節分天井・彼岸底 | 株・ストラテジストの「ここ、知っとこ!」

節分天井・彼岸底

の株式情報番組出演でのコメントの今日のキーワードは、「節分天井」。


「節分」は、本来立春、立夏、立秋、立冬の前日のことをいい、季節の分かれ「目のことであった。今日では、2月3日の「節分」が豆まきによる厄難払いとして有名で、毎年恒例の行事(イベント)となっている。


兜町でも、古くからの相場格言で「節分天井・彼岸底」ということが言われている。これは、もともと米相場から来た言葉なので、秋から新米が出て相場が高くなるも、2月の節分で高値をつけて、春の彼岸頃が底になることが多かったことが由来となっている。


最近の株式市場ではどうかというと、ここ5年間の1-4月相場で日経平均の指数をみると、明確な検証はできないのが実情だ。ただ、最近は「節分天井」といっても年間の高値ではなく、新しい年への期待感が一巡する1月末~2月あたりで一旦節目を迎え、その後は新年度への期待から再度上昇するパターンが当てはめられているようだ。