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フィギュアスケート研究本

フィギュアスケートの未来を考える同志が集う場所です

http://live.sportsnavi.yahoo.co.jp/live/sports/figureskate_all/5497

フィギュアスケート:全日本選手権・女子SP

2015年12月26日(土) 13時45分 スタート

真央、出遅れSP5位 首位は宮原

順位 選手名 所属 得点


1位 宮原知子 関西大中・高スケート部 73.24
2位 本郷理華 邦和スポーツランド 68.39
3位 樋口新葉 日本橋女学館 67.48
4位 村上佳菜子 中京大 66.02
5位 浅田真央 中京大 62.03
6位 白岩優奈 京都醍醐FSC 61.92
7位 永井優香 駒場学園高 60.42
8位 新田谷凜 愛知みずほ大瑞穂高 60.10
9位 青木祐奈 神奈川FSC 58.96
10位 松田悠良 中京大中京高 58.76
11位 本田真凜 関西大中・高スケート部 58.23
12位 木原万莉子 京都醍醐FSC 58.10
13位 横井ゆは菜 邦和スポーツランド 56.30
14位 磯邉ひな乃 立命館宇治高 55.69
15位 今井遥 新潟県連 55.20
16位 上野沙耶 関西大 55.05
17位 坂本花織 神戸FSC 53.90
18位 高橋美葉 札幌大 52.41
19位 加藤利緒菜 長尾谷高 52.35
20位 鈴木春奈 日体荏原高スケート部 51.49
21位 西野友毬 明治大 49.81
22位 大庭雅 中京大 49.52
23位 小槇香穂 就実学園 47.38
24位 森千夏 愛知みずほ大瑞穂高 45.84
25位 安原綾菜 関西大 42.96
26位 大矢里佳 中京大中京高 42.78
27位 細田采花 関西大 41.44
28位 谷口美菜 中京大中京高 37.08
29位 土橋亜海 北海高 35.82
- 中塩美悠 広島スケートクラブ 欠場

詳細

総括


フィギュアスケートの全日本選手権は26日、北海道の真駒内セキスイハイムアイスアリーナで女子ショートプログラムが行われ、連覇を目指す宮原知子(関西大中・高スケート部)が73.24点でトップに立った。2位は本郷理華(邦和スポーツランド)で68.39点、3位は樋口新葉(日本橋女学館)で67.48点。
3年ぶりの優勝を狙う浅田真央(中京大)は、62.03点で5位と出遅れた。

浅田は冒頭のトリプルアクセルでステップアウトすると、続くトリプルフリップでも着氷でバランスを崩し手をつくミス。これまでの演技構成から難度を落として臨んだが、ジャンプで精彩を欠き、演技直後、残念そうに天を仰いだ。2016年3月に行われる世界選手権(米国・ボストン)の代表選考会を兼ねた今大会。浅田にとっては厳しいスタートとなった。

フリースケーティングは27日に行われる。


SP5位と出遅れた浅田【坂本清】

30:宮原知子(関西大学中・高スケート部)

宮原知子の演技がスタート。今季はNHK杯でGP初優勝を飾り、初出場したGPファイナルで2位に入った。今大会連覇を狙う。
曲はリバーダンスより「ファイアーダンス」。冒頭、トリプルルッツ-トリプルトウループをきっちりと着氷。1つ1つのポーズに場内から歓声が飛ぶ。後半、トリプルフリップとダブルアクセルも危なげない着氷。持ち前の安定感を発揮し、迫力のある演技でスタンディングオベーションを誘った。
得点は73.24点でトップに立った。

■コメント

「最初の3回転+3回転は思った以上にうまく跳べたので、フリップがちょっと危なかったと思うんですけど、全体的に気持ち良く滑れたと思います。(点数については)70点以上を取ることを目標にしていて、とりあえずその目標をクリアできたので、少しホッとした部分はあるんですけど、ショートだけじゃないので、明日のフリーも頑張りたいと思います。(前回王者としてプレッシャーはあった?)前回優勝したことは本番や練習のときも頭になくて、とりあえず自分のやってきたことを出し切ろうと思って演技しました。(連覇に近づいたが)大きなミスもなくできたので、明日も自分の演技を出し切りたいと思います。自分の世界観を作り出して、会場全体を自分の世界にできるように、自分も見ている方も気持ち良くなれるようにしたいと思います。

(フリップを跳んだときに濱田美栄先生が喜んでいたが)フリップに限らず、他のジャンプでも悪い癖が出ると失敗してしまうので、その癖が出ないように練習で言われたことをきちんと意識し、変にエッジのことを考えてしまうと失敗してしまうので、エッジのことは気にしないで跳ぶように言われて、ジャンプの練習をしていました。

(去年と今年の全日本で心の持ちようはどう違う?)NHK杯とグランプリファイナルで良い演技ができていたので、極度の緊張さえしなければ、大きな失敗はしないという自信が去年よりはあったのかなと思います。(ジャンプを跳び急ぐ自信はついた?)シーズンの初めに比べるとジャンプをしっかり跳べることが増えてきたので、自信も少しはついてきました。それで跳び急ぐことが少なくなったのかなと思います。(ジュニアの選手たちも出場して、かなりハイレベルな戦いになっているが)ジュニアの選手がすごいのは去年も今年も同じで、あまり他人のことは考えていません。自分のできることをしっかりやることを意識していました」



29:樋口新葉(開智日本橋学園中学校)

樋口新葉の演技がスタート。今季はけがの影響もありジュニアグランプリでは苦戦したが、全日本ジュニアを連覇し調子を上げている。
曲は「Mambo Fantasy」。始めにステップをいれ、ジャンプをすべて後半に組み込む構成。トリプルルッツ-トリプルトウループをきれいに着氷すると、曲の変わり目から大きな手拍子が起こる。トリプルフリップはオーバーターンとなったが、ダブルアクセルはきれいに決めた。勢いのある演技でまとめたが、完璧にいかず悔しそうな表情。
得点は67.48点で暫定2位。

■コメント

「フリップは1つオーバーターンになってしまいびっくりしたんですけど、それ以外はよくできたと思います。(びっくりしちゃった?)普通に立てると思ったんですけど、オーバーターンしちゃたので、それがなければもっと点数が出たかなと。(去年より成長した姿を見せられた?)今年の目標は去年よりも表現力を磨くことだったので、それがショートで今までの試合で一番出せたと思うので、それが良かったです。(順位については)あまりこだわっていないですけど、今日の演技で点数が出たのがすごくうれしかったので、明日の演技も集中してやりたいと思います。しっかり練習してきたので、その努力の成果を発揮できたらいいなと思っています。すごいプレッシャーもあったし、緊張もあったんですけど、練習どおりの演技ができたことが良かったです。全日本ジュニアが終わってから、練習でミスなくやってこられたのが、そういう自信につながったと思います。

(パワーが爆発していたが)今シーズンの中では100パーセント出し切れたという感じです。すごく緊張して6分間練習なんかでも足が固まっていたんですけど、そこで集中してできたのがうれしいです。(どこからそのプレッシャーは来ていた?)去年の成績もあったので、注目はされていたと思うし、その中でしっかりと練習ができていたので、自信がついたのかなと思います。(腰の状態は)もう普通に練習できています。(世界ジュニアが近づいたという意識はある?)まだまだです(笑)。

(点数は)想定以上でした。62点とかそれくらいだと思っていました」



28:西野友毬(明治大学)

西野友毬の演技がスタート。東日本選手権優勝。
曲は「El Flamenco」。冒頭のルッツは体が途中で開いてしまい両足着氷。続くトリプルループにダブルトウループをつけた。後半のダブルアクセルはきれいな着氷。世界ジュニアなどの出場経験もあるが、大学4年の今季で引退。最後の全日本で悔しいスタートとなった。



27:木原万莉子(京都醍醐FSC)

木原万莉子の演技がスタート。西日本選手権2位、NHK杯10位。
曲は「さくらさくら」、ピアノとオーケストラのアレンジ。トウループの3回転-3回転はセカンドジャンプで転倒。続くトリプルループはきれいな着氷。終盤、イーグルからのダブルアクセルは余裕を持って降りた。練習ではきれいに決まっていた3回転-3回転が入らず、残念そうな表情。
得点は58.10点で暫定10位。



