全日本選手権2015・男子SP | フィギュアスケート研究本

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フィギュアスケート:全日本選手権・男子SP

2015年12月25日(金) 17時25分 スタート

羽生、ジャンプで転倒もSP首位発進 宇野は2位、無良3位

順位 選手名 所属 得点


1位 羽生結弦 ANA 102.63
2位 宇野昌磨 中京大中京高 97.94
3位 無良崇人 HIROTA 93.26
4位 村上大介 陽進堂 83.49
5位 小塚崇彦 トヨタ自動車 78.19
6位 田中刑事 倉敷芸術科学大 74.19
7位 日野龍樹 中京大 74.03
8位 中村優 関西大 69.47
9位 川原星 福岡大 66.72
10位 宮田大地 法政大 66.61
11位 山本草太 愛知みずほ大瑞穂高 62.92
12位 友野一希 浪速高校スケート部 62.51
13位 服部瑛貴 法政大 61.94
14位 鈴木潤 北海道大 61.82
15位 小田尚輝 岡山理大附高 61.21
16位 佐藤洸彬 岩手大 60.03
17位 島田高志郎 就実学園 58.41
18位 須本光希 上野芝スケートクラブ 58.11
19位 磯崎大介 同志社大F 57.15
20位 吉野晃平 関西大 55.97
21位 野添紘介 明治大 54.89
22位 木村真人 八戸GOLD F・S・C 53.19
23位 山田耕新 パピオフィギュアクラブ 53.02
24位 片田龍太 名古屋工業大 51.54
25位 梶田健登 明治大 51.42
26位 笹原景一朗 同志社大F 51.28
27位 佐上凌 明治大 50.85
28位 湯浅諒一 関西大 50.69
29位 中野紘輔 飯塚フィギュアクラブ 50.36
30位 渡部幸裕 法政大 49.56

詳細

総括


フィギュアスケートの全日本選手権が25日、北海道の真駒内セキスイハイムアイスアリーナで開幕し、男子ショートプログラムでは、羽生結弦(ANA)が102.63点で首位に立った。2位は宇野昌磨(中京大中京高)で97.94点、3位は無良崇人(HIROTA)で93.26点だった。

羽生は冒頭のイーグルから入る4回転サルコウは転倒するも、続く4回転トウループ-トリプルトウループ、後半のトリプルアクセルはきれいに着氷させる。演技後は苦笑いを浮かべたが、得点は出場30選手で唯一100点の大台を超える貫禄の演技で、大会4連覇へ弾みをつけた。

2016年3月に行われる世界選手権(米国・ボストン)の代表選考会を兼ねた今大会。代表枠「2」をめぐり、26日のフリースケーティングはし烈を極めそうだ。


SP首位の羽生結弦【坂本清】

30:山本草太(愛知みずほ大瑞穂高)

山本草太の演技がスタート。全日本ジュニアで初優勝し、ジュニアグランプリファイナル3位と2年連続でメダルを獲得した。
曲は「ポエタ」。冒頭のトリプルアクセルは軸が外れて転倒。後半に入れた4回転トウループは抜けて2回転に。続くトリプルルッツ-トリプルループは力いっぱい跳んで着氷。4回転を組み込んだシニア仕様のプログラムに挑戦したが、大技2つにミスが出てしまった。
得点は62.92点で11位。この結果、羽生が首位発進、2位は宇野、3位は無良となった。

■コメント
最終滑走という部分もありますし、シニアの大会で新しい構成で、いろいろ新しい場面が多かったのですが、何も緊張もなかったですし、ここまでいい練習ができていたので、その練習と同じことができなかったというのが今シーズン多くてすごく悔しいです。まだフリーも明日あるので、また練習と同じことができればいいなと思います。

(フリーに向けて)とにかくここ最近トリプルアクセルと4回転を皆さんの前で見せられていないので、いい加減決めたいです(笑)。



29:無良崇人(HIROTA)

無良崇人の演技がスタート。今季けがでやや出遅れたが、NHK杯では3位と調子を上げてきている。
曲は「黒い瞳」。冒頭、4回転トウループ-トリプルトウループをきれいに着氷し、続くトリプルアクセルも高さのあるジャンプで着氷。後半のトリプルルッツも余裕を持って決めた。終盤のステップも力強く滑りきり、フィニッシュでは両手でガッツポーズを見せた。
得点は93.26点で暫定3位。

