だからと言って観客数は減らないし、次の試合はまた3万集まる




ところが俺たちゃそうはいかない




「ああ、やっぱこんなもんか」


と、普段観に来ない人達はきっと報道を見てこう言う


そしてやっぱり次も観に来ない




さらに、勝って得るものもうひとつ



「北信越絶対王者からの勝利」



である。






エリアという物理的な運命とは

避けたくても避けられないもの

天変地異でもないかぎり

一生ついて回るもの



抱く感情は複雑だ



親近感、という人もいるだろう。

ありがたいことに石川に住んでいながらわざわざ応援している人も知っている。

同じJ1なら自分らに近いとこ、そういう心情なのだろうか。




本当か?




本当にそうか?




違うだろ?




もうひとつ重要な感情を押し殺しちゃいないか?



普段は俺に遠慮して言ってないんじゃないか?w





アジアにおきかえるとわかりやすい




民族的には親近感が湧くのは確かだ




無人島で独りぼっちになった時


チリ人よりはミャンマー人のほうがなんか喋れそうな気がする



ただ親近感だけではないはずだ



日韓、日中みりゃ一目瞭然


同じエリアであるからこそ比べるものなのである


そしてより負けたくない感情があるはずなのだ





あんまり書くと2chぽくなっていやなのだが



俺が石川県民なら・・・


絶対負けたくないっていうか


意地でも負けてるなんて言わない


今は負けてても絶対追いつくと言う


中心部人口は同じなのになんだよこの差は!と行政を恨むw


やっぱ署名するw




「なんだよ、いっつもそっちばっかりコンチクショー」




この感情は同一エリア相手でなければ出ない


東京や大阪を本気で羨むか?


「こっちにもディズニーランド作れよ!」とはいわんだろ






「胸を借りる」とか言うな


 てか言わなくていい


 俺に気を使うなw



「J1だかなんだか知らねえが同じ北信越には負けてられっかよ」


「勝った方がキングオブ北信越」って勝手に名乗っちゃえばいいのだよ


 俺は勝って静まり返る3万人の前で高らかに誇るね


「We are Zweigen!」とね






正直にいいますとね


じぶんの未来予想図は「全体最適」な構図なんですよ

富山がいて、福井がいて、長野がいて、松本がいて、んで新潟がいて


そんなJ1が観れる日が来たらなと

そういや「自分とこさえ良けりゃ」みたいなドSな言葉を最近聞いたがw


人とカネが集まりにくい地方で

未来永劫的に磐石なスポーツ興行の基盤を構築するには

スター選手とか人気チームに乗っかるような興行じゃダメなのよ

近隣エリア同士の覇権を賭けたしびれるようなマッチアップ

そして切磋琢磨、それが必要不可欠であると思う次第


決して近くない将来

北信越という覇権をかけて

この先何度でも戦う相手

9月5日はその長きに渡る戦いのはじまりなのである


2カテゴリーくらいの差で

名前負けしているようじゃこの先が知れている

ボロは着てても心は錦

同じ北信越には負けられん






整理する


勝って得るもの


「J1の首」という勲章

「同一エリアからの勝利」という自信と小さな誇り





こんな相手だから



勝ちます。



勝たねばならないのです。