26:高橋美葉(札幌大学)

高橋美葉の演技がスタート。東日本選手権2位。
曲は「バーレスク」。冒頭、トウループの3回転-3回転を着氷し、続くトリプルサルコウも着氷。後半のダブルアクセルもしっかり下りた。地元の大舞台、浅田のあとという滑走順ながらパワフルにミスなく滑りきり、うれしそうに手をたたいた。
得点は52.41点で暫定15位。



25:浅田真央(中京大学)

浅田真央の演技がスタート。2シーズンぶりに競技に復帰し、中国杯で優勝。NHK杯でも3位に入りGPファイナルに進んだ。
曲は「素敵なあなた」。冒頭のトリプルアクセルはステップアウト、続くトリプルフリップでは着氷でバランスを崩し手をついたが、なんとかダブルループをつける。後半のトリプルループはきれいに着氷。これまでの構成から休養前のものに難度を落として臨んだが、ジャンプミスが続いてしまった。フィニッシュでは残念そうに天を仰いだ。
得点は62.03点で暫定3位。

■コメント

「(演技の感想は)自分の思っていたように滑ることができていないので、『う~ん』という感じです。(思ったような演技ができない理由は)これが試合の難しさなのかなと感じています。試合と練習で違いますし、1年間休んでいたこともあったので、試合への気持ちの持っていき方が自分としてもどうなのかなと感じています。自分としては変わりなくやっているつもりなんですけど、何か感じているのかなと思います。精神状態をいつも通りにするようにしているんですけど、うまくいっていないです。(演技の構成を変えているが)今できるレベルを落として臨んだ試合だったので、ミスなくやりたかったんですけど、それができなかったのは残念です。(世界選手権の選考も懸かっているが、フリーに向けては)選考に関しては意識していないんですけど、自分の思う演技ができていないので、まずは自分の滑りをできるようにしたいです。

(直前の練習でアクセルは決まっていたが)6分間練習でも決まっていないので、本番でも回転が足りない感じで下りてしまったのかなと思います。(気持ちの面で違和感はあった?)うまくいかない試合が続くと良いイメージでなかなか持っていくのが難しいですね。シーズン序盤は調子が良かったので、初戦と今では自分の気持ちが違うと思うので、まずはそこが1つの原因かなと思います。解決方法を見つけていないので、もやもやする気分もあります。(モチベーションに変化は)今シーズン復帰して、初戦は久しぶりの試合でワクワクする気持ちの方が大きかったんですけど、試合を重ねていくにつれて、気持ちが少しずつ薄れていき、自分の思っている演技ができないということが続いているので、考えてしまうことが大きくなって、モチベーションというよりは自分の気持ちが下降気味に入っているかなと思います。

ただ、自分は追い詰められたときは自分の力を発揮できることが多いので、これも1つの経験として、過程としてとらえていきたいなと思います。明日のフリーは、課題が多いんですけど、1つ1つのエレメントをしっかりこなしながら、自分のスケートをしたいと思います」



24:中塩美悠(広島スケートクラブ)

中塩美悠はけがのため欠場。

23:村上佳菜子(中京大学)

村上佳菜子の演技がスタート。今季はスケートカナダ、エリック・ボンパール杯ともに4位。
曲はムーラン・ルージュより「ロクサーヌのタンゴ」。冒頭、単独のトリプルフリップを着氷。後半、スピードに乗ってトウループの3回転-3回転を着氷し、ダブルアクセルもきれいに下りた。終盤は曲の盛り上がりとともに力強いステップを踏み、気合いを込めてフィニッシュ。ミスが続いていたダブルアクセルを決めて演技をまとめ、笑顔を見せた。
得点は66.02点で暫定2位。

■コメント

「(笑顔で演技を終えられたが)まだ課題はあるし、自分の100パーセントのジャンプではなかったんですけど、ダブルアクセルを跳べたことがすごくうれしかったです。練習で跳べていても試合でミスすることがあったので、不安があったんですけど、3回転トウループ+3回転トウループが終わった時点で、そこからスタートと思って、気持ちを切り替えて臨んだら跳べたので良かったかなと思います。(明日のフリーに向けて)すごく調子がいいわけではないんですけど、自分の中でちゃんとまとめて、今日のように笑顔で、キス&クライで(山田)満知子先生の名前を呼べるように頑張りたいと思います。

(満知子先生からは何と言われて送り出された?)『悪くないから落ち着いて頑張りなさい』とは名古屋で言われていて、ずっと前から自分の中でノーミスができたら『キスクラで先生の名前を呼んでね』と言われていたんですけど、毎回アクセルを失敗して呼べなかったので、今回は呼べて良かったです。(アクセルで良かった点は)ちゃんと下りられたことです(笑)。この大会の前に愛知でショートの大会があったときは(脇を)締めたんですけど、着氷で思い切りこけてしまったので、今日は下りたときは大丈夫だと思いました。それがうれしかったです。

(今日は気持ちを強く持てたのか)気持ちは最初すごくおどおどしていて、朝の練習でも足ががくがくしていたんですけど、曲が鳴って、フリップの前で走り出すところで一気に緊張がほぐれて、思い切りスピードもつけることができたので、思い切り滑ったことが自分の気持ちを落ち着けることができたのかなと思います。

(全日本は怖いと言っていたが)こっちに入ってきてからジャンプが迷子になっているので、不安な気持ちの方が強かったんですけど、全日本の雰囲気はすごく好きなので、気持ち良く滑りたいと思いながら滑って、それができたのは良かったです。(1年前の全日本と今回の全日本で気持ちの持ちようはだいぶ違った?)終わって点数もまあまあで、自分でもちょっと心残りがあるけど、ノーミスで良かったなと思う気持ちで終われて、明日に臨めるので、去年の全日本とは全然違うと思います」



22:永井優香(駒場学園高校)

永井優香の演技がスタート。今季シニアに本格参戦し、自身初のGPとなったスケートカナダで3位に入った。
曲は「蝶々婦人」。冒頭にトリプルルッツ-トリプルトウループをきれいに着氷。後半、トリプルループは着氷でこらえられず転倒したが、続くダブルアクセルは落ち着いて決めた。昨年4位に入った大会で今季も上位を目指すが、ジャンプにミスが出てフィニッシュではやや曇った表情。
得点は60.42点で暫定3位。

■コメント

「(演技を振り返って)今季はあまり冒頭のジャンプが決まっていなかったんですけど、今日決められたのは良かったです。(悔しそうだが)後半の3回転ループで転ぶとは思っていなかったので、予想外でした。

(今までの全日本とこれまでの全日本で違う部分は)シニアの全日本は2回目で、去年はただ出られて良かったという感じで、ご褒美だと思って滑っていたんですけど、今年はシニアとして出ているので少し緊張はありました。(グランプリシリーズに出たことで違いは)自分の中でグランプリに2回出たんだという気持ちで、不安を抑えるようにしていました。ミスはあったんですけど、気持ちの面では良かったと思います。

(フリーに向けて)気を抜かずに最初から最後まで頑張りたいと思います」



21:今井遥(新潟県連)

今井遥の演技がスタート。今季はスケートアメリカ10位、エリックボンパール杯9位。
曲は「マラゲーニャ」、昨季と同じプログラムで臨む。冒頭のダブルアクセルは余韻を残すきれいな着氷。続くトリプルサルコウ-トリプルトウループもきれいに降り、後半のトリプルループも着氷。終盤のステップでは手拍子に乗って力強く演じ、大きな拍手と歓声を浴びた。フィニッシュではほっとしたような笑顔。
得点は55.20点で暫定9位。



20:本郷理華(邦和スポーツランド)

本郷理華の演技がスタート。今季は中国杯2位、ロシア杯5位。
曲は「INCANTATION」。冒頭、単独のトリプルフリップをきれいに着氷。後半に持ってきたトウループの3回転-3回転もきっちりと決め、ダブルアクセルも流れのある着氷。これまでとジャンプの構成を変え、確実かつ攻める演技で見事に滑りきった。演技後は力強くガッツポーズ。
得点は68.39点で暫定トップ。