■コメント

「(3位に入った)NHK杯で、次の全日本では90点以上を出すという気持ちで練習をしてきたので、93点を出せたのはすごく嬉しいです。また、このトップスケーターが集まる緊張感のある全日本選手権の中で、ミスが許されない状況の中でしっかり最後までやり切れたのはうれしいです。(かなり気持ちがこもっていて気合が入っていたが?)冒頭の2発、特に6分間(練習)がシビアな着氷が続いていたので、ちょっとしっかりやらなきゃなという気持ちがあって前半はすごく余裕がなかったんですが、そこを決めた後に、曲調が変わって観客の皆さんに手拍子をいただいて、そこから自分もリラックスしてできたかなと思います。

(緊張感の中で、日本のお客さんの前で滑ることについては?)どの選手にもすごく温かく応援してくださっているので、すごくありがたいなと思いますし、その中でいい演技ができたことは、ここから先、1月から後ろの試合に向けてもすごくいいスタートになったなと思います。

(フリーに向けて)ゆづや昌磨も高得点をどんどん出してくる選手ばかりですし、自分はいま3番だと思いますが、どんどん下からも突き上げてくると思うので、しっかり上に食らいついていくという気持ちを忘れずに最後までやりたいと思います」



28:村上大介(陽進堂)

村上大介の演技がスタート。今季初めてグランプリ2戦にエントリーし、目標に掲げていたファイナルに進出した。
曲はレ・ミゼラブルより「Bring Him Home」。冒頭の4回転サルコウ、続くトリプルアクセルをきれいに着氷。後半のトリプルルッツで着氷がやや前のめりになり、こらえてダブルトウループつけた。3回転の連続ジャンプは入らなかったが、体を大きく使って丁寧に演じきり、フィニッシュでは納得したようにうなずいた。
得点は83.49点で暫定3位。

■コメント

「全日本という舞台はすごく厳しい試合で、そのなかで日本のトップ選手と争うのはすごく厳しいので、今日は80パーセント出せたかなと思います。(ガッツポーズは何に対して?)とにかく80点は絶対に超えたいと思っていたので、その課題はクリアということで、できる限り明日のフリーでは今日みたいに笑顔で滑りたいと思います」



27:小塚崇彦(トヨタ自動車)

小塚崇彦の演技がスタート。今季はけがで中国杯を棄権し、ロシア杯では9位。去年3位に食い込んだ大会で巻き返しを狙う。
曲は「Respedo y Orgullo Farruca」。冒頭、4回転トウループをややこらえながらも着氷。続くトリプルアクセルも流れのあるきれいな着氷。後半、トリプルルッツでややバランスを崩し、ダブルトウループをつけて片手をつくがこらえる。最後のジャンプでミスが出たが、大技を2本着氷し演技をまとめた。
得点は78.19点で暫定3位。

■コメント

「何とか試合に持ってこれたなという感じがしていますが、最後のジャンプは、特に去年も失敗しているので、いっぱい練習したつもりでいるんですけど……。ただ、練習のときはどうなるかと思ったんですが、体は良く動いているなと実感できたので、後は思い切ってフリーでやるだけです。

(公式練習では苦労していたが?)練習のとき、ことごとくパンクしたり転倒したりしていたので、どうなるのかなという思いはありました。でも、6分(間練習)でもきれいなものも下りられましたし、思い切ってやるしかないと思いました。(自分としてはどのくらいの満足感?)得点が表しているくらい、78点、80点行かないかなという感じで、最低ライン、しっかり練習はしてきたんだなと自分が思える程度の点数かなと思います。

(調整がうまくいった理由は?)自分の体と対話をするというか、とにかく自分がしっかりできるように、自分のことは自分が一番知ってるというのが僕の考え方なので、もちろん客観的に見る目も必要ですが、自分の体調というものを自分で知るということが大事かなと思います。(悔しいのか、ホッとしたのか?)練習からしたら本当にいい出来だったというしかないですが、中京(大)と新横浜ではうまくできていたので、最後にルッツでああいう失敗になってしまって残念だなと思います。

