STAGE3-1 : リスニングは2つの力でできている-ネイティブの豪速英語を聞き取れますか? | アホみたいに楽しく★100%英会話を身につける方法

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=【初心者でも100%英会話を身につけられる方法】
2年間のアメリカ生活で見いだした、たった350個だけの単語を使い、
瞬間英作文、海外ドラマ、映画で楽しく続ける、新しい英会話習得法を提案しています。著書”海外ドラマはたった350の単語でできている”を出版しました。

こんにちは〜Cozyです。

英会話を身に付けるロードマップの続きです。

 

ここまでの要約ですが....

英会話の習得において、まずしっかりとした基礎作りからはじめます。

このプロセスは2つの初期ステージに分けられ、

STAGE1では、中学文法の理解と基本単語の習得に重点を置きます。

STAGE2では、フォニックスとループ発音により正しい発音の基礎を作ります。

 

 

そして、ここからが英会話を身に付けるための

最も大事なステージ、STAGE3です。

 

今日はリスニングを身につけるための戦略をお話しします。

 

 

  ネイティブの豪速球を舐めてはいけません

 

 

最初にみなさんに

絶対に知っておいてほしいことがあります。

 

 

こちらをご覧ください。

右が私。そして左がアメリカ人です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

 

 

これがアメリカで実体験した

恐怖の英会話のキャッチボールです。

 

 

とにかく、全然話せないど素人の私に

超豪速球で返してきよるのです。

 

 

アメリカ人は英語を話せない相手に対して、

わかりやすくゆっくり話してあげよう。

という概念はありません。

何度聞き返しても、ゆっくり話してくれることはないのです。

 

 

何言っとるかわからなすぎる。。これは英語なのか...?

と海外で経験した方も多いのではないでしょうか?

 

 

で、、、、ここから言える結論はたったひとつ。

 

 

 

前回もお話ししたように、

 

英会話には5つの力が必要なのですが...

 

 

 

 

 

1の"音を聴き取る力"がなければ

理解することも、話すことを思いつくこともできず、

あなたはすでにゲームオーバーということを意味しているのです

 

 

 

  さあ、ネイティブ豪速球にチャレンジしてみましょう

 

 

そんな大袈裟な。。。

と思われたあなたに。

ここでリスニング力をチェックする

簡単なテストをしたいと思います。

 

 

まずは、こちらを聞いてみてください

 

 

再生する

 

 

なんて言ってるかわかりましたでしょうか?

何度も再生していただいても構いません。

ちなみに、中1で習う単語しか使われていません。

 

 

 

答えは.....

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

So you are going to come up and see me play this weekend?

 

 

 

 

あなたはどれに当てはまりましたか?

 

 

1. 聴き取れたし、理解できた

2. 聴き取れたけど、意味はよくわからない

3. 聴き取れなかったけど、読めば理解できた

4. 聴き取れなかったし、読んでも理解できない

 

 

  リスニングは2つの力でできている

 

 

リスニング力を分解すると

 

 

聴き取る力→理解する力

の2ステップでできています。

 

 

たとえば、3のパターン。

So you are going to come up and see me play this weekend?

これを文字で読めば理解できた場合は

あなたは"理解する力"はあるけど、

"音を聴き取る力"がない状態です。

 

 

you are going to は口語で発音すると

"you gonna" (よがな)に短縮されています。

これも知らないと絶対に聴き取れません。

 

 

TOEICのような試験英語は

スピードもそこまで速くはないし、

カジュアルな短縮形はまず使われませんが、

実際のネイティブ日常会話は、頻繁に短縮されます。

ただ豪速球というだけではなく、そもそも発音されていない......

もはや消える魔球です

 

 

読んだらわかるけど、聴き取れない。

 

 

僕自身もほぼこのパターンでした。
英語の音への感度が圧倒的に低い状態です。
 
 
一方で、4の聞き取れないし、読んでも理解できない方は、
音への感度を高めつつ、理解力も上げていく必要があります。
 
 
1の方は、すでに高いリスニング力があるので、
スピーキングを鍛えていけばよいですし、
2に当てはまるのはレアケースだと思いますが....
理解する力を高めていく必要があります。
 
 
こちらがまとめです

1. 聴き取れたし、理解できた → スピーキング力を高める

2. 聴き取れたけど、意味はよくわからない → 理解する力を高める

3. 聴き取れないけど、読めば理解できた → 音を聞き取る力を高める

4. 聴き取れないし、読んでも理解できない → 音を聴き取る力、理解する力を高める

 
このように、分解して考えることで
なぜリスニングできないかがクリアになり、
あなたに必要な学習が見えやすくなってくるのです。
 
 
ちなみにセリフの意味ですが....
 
 
So you are going to come up and see me play this weekend?
 
 
come upは上に来るという意味ではなく、
こちらに来る、参加する。というニュアンス。
 
see me playは
【知覚動詞 + 人+ 動詞の原形】
で人が....するのを見る。という意味。
 
 
つまりこのセリフは、、、、
 
 
週末、オレのライブに来ない?
 
 
でした。....合ってましたか?
 
 

  リスニングさえできれば英会話は怖くない!?