■コメント

「(演技について)スタートから最初のジャンプに行くところでつまずいてしまって、少し焦ったんですけど、そこで落ち着こうと切り替えることができて、ジャンプもミスなく、あっこさん(鈴木明子)に教えてもらったこともできたので良かったかなと思います。(教えてもらったこととは)手の使い方など細かいところを教えてもらったのですが、そういう細かいところをきちんとやることができました。全日本は他の大会とは違う雰囲気があって、緊張するんですけど、観客の皆さんが応援してくれるので毎年楽しく滑れています。(世界選手権の出場も懸かるが、明日のフリーに向けては)代表に選ばれたいと思って、ずっと練習してきたんですけど、ここに来てからはそれを考えるよりも、練習で頑張ってきたことを出し切り、やり切ったと思って終えられるように明日のフリーも頑張りたいと思います。

(ルッツを外した理由は)フリップ+トウとルッツでミスなくやれば、今の構成よりも点数は高いんですけど、見た目はノーミスしていても判定によっては点数を引かれてしまうので、全日本でそれをやっていたらダメだなと思って、確実に跳べる構成にしました。(どんな話し合いがあったのか)ロシア杯から帰ってきて、そのままフリップ+トウとルッツでやっていたんですけど、どうしても日によってフリップ+トウが良くてもルッツがダメだったり、その逆もあったので、2つとも減点になりかねないものを入れるのは良い演技をしても点数が引かれる可能性がある。全日本で確実に点を取れるものということで先生と話し合って決めました。

ロシア杯では丁寧にやり過ぎたので、思い切りやろうと思っていました。(それができた理由は)練習から丁寧にやり過ぎたときは、先生から「今のは丁寧で良かったけど、スピードがない」と言われ、意識していました。思い切りやろうと考えながらも、練習通りやればできると思えたことができた要因かなと思います。

(手の使い方とは具体的に)ポーズのところもそうですけど、クロスの前とか流れがあるときでも手を止めてみたり、1つの動きで止まったりせずに滑らかにいったりするようなところです」



19:松田悠良(中京大中京高校)

松田悠良の演技がスタート。西日本選手権優勝。ジュニアグランプリスペイン大会3位。
曲は「ピアノレッスン」。トリプルフリップ-トリプルトウループを着氷。後半のトリプルループ、ターンの繰り返しからのダブルアクセルも流れのある着氷。体全体を使ってしっとりとミスなく演じきり、大きな歓声が送られた。
得点は58.76点で暫定4位。



18:森千夏(愛知みずほ大瑞穂高校)

森千夏の演技がスタート。西日本選手権10位。
曲は「エル・チョクロ」。トリプルサルコウから片手を上げるダブルトウループをきれいに降りたが、続くトリプルトウループで転倒。後半、イーグルからのダブルアクセルはきれいに決めた。
得点は45.84点で暫定13位。

17:本田真凜(関西大学中・高スケート部)

本田真凜の演技がスタート。全日本ジュニア6位。今季ジュニアデビューしジュニアGPファイナルでは3位に入った。
曲は「Spring Sonata No.5」。冒頭、スピードに乗ってトリプルループ-トリプルトウループを着氷し、ダブルアクセルも軽快に決めたが、後半のフリップで転倒。伸び伸びと軽やかな演技でステップでは歓声も。フィニッシュ後は恥ずかしそうに両手で顔を覆った。
得点は58.23点で暫定4位。

■コメント

「(ショートを終えて今の気持ちは)ジャンプでミスはあったんですけど、すごく楽しかったです。最初から緊張もなくて、すごく楽しんで滑れたんですけど、やっぱりジャンプでミスがあったので、フリーでしっかりやりたいと思います。(先生からは)すごい調子が良かったので、残しておいてといわれました。あと頼んだよと(笑)。(フリーに向けて)間が空いていないので切り替えるのは難しいですけど、全然何も懸かっていないので楽しんで滑れればいいなと思います。

(今季はいろいろな経験をしているが、それがどうつながっているか)あまり試合で緊張しなくなったので、すごく良い感じできていると思いますが、こういう大きな試合に出られたということは、自分にとってすごく大きな自信につながっていると思うので、フリーも頑張りたいです。(妹の望結さんも見ていたが、何か見せられた?)いや、何も見せられていないと思います。1つ転んだんですけど、その割には点数が出たと思うので、表現は心から演じられたので良かったと思います。

(客席見上げてどう感じた?)上の方までお客さんがたくさんいて、一番上のお客さんにまで表情が見えるようにと思っていました。(ジュニアグランプリファイナルと今回で試合に臨む気持ちの違いは?)ファイナルでは表彰台を狙っていたので緊張もあったんですけど、今回の方が楽しめたので、今日のショートの方が良かったと思います。(昨年は樋口新葉が3位に入ったが)去年は全日本を見に行っていて、すごく強いなと思いました。今回も(浅田)真央ちゃんとかが出ているし、まだまだ相手にならないと思うので、しっかり頑張りたいと思います。(緊張しなくなったのは場慣れ?)あんまりスケートのことを考えないようにしています。ご飯のこととかお菓子のこととか考えていて、ジャンプを跳ぶときも違うことを考えていて、気づいたら終わっている感じです。(何も懸かっていないと言ったが、世界ジュニアは懸かっているのでは?)ファイナルが終わってからは世界ジュニアを目指して頑張っていたので、フリーでは絶対にノーミスじゃないと無理だと思っています。」



16:加藤利緒菜(長尾谷高校)

加藤利緒菜の演技がスタート。西日本選手権6位、シニア2年目の今季はロシア杯に出場し10位。
曲は「cherry on the ice wall」。冒頭のトリプルフリップ-トリプルトウループを着氷し、トリプルループもきれいな着氷。終盤のダブルアクセルはややシェイキーな着氷でこらえる。ビートが効いたモダンアレンジの「さくらさくら」で演技をまとめた。
得点は52.35点で暫定8位。

15:横井ゆは菜(邦和スポーツランド)

横井ゆは菜の演技がスタート。全日本ジュニア3位。
曲は「サウンド・オブ・ミュージック」より。冒頭、トウループの3回転-3回転は高さも流れもあるきれいなジャンプ。後半、難しい入りからのダブルアクセルも着氷。単独のトリプルフリップは着氷でこらえたが耐え切れず転倒。いい流れできていただけに、もったいないミスになってしまった。
得点は56.30点で暫定4位。



14:土橋亜海(北海高等学校)

土橋亜海の演技がスタート。東日本選手権3位。
曲は「ELFLAMENCO」。冒頭にトウループの3回転-3回転を着氷したが、続くサルコウが1回転に抜け、後半のダブルアクセルも回転できず半回転に。地元北海高校に通い、地元での大舞台だったが不本意な出来になってしまった。
得点は35.82点で暫定14位。

13:上野沙耶(関西大学)

上野沙耶の演技がスタート。西日本選手権5位。
曲は「Memory」。冒頭、トウループの3回転-3回転を着氷し、続くトリプルループもしっかりと着氷。後半のダブルアクセルも流れのあるきれいな着氷。大きなミスなくまとめ、大きな拍手が送られた。
得点は55.05点で暫定5位。

12:細田采花(関西大学)

細田采花の演技がスタート。西日本選手権7位。
曲は「MrsPettgrew Lives For A Day」、ジェフリー・バトルさんの振付。冒頭、トリプルフリップで転倒したが、単独のトリプルサルコウにダブルトウループをつけ落ち着いてリカバリー。後半のダブルアクセルもきっちりと着氷した。
得点は41.44点で暫定11位。

11:安原綾菜(関西大学)

安原綾菜の演技がスタート。西日本選手権12位。
曲は「flower」。冒頭のトリプルトウループ-ダブルトウループをきれいに降りたが、続くサルコウは2回転に。後半のダブルアクセルはしっかりと着氷した。
得点は42.96点で暫定9位。

10:小槇香穂(就実学園)

小槇香穂の演技がスタート。西日本選手権11位。
曲はムーラン・ルージュより「Sparkling Diamonds」。トウループの3回転-3回転を着氷し、続くトリプルサルコウもきれいに着氷。ダブルアクセルターンからの入りできっちりと決めた。
得点は47.38点で暫定8位。