(フリーに向けて)あとは自分の体を信じてやるだけだと思います。ロシア大会のときは(演技の後に)立っているのもままならないくらい体力がなかったのですが、こうやってしっかりしゃべれてますし、質問もちゃんと聞こえているので(笑)、体力はあるんだなと感じています。(去年のフリーは素晴らしかった。それをイメージすると明日も楽しみでは?)前回のフリーのときとはまた違う雰囲気なんじゃないかなと思いますが、とにかく自分を信じて、体が動いているのは自分で感じられたので、あとは気持ちで。去年のフリーもそれだけだったので、とにかく最後までやりたいなと思います」



26:鈴木潤(北海道大)

鈴木潤の演技がスタート。東日本選手権2位。
曲は「Flamenco a go go」「Dementia」。冒頭のトリプルアクセルはこらえながらも着氷。続くコンビネーションはトリプルトウループ-ダブルトウループに。トリプルループはステップアウト。北海道大学3年、地元での大舞台に大きな拍手が送られた。
得点は61.82点で暫定10位。



25:田中刑事(倉敷芸術科学大)

田中刑事の演技がスタート。西日本選手権優勝、初出場のNHK杯では自己ベストで5位に入った。
曲は「ブエノスアイレスの春」。冒頭の4回転サルコウは2回転に抜ける。続くトリプルアクセルはきれいな着氷。後半のトリプルフリップ-トリプルトウループもきれいに降りた。大技で痛いミスが出たが、ピアソラのタンゴを情感豊かに、しなやかに演じきった。
得点は74.19点で暫定3位。



24:宇野昌磨(中京大中京高)

宇野昌磨の演技がスタート。今季ジュニアデビューでGPファイナルに進出し3位に入るなど早くも実績を残している。
曲は「Legends」。冒頭、イーグルから入るトリプルアクセルをきれいに着氷。後半の4回転トウループはこらえながらも着氷し、トリプルフリップ-トリプルトウループも決めた。最初から最後まで落ち着いた演技を見せ。演技後はほっとしたように大きく息を吐いた。
得点は97.94点。高得点で暫定2位。

■コメント

「すごいやり切ったという気持ちはあまりなく、練習してきたことを試合に出せたという気持ちはあるんですけど、素晴らしい演技ができたという満足感はないです。ショートプログラムにミスが多くて、不安要素があったんですけど、なんとかジャンプを成功させることができてホッとした気持ちはあります。ただ、まだできたことはあるんじゃないかと思うので、改善点もあるかなと思います。(具体的には)4回転トウループの着氷もそうですし、(GP)ファイナルの演技のほうが踊っていてキレもあったと思うので、あの表現をしつつ、ジャンプもできたらよかったですね。

(点数については)予想よりはるかに大きな点数が出ましたけど、まだまだ課題も見つかったので、今は演技をして満足していないことがいいかなと思います。(97点を出してもさらに上の選手がいるという環境については)これからずっと目標にしていく選手で、いつか同じ立場になりたいと思います。(フリーに関しては)練習してきたことを明日のフリーで出していくことが一番の目標で、終わったあとに自分が満足して、この場に立てたらなと思います」



23:磯崎大介(同志社大F)

磯崎大介の演技がスタート。西日本選手権3位。
曲はアカペラアレンジの「Mas Que Nada」。冒頭のトリプルループは転倒。続くトリプルルッツ-ダブルトウループはこらえながらも着氷。後半のダブルアクセルはきれいに降りた。羽生に投げられた花の回収に時間がかかりやや待たされたが、冒頭のミスのあとで立て直した。
得点は57.15点で暫定12位。



22:羽生結弦(ANA)

羽生結弦の演技がスタート。今季世界最高得点を2度更新するなど絶好調。公式練習でもジャンプの安定感を見せている。
曲は「バラード1番」。冒頭、イーグルから入る4回転サルコウは転倒。4回転トウループ-トリプルトウループ、後半のトリプルアクセルはきれいに着氷した。2大会続けて決めていたサルコウでミスがあり、フィニッシュでは苦笑いのような表情。リンクには大量の花束が投げられている。
得点は102.63点で暫定トップ。

