ふと浮かんだ言葉だが良かった。

今を愛す。今に着目する。その他諸々、「今」についての言及は昨今猛烈に増えている。

でも同時に「今を手放す」ことについて考えた方がいいのかもしれない。
今目の前に美味しいケーキがある。食うと美味い。幸せな気持ちになる。でも、この気持ちや幸せを手放さなければケーキがなくなり、その余韻がなくなった時、それは絶える。
9秒台を出し、悦びに浸る。でもその喜びや幸せを手放し次の悦びに向け歩みを進めなければ、それは絶える。


なんだか株やFXに似ている。安く買った株が急に高値になった。でも、「もっと高値になるかもしれない」「もっと高値になるかもしれない」と思っているうちに元々の価値に戻ってしまう。
着実に資金を増やすのならば、安値で買い、高値で売るというサイクルを繰り返さなければならない。

幸せを味わい、それを手放す。
そんなサイクルが実は重要なのかもしれない。