9:新田谷凜(愛知みずほ大瑞穂高校)

新田谷凜の演技がスタート。全日本ジュニア4位。
曲は「恋のアランフェス・レッドヴァイオリン」。鈴木明子さん振付のプログラム。冒頭、トリプルフリップは流れのある着氷。後半、トリプルトウループの3回転-3回転をきっちりと着氷し歓声が起こる。終盤、ターンから片手を上げて跳ぶダブルアクセルも着氷。演技後はほっとしたように手を胸に当てるしぐさを見せた。
得点は60.10点で暫定2位。

8:坂本花織(神戸FSC)

坂本花織の演技がスタート。全日本ジュニア5位。
曲は「マラゲーニャ」。トリプルフリップ-トリプルトウループは高さのあるジャンプできれいに着氷。後半、トリプルルッツは抜けて2回転に。続くダブルアクセルはきれいに決めた。ジャンプに痛いミスが出て、悔しそうな様子を見せた。
得点は53.90点で暫定4位。

7:大矢里佳(中京大中京高校)

大矢里佳の演技がスタート。西日本選手権8位。
曲はJOHN WILLAMUS。冒頭のトリプルループは着氷でこらえきれず転倒。後半のトリプルフリップは着氷したがコンビネーションにはならず。ダブルアクセルはしっかりと着氷した。
得点は42.78点で暫定6位。

6:青木祐奈(神奈川FSC)

青木祐奈の演技がスタート。昨季全日本ノービスで優勝し、今季ジュニアデビュー。全日本ジュニアでは7位。
曲は「タイスの瞑想曲」。冒頭、トリプルルッツ-トリプルループはバランスを崩しかけるがセカンドジャンプにつなげた。後半、トリプルフリップを着氷し、ダブルアクセルもきれいに着氷。ループはやや回転不足気味に見えたが、演技をまとめてガッツポーズを見せた。
得点は58.96点で暫定2位。

■コメント

「(ガッツポーズが出ていたが)練習では3回転ルッツ+3回転ループが決まっていなかったので、回転は足りていなかったんですけど、跳べたということでちょっと満足感があって、ガッツポーズを出しました。(ホッとした気持ちなのかうれしい気持ちなのか?)一応ホッとした気持ちなんですけど、まだ明日があるので、それに向けてしっかりやっていきたいです。(たくさんの観客の中で滑る環境だが)お客さんがたくさんいる会場はすごく好きなので楽しかったです。(フリーに向けては)明日もルッツ+ループを入れていますし、それ以外にもダブルアクセル+3回転トウループがあったり、他のジャンプもあるので、ジャンプをきちんと跳んでいくということ。それに加えてプログラムの曲は(浅田)真央ちゃんがソチ五輪で滑った曲なので、同じ大会に出るということで恥ずかしい演技をしないように、表現の面でも頑張っていきたいと思います。

(全日本ジュニアではショートで失敗してしまったが、今日臨むにあたりどんな気持ちだったのか)公式練習や前日練習ではルッツ+ループが入らなくて少し不安だったんですけど、6分間練習ではきちんと決まって、全日本ジュニアでは悔しかったので、絶対に跳んでやると思っていました。(今回きちんと下りることができて気持ちよかった?)すごいうれしくてホッとした気持ちと、あとの2つのジャンプをきちんとやろうと気持ちでした。(都築章一郎先生からは何か言われた?)滑る前に「行ってらっしゃい」と言われて安心したのと、終わってからは「お疲れさま」と言われてうれしかったです。先生も喜んでくれました。

(ルッツ+ループは根性で跳んだ感じだったが)ルッツは下りたときにちょっと前かがみになってしまって、ループも絶対に跳ぼうと思ったので無理やり跳びました(笑)。(緊張と楽しみはどっちが大きかった?)最初はすごく楽しみだったんですけど、練習でジャンプがあまり決まらなくて不安な気持ちもありました。でも最初のルッツ+ループを跳んだあとは楽しくなって、表現にもこだわっていたので、それが存分に出せたと思います。(先生からはどんなアドバイスがあった?)朝の練習ではルッツ+ループが決まらなかったので、まっすぐ足に体重を乗っけるようにと言われました。

(いろいろな世代の選手と戦えるのはどう?)同世代の選手だけではなく、真央ちゃんだったり、羽生(結弦)選手もいるので、これから見て学びたいと思います。(曲に対しては慣れてきた?)ショートはきれいな曲なので、大人っぽい表現をするのと、それに加えてジャンプを跳ぶということに苦労していたんですけど、今回は一応できたかなと思います。(ジュニアの選手もいっぱい出ているが意識は)あまり意識はしていなくて、控え室ではたくさん話たり逆に安心している感じです。(ホームリンクの環境が変わったが)リンクが新しくできてすごくきれいなので、ここ1年半くらいは都内に行ったりして忙しかったりしたんですけど、それがちょっと楽になるので、もっと練習に気合いを入れて新しく頑張っていきたいです。」



5:磯邉ひな乃(立命館宇治高校)

磯邉ひな乃の演技がスタート。西日本選手権3位。
曲は「ONCE」。冒頭のジャンプはトリプルトウループの3回転-3回転にして着氷。続くダブルアクセルもきれいに決める。終盤のトリプルフリップも着氷。柔軟性を生かしたビールマンスピンでは拍手が起こる。フィニッシュでは片手で小さくガッツポーズ。
得点は55.69点で暫定2位。

4:谷口美菜(中京大中京高校)

谷口美菜の演技がスタート。西日本選手権4位。
曲は「死の舞踏」。冒頭のコンビネーションはサルコウからにしたが2回転-2回転に。続くトリプルループは着氷。足を持つスパイラル、ターンからのダブルアクセルも着氷した。ステップの最後で転倒てしまったが、すぐに立て直してレイバックスピンを実施した。
得点は37.08点で暫定4位。

3:鈴木春奈(日体荏原高スケート部)

鈴木春奈の演技がスタート。東日本選手権4位。
曲は「Hallelujah」。ダブルアクセルをきれいに着氷し、続くトウループのコンビネーションはセカンドを2回転にしてしっかりと決める。単独のトリプルループはややこらえながらも着氷。白い衣装でしっとりと演じ、終盤に見せたイーグルでは拍手も。フィニッシュ後は両手でガッツポーズ。
得点は51.49点で暫定2位。

2:大庭雅(中京大学)

大庭雅の演技がスタート。西日本選手権9位。
曲は「Resphoina」。冒頭、トリプルサルコウ-トリプルトウループを着氷。単独ジャンプはループにしてきれいに下りる。後半のダブルアクセルも流れのある着氷。壮大な曲調をしっかりと表現した。
得点は49.52点で暫定2位。

1:白岩優奈(京都醍醐FSC)

白岩優奈の演技がスタート。全日本ジュニア2位。今季からジュニアに上がり、ジュニアGPは2戦とも優勝。ファイナルでは5位に入った。
曲は「Over the rainbow」、元アイスダンス日本代表のキャシー・リードさんの振付。ターンからのトリプルフリップを着氷し、続くトリプルルッツ-トリプルトウループもしっかりと着氷。終盤のダブルアクセルもきれいに決めた。大舞台の1番滑走ながら落ち着いて伸び伸びと演技し、大きな歓声を浴びた。
得点は61.92点。

■コメント

初出場の全日本選手権という大きな舞台で良い演技ができてよかったです。
(初出場だが)ちょっとピリッとした空気があって、緊張感もあって、少し違った雰囲気でした。
(ご自身の緊張は)ショートの目標はこの曲を楽しむということで、緊張している場合じゃないと思って、楽しもうと思ったらほぐれました(笑)。
(フリーに向けては)滑走順も決まっていないですが、自分の演技に滑走順は関係ないと思うので、自分の演技をしっかりしたいと思います。ここまで来たからには最後まで楽しみたいです。
(1番滑走については)1番を引くとは思っていなくて、最初はどうしようかと思ったんですけど、滑走順は関係ないので自分の演技をしっかりやろうと思いました。
(楽しめたというのは何が要因?)まず北海道に来たときから、初めてここに来たのでその地域を楽しむことから始めたのが演技にもつながったと思います。
(ジュニアGPファイナルとの違いは)ファイナルでは自分の演技がしっかりできなくて不安があったんですけど、今回は自信を持って滑ることができました。
(何か理由があったのか)直前の公式練習も良かったし、6分間練習も落ち着いてできたからだと思います。
(今日の演技で一番良かった点は)ファイナルよりもジャンプの質が上がったのが良かったと思います。
(札幌の街は楽しめているのか)京都にはあまり雪がなくて、札幌には雪がたくさんあったので、雪だるまを作ったりしていました。




