コーチとして本当に聞こうとする者は相手の声に表れる微妙なニュアンスや感情、エネルギーに波長を合わせる。


個人的にこの文章は気になった。
というのも波長を合わせるというのは少しリスキーだからだ。相手が落ち込んでいる場合自分もその感情に飲まれるリスクがある。
なので僕はどちらかというとそういった事はしないようにしている。
だが一方で波長を合わすと共感がしやすいというメリットがある。波長を合わすということは相手を模倣するということだ。模倣はクライアントの心情などを類推する手助けをしてくれるだろう。

ただ、模倣をして仕舞えばクライアントはこちらを信頼しづらくなってしまう。信頼的な関係には変わらない姿勢が何よりも大切だからだ。

そういった様々な側面のバランスを上手くとらねばならぬので、中々バランス感覚の重要なものだと感じた。