16年3冊目の本は、図書館で借りてきたこちら。
ここ数年は小説よりも、新書や人のエッセイが大好きで、よく読んでます。
この著者の方、とにかくポジティブでインドが好きでスゴイ!
恋人がインド人だったから、インドで生活をしている、わけではなく
自分がインドに魅せられて、好きで文化と生活を楽しんでいるから
どんなことがあってもポジティブで楽しく生活できるんだな~~と。
普通日本人だったらありえない!と思ったり呆れるであろうことがインドではたくさん起こるのに
それを面白いと思って生活するパワーに変えていけるところがすごい。
基本的に面白いエッセイですが、真面目なことも色々と書かれてあり
p41の
”日本人には、自分を基準に「こんなこともできないのか。地図も読めないインド人は能力的に劣っている」というような短絡的な結論を出したがる人が多い。けれど、もっとインド人を知ってみると、違いこそあれど能力的に劣っているわけではない。ただ、日本のちっぽけな常識でインド人を捉えて判断したり指導したりしようとすると失敗する。”
という文章があり、
世界は広く、きっと自分が知らないことは山のようにあるのに
自分の物差しで人を図るのはけしからんことだ、と再確認しました。
それにしても遺体が平気で流れるガンジス川を、平気で泳げる杉本さんスゴイw
章の初めには、インドのあれこれで生活の役に立つ情報もたくさん載ってあり
インドに関心がある人にはとっても面白い内容だと思います。
インド行ってみたくて仕方ないのですが、
女性だけで行くのは危なすぎる、と皆に言われるので…
またタイ旅行のメンバーでも誘って行こうかなァ。
30歳までに、一度は行ってみたい国です。