■コメント

「正直悔しいです。明日(FS)に向けて早く考えたいところですが、まずは今日の反省点を振り返って、洗い出していきたいと思います。

(具体的には)やっぱり最初の転倒は大きなものだったので、全体的には一昨シーズンから比べると1つミスがあってもこれだけ出せているので、良いとは思うんですけど、失敗は失敗なので、精神状態を1つ1つ振り返っていきたいなと思います。

(公式練習からサルコウはあまり調子が良くなさそうだったが)6分間練習で修正できたと思ったんですけどね。たぶん心の持ちようもあったと思いますし、フォームもずれてきたかなといいのもあります。ただまた明日の練習もあるので、また1つ1つ考えていくしかないと思います。

(違った緊張感があった?)緊張感よりもリラックスしてすごく良い状態で臨めたかなと自分では思っています。それが自分の中では良い状態だったと思いますけど、それが良くなかったのかもしれないし、それとは違った点で良くない点があったかもしれないです。試合は1回しかないので、明日に向けてというのを少し考えないといけないと思います。

(気持ちの面ではリラックスしすぎた?)リラックスしすぎている面はたぶんあると思います。ただ、本当は良い状態か悪い状態かは分からないですし、試合によって違うので、それを良いバランスでやらないといけないと思います。

(フリーに向けては)とにかく良い演技ができるように一生懸命やりたいと思います」



21:服部瑛貴(法政大)

服部瑛貴の演技がスタート。東日本選手権優勝。
曲は「Downhil Special」。トウループの3回転-3回転はセカンドジャンプでステップアウト。トリプルループはきれいに着氷、後半のダブルアクセルは片手をついたか。途中のポーズで歓声が上がるなど、スイングジャズのリズムに乗って軽快に演じた。
得点は61.94点で暫定6位。



20:川原星(福岡大)

川原星の演技がスタート。今季からシニアに参戦、スケートカナダ10位。
曲は「Tango De Los Exilados」。冒頭のトリプルアクセルをこらえながらも着氷し、トリプルループ-トリプルトウループも着氷。単独のトリプルルッツも流れのある着氷。大きなミスなく演技をまとめた。
得点は66.72点で暫定3位。



19:日野龍樹(中京大)

日野龍樹の演技がスタート。西日本選手権2位。
曲は「アルツァフ」。トリプルサルコウ-トリプルトウループをきれいに着氷し、続くトリプルアクセルも着氷。後半のトリプルルッツをきれいな流れで着氷しガッツポーズ。場内の手拍子に後押しされ、伸びやかな演技を見せた。フィニッシュではかみ締めるように両手で大きくガッツポーズ。
得点は74.03点で暫定トップ。



18:島田高志郎(就実学園)

島田高志郎の演技がスタート。今季ジュニアデビューでジュニアGP2戦に出場。全日本ジュニア4位。
ひときわ大きな歓声の中登場、曲は「トスカ」。冒頭のトリプルルッツはステップアウトでコンビネーションにならず。続くトリプルサルコウにダブルトウループをつけてリカバリーし、ダブルアクセルもきれいに着氷。今季SPでやや苦戦しているが、ジャンプにミスが出て残念そうな表情も、キスアンドクライでは笑顔。
得点は58.41点で暫定6位。



17:湯浅諒一(関西大)

湯浅諒一の演技がスタート。西日本選手権9位。
曲はflamenco。トリプルトウループの3回転-3回転はこらえて単独ジャンプに。後半のトリプルサルコウにダブルトウループをつけてリカバリーし、続くダブルアクセルもきれいに着氷した。
得点は50.69点で暫定15位。

16:笹原景一朗(同志社大F)

笹原景一朗の演技がスタート。西日本選手権8位。
曲はリベルタンゴ。最初はフライングキャメルスピンから。トリプルルッツ-ダブルトウループを落ち着いて決めたが、続くトリプルフリップは降りた瞬間にエッジが滑って転倒。終盤のダブルアクセルは流れのある着氷で決めた。
得点は51.28点で暫定13位。

15:渡部幸裕(法政大)

渡部幸裕の演技がスタート。東日本選手権8位。
曲は「ロクサーヌのタンゴ」。トリプルトウループの3回転-3回転はセカンドジャンプでややバランスを崩すがこらえる。続くトリプルルッツは高さがあったが転倒。ダブルアクセルもやや前に体重がかかったがこらえた。最後のスピンでもバランスを崩したがステップでは体を大きく使い力強さを見せた。
得点は49.56点で暫定15位。

