近くの田圃では今、田植えが闌。
しかし、昔のように早乙女はいない。
機械で植えるおじさんにお母さんが
時々、声をかけてに来るぐらい。
借り物の畑へ行く。妻は髪染に行ったので
独りだ。
先日の雨前に播いた種はぜんぜん芽を
吹いていない。たぶん種が使用期限が
過ぎていたのだろう。
自分の畑になぜか剪定鋏が置いてある。
多分、畔の「竜の髭」を刈れとの暗示か?。
やおら、鋏を握って草刈をはじめる。
奈良東大寺の大仏さまの頭をちっこいバリカンで刈るようなものだ。
約2時間ほどかけて刈り終える。刈り終えたころに鋏を置いてくれたおばさんが
顔を見せるがうるさいので無視する。
なにも採って帰るものがないので周りを
見渡したら、なんと勢いよく野蒜が生えて
いる。早速、数本引っこ抜いて持ち帰り
酢味噌あえにして、懐かしい味をかみしめた。
また、焼酎の旨いこと!!。
ごめんなさい。