 

 

さて、アメリカで実際に英会話してみて

もうひとつ気づいたことがありました。

僕が投げるへなちょこボール、

つまり間違いだらけのスピーキングに対して、

ネイティブに嫌な顔されるということはほとんどありませんでした。

 

 

ここは非常に重要なのですが、

ネイティブみたいな豪速球を投げ返す必要は全くありません。

 

 

もうぶっちゃけますが....

英会話で恐怖を感じるのは

相手が何言ってるかわからなすぎるときです。

 

 

相手が言ってることさえわかれば、

カタカナ英語や翻訳アプリを駆使することで

普通に仲良くなることができたのです。

 

 

すなわち、まず日本人が

目指すべき英会話のゴールは

 

 

 

へなちょこボールでもOK

 

 

 

 

 

豪速球をキャッチ

 

 

 

 

【そこそこスピーキング力 + 豪速球を受けられるリスニング力 】

 

 

なのです。

 

 

 

すなわち、、、、

 

 

何言ってるか瞬時にわかるリスニング力が必要です

 

 

これは断言します。

絶対にふわっとさせません。

英会話には高いリスニング力が必要なのです!

 

 

僕自身もアメリカにいた時、

リスニングは本当に本当に苦労しました。

感覚的にはアメリカに住んで、1年半くらい生活して

ようやく耳が慣れてくる感覚でした。

 

 

 

  高いリスニング力を身につけるための基本戦略

 

 

というわけで、

最後にリスニングの2つの力を

どのように身につけるかについてです。

 

 

まず入口の"音を聴き取る力”

これは ループトレーニング』 が有効です。

 

 

やり方は...先ほどのように

 

1. まずネイティブの音声を何度も聴く。

2. 答え合わせして、どこが聴き取れなかったか分析する。

3. 自分で発音して、完コピできるまで何度もループ音読する。

 

最初にネイティブの音声をディクテーション(書き取り)した後、

音声を何度も繰り返しループ再生させながら、

とにかく発音しまくって完コピするCozy式トレーニングです。

 

 

このようなループ音声に合わせて真似します。

 

 

再生する

 

 

STAGE3では自分で聞き取って書きとる

ディクテーション → ループ音読

のトレーニングを行うことで、

英語の音への思い込みをなくし、

英語の音に対する感度を底上げします。

 

 

▪️

 

 

一方で、"理解する力”を高めるには

『多読イマージョン』が有効です。

 

 

やり方は、英語字幕をつけて

海外ドラマや映画YouTubeを楽しみながら見まくる。

というものです。

 

 

 

そして、"理解する力"を高めるためには、

STAGE1で身につけた単語と文法はもちろん必要ですが

それに加えてすごく大事なことが2つあります。

 

 

ひとつめは

 

 

【瞬間理解力(英語脳)】

 

 

先ほどの超速音声を理解するには

いちいち日本語に翻訳している暇はないですよね。。

英語の語順のまま前から前から理解していく

英語脳をつくっていく必要があります。

 

 

そしてもうひとつが

 

 

【意味を予想する力】

 

 

文章の前後関係や、背景、声のトーンなどから、

そのセリフの本当の意味を理解する力です。

 

 

先ほどのセリフもドラマを見ていれば、

ライブがあることは物語の前提としてあるので

playはライブでギターを演奏することやな...と

完全に聴き取れなくても、なんとなく意味がわかるのです。

 

 

この2つの戦略によって、

あなたのリスニング力を最速で高めることが可能になります!

 

 

 

 TODAY'S
 
まとめ

 

 

 

ーーー

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

いかがでしたでしょうか?

 

 

この英語あなたは聴き取れますか?

はい全然聴き取れないですよね。

こんな簡単な単語しか使われてないんですよ。

 

 

....みたいな英語教材の広告。

 

 

最近本当によく見かけるので、

ちょっと便乗してみました。

 

 

実は、ああいう広告で使われるものって

あえて難しくて聴き取れないものを

チョイスしていると思います。

 

 

それに、実際は文脈のストーリーの流れで

文章の意味は理解していくので、

"切り取り英語"は本当に難しいのです。

今回の音声が聞き取れなくても安心してください。

 

 

それを踏まえた上でで......

 

 

じゃあ、今回使ったセリフは

あえて難しいのを選んだかといいますと

 

 

残念ながら答えは......NOです。

 

 

今回は、子供向けに作られた

海外ドラマ"フルハウス"のセリフを使いました。

 

 

なぜ日本人に向けても

豪速球を投げてくるのか?というのが

ずっと疑問だったのですが...

このドラマを見れば、一目瞭然。

 

 

3歳くらいの子供に対しても

マジで容赦ないスピードで話しかけているのです。

 

 

それがアメリカンスタンダード。

日本みたいに赤ちゃん言葉で話しかける文化はありません。

 

 

.....というわけで

まずはリスニング力を高められるように

一緒に頑張っていきましょう!!

 

 

そして次回は、聴き取る力理解する力

どちらを優先的に身につけるかについてお話ししますのでお楽しみに

 

 

Thank you very much!!

 

 

 

 

 

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