出口見えないトンネルに…SP5位の真央「気持ちが下降気味」

スポニチアネックス 12月26日(土)21時9分配信

◇フィギュアスケート全日本選手権第2日・女子SP(2015年12月26日 北海道札幌市・真駒内セキスイハイムアイスアリーナ)

 浅田真央(25=中京大)は精彩を欠き、SPは62・03点で5位発進となった。

 トリプルアクセルで回転が足りずに着氷が乱れると、今大会から3回転―2回転に難度を下げた連続ジャンプは助走速度が落ちて失敗した。

 「気持ちが下降気味。いいイメージが持てていない」と、出てくる言葉も後ろ向き。出口の見えないトンネルに迷い込んだ。

 2年ぶりの全日本。休養明けの序盤戦は「わくわくした気持ちが大きかった」が、11月のNHK杯、今月のGPファイナルと調子を崩し、滑る喜びが「毎試合同じ気持ちで臨むように心がけている」としながらも、徐々に「薄れていった」という。「解決方法を見つけていないから、こういう形になっている」と自分を見失った。

 それでも「追い詰められた時は、自分の力を発揮できることが多い」と諦めてない。ソチ冬季五輪ではSPの出遅れから巻き返した。自らの歩みを振り返れば、自信は取り戻せる。


キス&クライで頭を下げる浅田真央

↓リザルト

http://www.jsfresults.com/

↓別プログに、女子SP動画を紹介しております。

http://ameblo.jp/shuppansport/entry-12110673670.html
全日本選手権2015 女子SP 動画


↓浅田選手の、このコメントが気になります。

「初戦は久しぶりの試合でワクワクする気持ちの方が大きかったんですけど、試合を重ねていくにつれて、気持ちが少しずつ薄れていき、自分の思っている演技ができないということが続いているので、考えてしまうことが大きくなって、モチベーションというよりは自分の気持ちが下降気味に入っているかなと思います。」

初戦の中国杯ではノーミスの演技でした。

しかし、アンダーローテやルッツのエッジエラーなどがつき、得点も、低く抑えられていたと思います。(71.73点)

アンダーローテやルッツのエッジエラーがついたとしても、浅田選手の持っている世界最高得点の78・66点より、随分と低いものだったと感じました。

まして、その時よりも、難しい構成に挑戦したにもかかわらず、評価されなかったからです。

この低すぎる採点で、浅田選手のテンションが下がってしまったと言っても過言ではないと思われます。

中国杯のSP直後に、浅田選手がしきりに「世界最高得点って何点だったけ?」とコーチや関係者に訊いていました。

得点が低いと感じていたのでしょう。

その後、自らミスする事が多くなり、やはり得点を伸ばす事ができなく、胃腸炎にまでなってしまいました。

テレビの解説等では、一年の休養明けだから、まだ慣れていないのだろうと言われていましたが、初戦の滑り具合では、一年休んでいたプランクなど、全然感じさせない滑りをしていたのです。

だから、今、調子が悪いのは、一年休んだ後遺症ではないでしょう。

多分、浅田選手は、現役に戻ったけれど、フィギュア界、ジャッジから自分は歓迎されていないのではないだろうかと、無意識に感じてしまっている筈です。

それが失敗につながっている。モチベーションが上がらない原因だと思われます。

以前、別プログにも書きましたが、「失敗しろという無言のメッセージ」を受け取ってしまっている状態なのでしょう。

↓こちら参照下さい。

http://ameblo.jp/shuppansport/entry-10719545361.html
浅田選手に覆いかぶさるもの

ジャッジから評価されない=認められない。これがどれだけ選手のモチベーションとやる気を削ぐ事でしょうか……。










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フィギュアスケート:全日本選手権・男子SP

2015年12月25日(金) 17時25分 スタート

羽生、ジャンプで転倒もSP首位発進 宇野は2位、無良3位

順位 選手名 所属 得点


1位 羽生結弦 ANA 102.63
2位 宇野昌磨 中京大中京高 97.94
3位 無良崇人 HIROTA 93.26
4位 村上大介 陽進堂 83.49
5位 小塚崇彦 トヨタ自動車 78.19
6位 田中刑事 倉敷芸術科学大 74.19
7位 日野龍樹 中京大 74.03
8位 中村優 関西大 69.47
9位 川原星 福岡大 66.72
10位 宮田大地 法政大 66.61
11位 山本草太 愛知みずほ大瑞穂高 62.92
12位 友野一希 浪速高校スケート部 62.51
13位 服部瑛貴 法政大 61.94
14位 鈴木潤 北海道大 61.82
15位 小田尚輝 岡山理大附高 61.21
16位 佐藤洸彬 岩手大 60.03
17位 島田高志郎 就実学園 58.41
18位 須本光希 上野芝スケートクラブ 58.11
19位 磯崎大介 同志社大F 57.15
20位 吉野晃平 関西大 55.97
21位 野添紘介 明治大 54.89
22位 木村真人 八戸GOLD F・S・C 53.19
23位 山田耕新 パピオフィギュアクラブ 53.02
24位 片田龍太 名古屋工業大 51.54
25位 梶田健登 明治大 51.42
26位 笹原景一朗 同志社大F 51.28
27位 佐上凌 明治大 50.85
28位 湯浅諒一 関西大 50.69
29位 中野紘輔 飯塚フィギュアクラブ 50.36
30位 渡部幸裕 法政大 49.56

詳細

総括


フィギュアスケートの全日本選手権が25日、北海道の真駒内セキスイハイムアイスアリーナで開幕し、男子ショートプログラムでは、羽生結弦(ANA)が102.63点で首位に立った。2位は宇野昌磨(中京大中京高)で97.94点、3位は無良崇人(HIROTA)で93.26点だった。

羽生は冒頭のイーグルから入る4回転サルコウは転倒するも、続く4回転トウループ-トリプルトウループ、後半のトリプルアクセルはきれいに着氷させる。演技後は苦笑いを浮かべたが、得点は出場30選手で唯一100点の大台を超える貫禄の演技で、大会4連覇へ弾みをつけた。

2016年3月に行われる世界選手権(米国・ボストン)の代表選考会を兼ねた今大会。代表枠「2」をめぐり、26日のフリースケーティングはし烈を極めそうだ。


SP首位の羽生結弦【坂本清】

30:山本草太(愛知みずほ大瑞穂高)

山本草太の演技がスタート。全日本ジュニアで初優勝し、ジュニアグランプリファイナル3位と2年連続でメダルを獲得した。
曲は「ポエタ」。冒頭のトリプルアクセルは軸が外れて転倒。後半に入れた4回転トウループは抜けて2回転に。続くトリプルルッツ-トリプルループは力いっぱい跳んで着氷。4回転を組み込んだシニア仕様のプログラムに挑戦したが、大技2つにミスが出てしまった。
得点は62.92点で11位。この結果、羽生が首位発進、2位は宇野、3位は無良となった。

■コメント
最終滑走という部分もありますし、シニアの大会で新しい構成で、いろいろ新しい場面が多かったのですが、何も緊張もなかったですし、ここまでいい練習ができていたので、その練習と同じことができなかったというのが今シーズン多くてすごく悔しいです。まだフリーも明日あるので、また練習と同じことができればいいなと思います。

(フリーに向けて)とにかくここ最近トリプルアクセルと4回転を皆さんの前で見せられていないので、いい加減決めたいです(笑)。



29:無良崇人(HIROTA)

無良崇人の演技がスタート。今季けがでやや出遅れたが、NHK杯では3位と調子を上げてきている。
曲は「黒い瞳」。冒頭、4回転トウループ-トリプルトウループをきれいに着氷し、続くトリプルアクセルも高さのあるジャンプで着氷。後半のトリプルルッツも余裕を持って決めた。終盤のステップも力強く滑りきり、フィニッシュでは両手でガッツポーズを見せた。
得点は93.26点で暫定3位。

