ゲームをすると脳の一部が顕著に発達する研究があり、その能力は他分野で活かされる可能性がある。その上強くなればどこでも敵を下す事ができ優越感に浸る事ができる。

だが一方でゲームや脳トレが上達しても他の分野では活かされないという研究もある。つまり、脳の一部が発達したからといって他の分野でも卓越した能力が発揮できるようになるとは限らないということである。その上、今は同等の能力の人とマッチングする様なアルゴリズムが組まれているゲームが多いため、多くの場合優越感に浸れるほど他プレイヤーと圧倒的な差が生まれるケースは少なくなっている。例えそのアルゴリズムを攻略して自分より明らかに弱い人間を圧倒したところで、それは弱い者いじめをする裸の王様にしかなれない。


これらを踏まえて考えてみると
強い or 弱いの軸で評価してしまうと多くの場合幸せになれないというのが現状である。且つ、ゲームが明らかに実生活のクオリティを上げるとは言えない。

すなわち、ゲームを介して幸せになりたいのであれば「人生の役に立つ」とか「強くなれば幸せになれる」と言った世界線から外れ、それそのものを楽しむという事が大切になってくる。