14:須本光希(上野芝スケートクラブ)

須本光希の演技がスタート。全日本ジュニア6位、ジュニアGPアメリカ大会では7位。
曲は「パガニーニ5」。トリプルルッツがステップアウトし、コンビネーションにならず。続くイーグルからのダブルアクセルは流れのある着氷。終盤に配置したトリプルフリップにトリプルトウループをつけてきれいに着氷しリカバリーした。
得点は58.11点で暫定6位。

13:小田尚輝(岡山理大附高)

小田尚輝の演技がスタート。西日本選手権5位。
冒頭にきれいなトリプルアクセルを着氷。続くトリプルトウループ-トリプルトウループも高さのあるジャンプで着氷。トリプルループはステップアウト。エルビス・プレスリーの曲を使ったプログラムで場内の手拍子を誘った。
得点は61.21点で暫定4位。

12:佐藤洸彬(岩手大)

佐藤洸彬の演技がスタート。東日本選手権3位、昨年は新人賞を受賞し世界ジュニアにも出場。
曲は昨季と同じ「Ghali Aiay」。冒頭のポーズから歓声が沸く。トリプルアクセルはステップアウト、続くトリプルフリップは途中で体が開いてしまい前向きで両足着氷。最後のトリプルルッツに両手を上げたダブルトウループをつけてリカバリーした。
得点は60.03点で暫定4位。

11:佐上凌(明治大)

佐上凌の演技がスタート。東日本選手権5位。
曲はシルクドゥソレイユ。トリプルルッツ―トリプルトウループをきれいに着氷し歓声が上がる。続くトリプルフリップはバランスを崩し片手をつくが何とか転倒を免れる。後半のダブルアクセルはきれいに着氷した。
得点は50.85点で暫定10位。

10:野添紘介(明治大)

野添紘介の演技がスタート。東日本選手権4位。
曲は「ポエタ」。冒頭のトリプルアクセルはオーバーターンでこらえる。トリプルルッツ-ダブルトウループをしっかりと着氷し、単独のトリプルトウループも決めた。
得点は54.89点で暫定5位。

9:山田耕新(パピオフィギュアクラブ)

山田耕新の演技がスタート。西日本選手権4位。
曲は「真夏のカルメン」。冒頭、トリプルトウループ-トリプルトウループを着氷し、続くトリプルルッツも流れのある着氷。1つ目のスピンでバランスを崩してしまったが、その後立て直し後半のダブルアクセルも決めた。2年前大学卒業とともに引退をしたが、今季競技に復帰。再び全日本の舞台で演じきった。
得点は53.02点で暫定6位。

8:友野一希(浪速高校スケート部)

友野一希の演技がスタート。全日本ジュニア2位。
曲は「Japanease Doll」。冒頭、トリプルアクセルをこらえながらも着氷し、続くトリプルルッツ-トリプルトウループも着氷。単独のトリプルフリップも決めた。太鼓が響く和風のアップテンポな曲に乗って、リズミカルに演じた。
得点は62.51点で暫定3位。

7:木村真人(八戸GOLD F・S・C)

木村真人の演技がスタート。東日本選手権6位。
曲は「グランギニョール」。冒頭、トリプルサルコウ-ダブルループを着氷、続くトリプルルッツは軸がぶれたが耐えて着氷。後半のダブルアクセルも決めた。アップテンポの音楽に合わせて力強く滑りきった。
得点は53.19点で暫定4位。

6:中野紘輔(飯塚フィギュアクラブ)

中野の演技がスタート。西日本選手権10位。
曲はポエタ。冒頭はダブルアクセルにしてきれいに着氷。続くトリプルルッツ-ダブルトウループも着氷し、後半のトリプルフリップも着氷した。好演技が続くなか、しっかりと演じきった。
得点は50.36点で暫定6位。

5:吉野晃平(関西大)

吉野晃平の演技がスタート。西日本選手権6位。
曲はA Thousand Years。冒頭のトリプルフリップをきれいに着氷し、続くトリプルルッツ-ダブルトウループも着氷。後半のダブルアクセルもきれいに決めた。
得点は55.97点で暫定3位。