■コメント

「(3位に入った)NHK杯で、次の全日本では90点以上を出すという気持ちで練習をしてきたので、93点を出せたのはすごく嬉しいです。また、このトップスケーターが集まる緊張感のある全日本選手権の中で、ミスが許されない状況の中でしっかり最後までやり切れたのはうれしいです。(かなり気持ちがこもっていて気合が入っていたが?)冒頭の2発、特に6分間(練習)がシビアな着氷が続いていたので、ちょっとしっかりやらなきゃなという気持ちがあって前半はすごく余裕がなかったんですが、そこを決めた後に、曲調が変わって観客の皆さんに手拍子をいただいて、そこから自分もリラックスしてできたかなと思います。

(緊張感の中で、日本のお客さんの前で滑ることについては?)どの選手にもすごく温かく応援してくださっているので、すごくありがたいなと思いますし、その中でいい演技ができたことは、ここから先、1月から後ろの試合に向けてもすごくいいスタートになったなと思います。

(フリーに向けて)ゆづや昌磨も高得点をどんどん出してくる選手ばかりですし、自分はいま3番だと思いますが、どんどん下からも突き上げてくると思うので、しっかり上に食らいついていくという気持ちを忘れずに最後までやりたいと思います」



28:村上大介(陽進堂)

村上大介の演技がスタート。今季初めてグランプリ2戦にエントリーし、目標に掲げていたファイナルに進出した。
曲はレ・ミゼラブルより「Bring Him Home」。冒頭の4回転サルコウ、続くトリプルアクセルをきれいに着氷。後半のトリプルルッツで着氷がやや前のめりになり、こらえてダブルトウループつけた。3回転の連続ジャンプは入らなかったが、体を大きく使って丁寧に演じきり、フィニッシュでは納得したようにうなずいた。
得点は83.49点で暫定3位。

■コメント

「全日本という舞台はすごく厳しい試合で、そのなかで日本のトップ選手と争うのはすごく厳しいので、今日は80パーセント出せたかなと思います。(ガッツポーズは何に対して?)とにかく80点は絶対に超えたいと思っていたので、その課題はクリアということで、できる限り明日のフリーでは今日みたいに笑顔で滑りたいと思います」



27:小塚崇彦(トヨタ自動車)

小塚崇彦の演技がスタート。今季はけがで中国杯を棄権し、ロシア杯では9位。去年3位に食い込んだ大会で巻き返しを狙う。
曲は「Respedo y Orgullo Farruca」。冒頭、4回転トウループをややこらえながらも着氷。続くトリプルアクセルも流れのあるきれいな着氷。後半、トリプルルッツでややバランスを崩し、ダブルトウループをつけて片手をつくがこらえる。最後のジャンプでミスが出たが、大技を2本着氷し演技をまとめた。
得点は78.19点で暫定3位。

■コメント

「何とか試合に持ってこれたなという感じがしていますが、最後のジャンプは、特に去年も失敗しているので、いっぱい練習したつもりでいるんですけど……。ただ、練習のときはどうなるかと思ったんですが、体は良く動いているなと実感できたので、後は思い切ってフリーでやるだけです。

(公式練習では苦労していたが?)練習のとき、ことごとくパンクしたり転倒したりしていたので、どうなるのかなという思いはありました。でも、6分(間練習)でもきれいなものも下りられましたし、思い切ってやるしかないと思いました。(自分としてはどのくらいの満足感?)得点が表しているくらい、78点、80点行かないかなという感じで、最低ライン、しっかり練習はしてきたんだなと自分が思える程度の点数かなと思います。

(調整がうまくいった理由は?)自分の体と対話をするというか、とにかく自分がしっかりできるように、自分のことは自分が一番知ってるというのが僕の考え方なので、もちろん客観的に見る目も必要ですが、自分の体調というものを自分で知るということが大事かなと思います。(悔しいのか、ホッとしたのか?)練習からしたら本当にいい出来だったというしかないですが、中京(大)と新横浜ではうまくできていたので、最後にルッツでああいう失敗になってしまって残念だなと思います。

(フリーに向けて)あとは自分の体を信じてやるだけだと思います。ロシア大会のときは(演技の後に)立っているのもままならないくらい体力がなかったのですが、こうやってしっかりしゃべれてますし、質問もちゃんと聞こえているので(笑)、体力はあるんだなと感じています。(去年のフリーは素晴らしかった。それをイメージすると明日も楽しみでは?)前回のフリーのときとはまた違う雰囲気なんじゃないかなと思いますが、とにかく自分を信じて、体が動いているのは自分で感じられたので、あとは気持ちで。去年のフリーもそれだけだったので、とにかく最後までやりたいなと思います」



26:鈴木潤(北海道大)

鈴木潤の演技がスタート。東日本選手権2位。
曲は「Flamenco a go go」「Dementia」。冒頭のトリプルアクセルはこらえながらも着氷。続くコンビネーションはトリプルトウループ-ダブルトウループに。トリプルループはステップアウト。北海道大学3年、地元での大舞台に大きな拍手が送られた。
得点は61.82点で暫定10位。



25:田中刑事(倉敷芸術科学大)

田中刑事の演技がスタート。西日本選手権優勝、初出場のNHK杯では自己ベストで5位に入った。
曲は「ブエノスアイレスの春」。冒頭の4回転サルコウは2回転に抜ける。続くトリプルアクセルはきれいな着氷。後半のトリプルフリップ-トリプルトウループもきれいに降りた。大技で痛いミスが出たが、ピアソラのタンゴを情感豊かに、しなやかに演じきった。
得点は74.19点で暫定3位。



24:宇野昌磨(中京大中京高)

宇野昌磨の演技がスタート。今季ジュニアデビューでGPファイナルに進出し3位に入るなど早くも実績を残している。
曲は「Legends」。冒頭、イーグルから入るトリプルアクセルをきれいに着氷。後半の4回転トウループはこらえながらも着氷し、トリプルフリップ-トリプルトウループも決めた。最初から最後まで落ち着いた演技を見せ。演技後はほっとしたように大きく息を吐いた。
得点は97.94点。高得点で暫定2位。

■コメント

「すごいやり切ったという気持ちはあまりなく、練習してきたことを試合に出せたという気持ちはあるんですけど、素晴らしい演技ができたという満足感はないです。ショートプログラムにミスが多くて、不安要素があったんですけど、なんとかジャンプを成功させることができてホッとした気持ちはあります。ただ、まだできたことはあるんじゃないかと思うので、改善点もあるかなと思います。(具体的には)4回転トウループの着氷もそうですし、(GP)ファイナルの演技のほうが踊っていてキレもあったと思うので、あの表現をしつつ、ジャンプもできたらよかったですね。

(点数については)予想よりはるかに大きな点数が出ましたけど、まだまだ課題も見つかったので、今は演技をして満足していないことがいいかなと思います。(97点を出してもさらに上の選手がいるという環境については)これからずっと目標にしていく選手で、いつか同じ立場になりたいと思います。(フリーに関しては)練習してきたことを明日のフリーで出していくことが一番の目標で、終わったあとに自分が満足して、この場に立てたらなと思います」



23:磯崎大介(同志社大F)

磯崎大介の演技がスタート。西日本選手権3位。
曲はアカペラアレンジの「Mas Que Nada」。冒頭のトリプルループは転倒。続くトリプルルッツ-ダブルトウループはこらえながらも着氷。後半のダブルアクセルはきれいに降りた。羽生に投げられた花の回収に時間がかかりやや待たされたが、冒頭のミスのあとで立て直した。
得点は57.15点で暫定12位。



22:羽生結弦(ANA)

羽生結弦の演技がスタート。今季世界最高得点を2度更新するなど絶好調。公式練習でもジャンプの安定感を見せている。
曲は「バラード1番」。冒頭、イーグルから入る4回転サルコウは転倒。4回転トウループ-トリプルトウループ、後半のトリプルアクセルはきれいに着氷した。2大会続けて決めていたサルコウでミスがあり、フィニッシュでは苦笑いのような表情。リンクには大量の花束が投げられている。
得点は102.63点で暫定トップ。

