コーチングでは【聞く、探求する、意識を高める、選択する、実際にリスクを取る】というユニークな方法を提供する

 

 
 
 
 
 
この文章を読んだ時、初めに目についたのが「リスクを取る」という文言だ。僕は元々かなりのリスクテイカーであったと思う。不登校になったのも、陸上の全てのマネジメントを自分でやったのも、浪人中に一切予備校の授業に出ずに自習したのも、その例に挙げられるだろう。
 
恐らく僕の人生の殆どはリスクテイカーとして過ごしてきたはずだ。
だが、だからこそ僕はリスクテイキングの恐ろしさをよく知っている。故に僕はリスクテイキングに対して消極的だ。
 
否定的というわけではない。だが、あくまでも起こり得るリスク、メリットやデメリットなどをある程度整理した上で、それを受け入れられるかどうかを確認し、選択する。
 
一方で本書は【リスク】をフラットな姿勢で提示している。
 
このリスクに対するフラットな姿勢が僕のリスク観をどう変えるのかは見ものだ。
 
 
リスクテイキングにかなり消極的な今、僕は選択の頻度そのものが減っている。
一度立ち止まり「この選択はどうなんだ?」と考える。
こういった姿勢が間違っていることはありえないが、前の記事でも書いたように「僕は人生を進めている」という感覚を減少させている。
 
 
人生のブレーキ。時には助け舟であり、時には足枷である。
 
 
このリスクをめぐる問題が僕の中でどこへ行きつくか。
楽しみだ。