地元が生んだサッカーチーム・清水エスパルス | 『スポーツ☆パラダイス』

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スポーツライター 藤崎光&石野裕のリレー日記


ホテルのロビーには、清水エスパルスのリーフレットやオフィシャル冊子などなど、


静岡の観光パンフレットなどと一緒に、どっさりと置いてありました。




フロントにお断りしてお借りしたのが、下の冊子などです。


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エコのため薄暗くなったロビーには、もう誰もいません。


そういうこともあってか、「どうぞどうぞ」と快くお貸しくださいました。



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さて、そんなに気前よくお貸しいただいて、そのまま部屋に帰る私ではありません。


ほんの数分ですが、ホテルのフロントの方、お二人と


清水エスパルスの話などをしました。




Jリーグ開幕時から参戦・活躍しているエスパルスですが、


元々、清水にはクラブチームはありませんでした。




ただ、土地柄、高校は全国レベルの実力校がいくつもあり(清水商業や清水東など)


地元とサッカーの結びつきはことのほか強く、


清水にサッカーチームを!という声が上がるのはごく自然なことだったようです。




サポーター体制も万全です。何せサッカーの街、土壌が違います。




フロントの方は、元読売ヴェルディで全日本だった武田修宏選手をはじめ、


現在、ドイツのボーフムで活躍を続ける小野伸二選手。


ジュビロ磐田の川口能活選手らの全日本クラスの選手の名前を挙げ、


多くのトッププレイヤーが清水、静岡から出ていることを話してくれました。




清水でいえば、鹿島アントラーズの内田篤人選手も清水東出身ですし、


ジュビロ磐田の名波浩選手は清水商業出身です。



名前は挙げませんが、


静岡出身のJ1(約45名)、J2(約30名)の選手は合わせて75名くらいといいますから、


数だけ見ても、やはり、静岡を「サッカーの街」と呼ぶに相応しい、層の厚さです。




今年は、清水エスパルスの活躍に注目しつつ、


昔のように詳しくなくとも、サッカーを楽しめるくらいには知りたいと思います。




(光)




かつて私は、川口能活選手を誤解していたことがあります。


今は、尊敬できるアスリートの一人ですが、


そのことに気がつくまで随分と時間がかかってしまいました。


私のように誤解している方はほとんどいらっしゃらないと思いますが、


整理しておくためにも、帰ったら、少し触れることにします。