■コメント

「正直悔しいです。明日(FS)に向けて早く考えたいところですが、まずは今日の反省点を振り返って、洗い出していきたいと思います。

(具体的には)やっぱり最初の転倒は大きなものだったので、全体的には一昨シーズンから比べると1つミスがあってもこれだけ出せているので、良いとは思うんですけど、失敗は失敗なので、精神状態を1つ1つ振り返っていきたいなと思います。

(公式練習からサルコウはあまり調子が良くなさそうだったが)6分間練習で修正できたと思ったんですけどね。たぶん心の持ちようもあったと思いますし、フォームもずれてきたかなといいのもあります。ただまた明日の練習もあるので、また1つ1つ考えていくしかないと思います。

(違った緊張感があった?)緊張感よりもリラックスしてすごく良い状態で臨めたかなと自分では思っています。それが自分の中では良い状態だったと思いますけど、それが良くなかったのかもしれないし、それとは違った点で良くない点があったかもしれないです。試合は1回しかないので、明日に向けてというのを少し考えないといけないと思います。

(気持ちの面ではリラックスしすぎた?)リラックスしすぎている面はたぶんあると思います。ただ、本当は良い状態か悪い状態かは分からないですし、試合によって違うので、それを良いバランスでやらないといけないと思います。

(フリーに向けては)とにかく良い演技ができるように一生懸命やりたいと思います」



21:服部瑛貴(法政大)

服部瑛貴の演技がスタート。東日本選手権優勝。
曲は「Downhil Special」。トウループの3回転-3回転はセカンドジャンプでステップアウト。トリプルループはきれいに着氷、後半のダブルアクセルは片手をついたか。途中のポーズで歓声が上がるなど、スイングジャズのリズムに乗って軽快に演じた。
得点は61.94点で暫定6位。



20:川原星(福岡大)

川原星の演技がスタート。今季からシニアに参戦、スケートカナダ10位。
曲は「Tango De Los Exilados」。冒頭のトリプルアクセルをこらえながらも着氷し、トリプルループ-トリプルトウループも着氷。単独のトリプルルッツも流れのある着氷。大きなミスなく演技をまとめた。
得点は66.72点で暫定3位。



19:日野龍樹(中京大)

日野龍樹の演技がスタート。西日本選手権2位。
曲は「アルツァフ」。トリプルサルコウ-トリプルトウループをきれいに着氷し、続くトリプルアクセルも着氷。後半のトリプルルッツをきれいな流れで着氷しガッツポーズ。場内の手拍子に後押しされ、伸びやかな演技を見せた。フィニッシュではかみ締めるように両手で大きくガッツポーズ。
得点は74.03点で暫定トップ。



18:島田高志郎(就実学園)

島田高志郎の演技がスタート。今季ジュニアデビューでジュニアGP2戦に出場。全日本ジュニア4位。
ひときわ大きな歓声の中登場、曲は「トスカ」。冒頭のトリプルルッツはステップアウトでコンビネーションにならず。続くトリプルサルコウにダブルトウループをつけてリカバリーし、ダブルアクセルもきれいに着氷。今季SPでやや苦戦しているが、ジャンプにミスが出て残念そうな表情も、キスアンドクライでは笑顔。
得点は58.41点で暫定6位。



17:湯浅諒一(関西大)

湯浅諒一の演技がスタート。西日本選手権9位。
曲はflamenco。トリプルトウループの3回転-3回転はこらえて単独ジャンプに。後半のトリプルサルコウにダブルトウループをつけてリカバリーし、続くダブルアクセルもきれいに着氷した。
得点は50.69点で暫定15位。

16:笹原景一朗(同志社大F)

笹原景一朗の演技がスタート。西日本選手権8位。
曲はリベルタンゴ。最初はフライングキャメルスピンから。トリプルルッツ-ダブルトウループを落ち着いて決めたが、続くトリプルフリップは降りた瞬間にエッジが滑って転倒。終盤のダブルアクセルは流れのある着氷で決めた。
得点は51.28点で暫定13位。

15:渡部幸裕(法政大)

渡部幸裕の演技がスタート。東日本選手権8位。
曲は「ロクサーヌのタンゴ」。トリプルトウループの3回転-3回転はセカンドジャンプでややバランスを崩すがこらえる。続くトリプルルッツは高さがあったが転倒。ダブルアクセルもやや前に体重がかかったがこらえた。最後のスピンでもバランスを崩したがステップでは体を大きく使い力強さを見せた。
得点は49.56点で暫定15位。

14:須本光希(上野芝スケートクラブ)

須本光希の演技がスタート。全日本ジュニア6位、ジュニアGPアメリカ大会では7位。
曲は「パガニーニ5」。トリプルルッツがステップアウトし、コンビネーションにならず。続くイーグルからのダブルアクセルは流れのある着氷。終盤に配置したトリプルフリップにトリプルトウループをつけてきれいに着氷しリカバリーした。
得点は58.11点で暫定6位。

13:小田尚輝(岡山理大附高)

小田尚輝の演技がスタート。西日本選手権5位。
冒頭にきれいなトリプルアクセルを着氷。続くトリプルトウループ-トリプルトウループも高さのあるジャンプで着氷。トリプルループはステップアウト。エルビス・プレスリーの曲を使ったプログラムで場内の手拍子を誘った。
得点は61.21点で暫定4位。

12:佐藤洸彬(岩手大)

佐藤洸彬の演技がスタート。東日本選手権3位、昨年は新人賞を受賞し世界ジュニアにも出場。
曲は昨季と同じ「Ghali Aiay」。冒頭のポーズから歓声が沸く。トリプルアクセルはステップアウト、続くトリプルフリップは途中で体が開いてしまい前向きで両足着氷。最後のトリプルルッツに両手を上げたダブルトウループをつけてリカバリーした。
得点は60.03点で暫定4位。

11:佐上凌(明治大)

佐上凌の演技がスタート。東日本選手権5位。
曲はシルクドゥソレイユ。トリプルルッツ―トリプルトウループをきれいに着氷し歓声が上がる。続くトリプルフリップはバランスを崩し片手をつくが何とか転倒を免れる。後半のダブルアクセルはきれいに着氷した。
得点は50.85点で暫定10位。

10:野添紘介(明治大)

野添紘介の演技がスタート。東日本選手権4位。
曲は「ポエタ」。冒頭のトリプルアクセルはオーバーターンでこらえる。トリプルルッツ-ダブルトウループをしっかりと着氷し、単独のトリプルトウループも決めた。
得点は54.89点で暫定5位。

9:山田耕新(パピオフィギュアクラブ)

山田耕新の演技がスタート。西日本選手権4位。
曲は「真夏のカルメン」。冒頭、トリプルトウループ-トリプルトウループを着氷し、続くトリプルルッツも流れのある着氷。1つ目のスピンでバランスを崩してしまったが、その後立て直し後半のダブルアクセルも決めた。2年前大学卒業とともに引退をしたが、今季競技に復帰。再び全日本の舞台で演じきった。
得点は53.02点で暫定6位。

8:友野一希(浪速高校スケート部)

友野一希の演技がスタート。全日本ジュニア2位。
曲は「Japanease Doll」。冒頭、トリプルアクセルをこらえながらも着氷し、続くトリプルルッツ-トリプルトウループも着氷。単独のトリプルフリップも決めた。太鼓が響く和風のアップテンポな曲に乗って、リズミカルに演じた。
得点は62.51点で暫定3位。

7:木村真人(八戸GOLD F・S・C)

木村真人の演技がスタート。東日本選手権6位。
曲は「グランギニョール」。冒頭、トリプルサルコウ-ダブルループを着氷、続くトリプルルッツは軸がぶれたが耐えて着氷。後半のダブルアクセルも決めた。アップテンポの音楽に合わせて力強く滑りきった。
得点は53.19点で暫定4位。

6:中野紘輔(飯塚フィギュアクラブ)

中野の演技がスタート。西日本選手権10位。
曲はポエタ。冒頭はダブルアクセルにしてきれいに着氷。続くトリプルルッツ-ダブルトウループも着氷し、後半のトリプルフリップも着氷した。好演技が続くなか、しっかりと演じきった。
得点は50.36点で暫定6位。