4:宮田大地(法政大)

宮田大地の演技がスタート。全日本ジュニア3位。
曲は「シンドラーのリスト」。トリプルルッツ-トリプルトウループ、ダブルアクセルと続けて着氷し、後半のトリプルフリップも決めた。切ない旋律を体いっぱいに表現し、本人も納得の演技。フィニッシュでは両手でガッツポーズ。
得点は66.61点で暫定2位。

3:中村優(関西大)

中村優の演技がスタート。全日本ジュニア5位。
曲はリベルタンゴ。冒頭、トリプルアクセルをきれいに着氷。続くトリプルルッツ-トリプルループもこらえながら片足で着氷。単独のトリプルフリップもきれいに決めた。高難度のプログラムを大きなミスなくまとめ、フィニッシュではガッツポーズ。大きな拍手を浴びた。
得点は69.47点で暫定トップ。

2:梶田健登(明治大)

梶田健登(明治大)の演技がスタート。東日本選手権7位。
曲は「月光」。ダブルアクセルをきれいに決めたが、トリプルルッツ-トリプルトウループではセカンドで両手をつく。単独のトリプルフリップは転倒。
得点は51.42点で暫定2位。

1:片田龍太(名古屋工業大)

片田龍太の演技がスタート。西日本選手権7位。
曲はマラゲーニャ。冒頭のトリプルトウループ-トリプルトウループをきれいに決め、後半のダブルアクセル、トリプルサルコウも着氷。1番滑走でしっかりと滑りきった。
得点は51.54点。
10:野添紘介(明治大)

野添紘介の演技がスタート。東日本選手権4位。
曲は「ポエタ」。冒頭のトリプルアクセルはオーバーターンでこらえる。トリプルルッツ-ダブルトウループをしっかりと着氷し、単独のトリプルトウループも決めた。
得点は54.89点で暫定5位。

羽生、SP100点超え 首位発進 全日本フィギュア

2015年12月25日22時02分 朝日新聞デジタル

フィギュアスケートの第84回全日本選手権が25日、来年3月の世界選手権(米・ボストン)の最終選考を兼ねて札幌市の真駒内セキスイハイムアイスアリーナで開幕した。

 男子ショートプログラム(SP)では、グランプリ(GP)ファイナルで史上初の男子シングル3連覇を果たした羽生結弦(ANA)が冒頭の4回転サルコーで転倒したが、以降は無難にまとめて102・63点で首位に立ち、大会4連覇に向けて好発進した。GPファイナル3位の宇野昌磨(愛知・中京大中京高)が97・94点で2位につけた。3位は無良崇人(洋菓子のヒロタ)で93・26点。

 ペアSPは須藤澄玲(すみれ)、フランシス・ブードロオデ組(神奈川FSC)が53・31点で3組中のトップ。アイスダンスのショートダンス(SD)では、村元哉中(かな)、クリス・リード組(木下ク)が58・36点で4組中の首位に立った。

 26日は女子SPと男子フリーが予定されている。

 ▽男子SP ①羽生結弦(ANA)102・63点②宇野(愛知・中京大中京高)97・94③無良(洋菓子のヒロタ)93・26④村上(陽進堂)83・49⑤小塚(トヨタ自動車)78・19⑥田中(倉敷芸術科学大)74・19

     ◇

 SP3位の無良 「90点以上出す、と思って練習してきた。フリーでは上に食らいつく。ユヅ(羽生)についていく」

 SP4位の村上 「全日本はトップ選手が集まる厳しい試合。そのなかで、80%は自分の演技が出せたかな」

 SP5位の小塚 「練習のときはどうなるかと思ったが、体は動いている。ロシア杯では最後、立っているのもつらかったので」

 SP11位の山本(愛知みずほ大瑞穂高) 「最初のトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)で変なこけ方をしたので、次の4回転は不安しかなかった」


男子SP演技後、声援に応える羽生結弦=白井伸洋撮影

↓リザルト

http://www.jsfresults.com/

↓別プログに、男子SP動画を紹介しております。

http://ameblo.jp/shuppansport/entry-12110355731.html
全日本選手権大会2015 男子SP動画



今季、日本男子の世界選手権の出場枠が二人なのですよね……。(>_<)

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