5:吉野晃平(関西大)

吉野晃平の演技がスタート。西日本選手権6位。
曲はA Thousand Years。冒頭のトリプルフリップをきれいに着氷し、続くトリプルルッツ-ダブルトウループも着氷。後半のダブルアクセルもきれいに決めた。
得点は55.97点で暫定3位。

4:宮田大地(法政大)

宮田大地の演技がスタート。全日本ジュニア3位。
曲は「シンドラーのリスト」。トリプルルッツ-トリプルトウループ、ダブルアクセルと続けて着氷し、後半のトリプルフリップも決めた。切ない旋律を体いっぱいに表現し、本人も納得の演技。フィニッシュでは両手でガッツポーズ。
得点は66.61点で暫定2位。

3:中村優(関西大)

中村優の演技がスタート。全日本ジュニア5位。
曲はリベルタンゴ。冒頭、トリプルアクセルをきれいに着氷。続くトリプルルッツ-トリプルループもこらえながら片足で着氷。単独のトリプルフリップもきれいに決めた。高難度のプログラムを大きなミスなくまとめ、フィニッシュではガッツポーズ。大きな拍手を浴びた。
得点は69.47点で暫定トップ。

2:梶田健登(明治大)

梶田健登(明治大)の演技がスタート。東日本選手権7位。
曲は「月光」。ダブルアクセルをきれいに決めたが、トリプルルッツ-トリプルトウループではセカンドで両手をつく。単独のトリプルフリップは転倒。
得点は51.42点で暫定2位。

1:片田龍太(名古屋工業大)

片田龍太の演技がスタート。西日本選手権7位。
曲はマラゲーニャ。冒頭のトリプルトウループ-トリプルトウループをきれいに決め、後半のダブルアクセル、トリプルサルコウも着氷。1番滑走でしっかりと滑りきった。
得点は51.54点。
10:野添紘介(明治大)

野添紘介の演技がスタート。東日本選手権4位。
曲は「ポエタ」。冒頭のトリプルアクセルはオーバーターンでこらえる。トリプルルッツ-ダブルトウループをしっかりと着氷し、単独のトリプルトウループも決めた。
得点は54.89点で暫定5位。

羽生、SP100点超え 首位発進 全日本フィギュア

2015年12月25日22時02分 朝日新聞デジタル

フィギュアスケートの第84回全日本選手権が25日、来年3月の世界選手権(米・ボストン)の最終選考を兼ねて札幌市の真駒内セキスイハイムアイスアリーナで開幕した。

 男子ショートプログラム(SP)では、グランプリ(GP)ファイナルで史上初の男子シングル3連覇を果たした羽生結弦(ANA)が冒頭の4回転サルコーで転倒したが、以降は無難にまとめて102・63点で首位に立ち、大会4連覇に向けて好発進した。GPファイナル3位の宇野昌磨(愛知・中京大中京高)が97・94点で2位につけた。3位は無良崇人(洋菓子のヒロタ)で93・26点。

 ペアSPは須藤澄玲(すみれ)、フランシス・ブードロオデ組(神奈川FSC)が53・31点で3組中のトップ。アイスダンスのショートダンス(SD)では、村元哉中(かな)、クリス・リード組(木下ク)が58・36点で4組中の首位に立った。

 26日は女子SPと男子フリーが予定されている。

 ▽男子SP ①羽生結弦(ANA)102・63点②宇野(愛知・中京大中京高)97・94③無良(洋菓子のヒロタ)93・26④村上(陽進堂)83・49⑤小塚(トヨタ自動車)78・19⑥田中(倉敷芸術科学大)74・19

     ◇

 SP3位の無良 「90点以上出す、と思って練習してきた。フリーでは上に食らいつく。ユヅ(羽生)についていく」

 SP4位の村上 「全日本はトップ選手が集まる厳しい試合。そのなかで、80%は自分の演技が出せたかな」

 SP5位の小塚 「練習のときはどうなるかと思ったが、体は動いている。ロシア杯では最後、立っているのもつらかったので」

 SP11位の山本(愛知みずほ大瑞穂高) 「最初のトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)で変なこけ方をしたので、次の4回転は不安しかなかった」


男子SP演技後、声援に応える羽生結弦=白井伸洋撮影

↓リザルト

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全日本選手権大会2015 男子SP動画



今季、日本男子の世界選手権の出場枠が二人なのですよね……。(>_<)

ちょっと残念です。

三人、行かせてあげたいです。







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羽生結弦、浅田真央らが魅せる!『全日本フィギュア』フジで12・25~27放送

(2015.12.21)テレビライフ

 12月25日(金)から27日(日)にかけて行われる『全日本フィギュアスケート選手権2015』がフジテレビ系列で中継されることが決定。出場者は、男子が羽生結弦、宇野昌磨、村上大介、無良崇人、小塚崇彦、山本草太。女子は、浅田真央、宮原知子、本郷理華、永井優香、村上佳菜子、樋口新葉らが出場し、し烈な代表争いを繰り広げる。

 本大会は、来年2月に台北で開催される「四大陸フィギュアスケート選手権」および3月にボストンで開催される「世界フィギュアスケート選手権」の代表選考も兼ねた国内最高峰の選手権大会。

 わずか2枚の世界選手権代表切符を争う男子。出場するのは、NHK杯とグランプリファイナルで驚異的な得点をたたき出した羽生結弦を筆頭に、グランプリファイナルで羽生と表彰台に上がった宇野昌磨、初のグランプリファイナルに進出した村上大介、復活の兆しを見せている無良崇人。そして最年長26歳の小塚崇彦、ジュニア世代から山本草太。

 女子は、浅田真央が2年ぶりに全日本選手権の舞台に復帰。また、昨年覇者の宮原知子(さとこ)、飛躍を遂げる本郷理華、グランプリシリーズ初出場で表彰台も経験した永井優香、復活を狙う村上佳菜子、去年初出場で13歳にして全日本3位表彰台に立った樋口新葉らが出場する。

 さらに、本田真凜(まりん)、白岩優奈(ゆうな)、青木祐奈(ゆな)らジュニア世代からも目が離せない。

 そして、28日(月)に行われる『オールジャパン メダリスト・オン・アイス2015』は、激戦必至の全日本選手権で決まる世界選手権、四大陸選手権、そして世界ジュニア選手権の日本代表が一堂に集結するエキシビション。今回、「ちびまる子ちゃん」のコラボレーションが決定し、28日(月)の本番に向けて練習を繰り返すまるちゃんの練習風景がおさめられた動画が、12月21日(月)、23日(水)、25日(金)、28日(月)の4回に分けて、「ちびまる子ちゃん 公式LINEアカウント」にて独占配信される。

 大みそか31日(木)には、今年の全日本の舞台裏にカメラが密着したドキュメンタリー『全日本フィギュアスケート選手権2015 Both Sides』を放送。全日本選手権の知られざる感動ストーリー満載の番組となりそうだ。

『全日本フィギュアスケート選手権2015』

フジテレビ系で放送

■放送日

12月25日(金)午後6時30分~9時24分「男子ショートプログラム」
12月26日(土)午前10時45分~11時45分「女子開幕&男子決着!直前SP」
12月26日(土)午後6時30分~11時10分「女子ショートプログラム 男子フリー」
12月27日(日)午後7時~9時24分「女子フリー」
12月27日(日)深夜2時25分~3時25分「アイスダンス/ペア」

■出演

解説:荒川静香、本田武史

実況:西岡孝洋、中村光宏、鈴木芳彦(フジテレビアナウンサー)

インタビュー/リポート:三田友梨佳、内田嶺衣奈(フジテレビアナウンサー)

『オールジャパン メダリスト・オン・アイス2015』

フジテレビ系で放送

■放送日

12月28日(月)午後6時~7時54分

■出演

解説:荒川静香

実況:中村光宏(フジテレビアナウンサー)

インタビュー/リポート:三田友梨佳、内田嶺衣奈(フジテレビアナウンサー)

『全日本フィギュアスケート選手権2015 Both Sides』

フジテレビ系で放送

■放送日

12月31日(木)午前10時50分~11時50分

番組サイト(http://www.fujitv.co.jp/sports/skate/japan/










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