「出直し!太田光の私が総理大臣になったら…秘書田中。」の子供の命を守る防犯問題の矛盾を暴く! |  超実戦護身術専門家、河合主水の”護身”ブログ

 超実戦護身術専門家、河合主水の”護身”ブログ

元豪ボディーガード、元ブローセル用心棒、現実戦空手道・超実戦護身術師範、河合主水が公開する裏ネタ満載のブログ!
禅・水心流空手道拳誠会館&超実戦護身術SSRセルフディフェンス公式ブログ

この前、受講者の方からこんなテレビ番組がありました~と教えて頂いた。

芸能人の太田光さんが出演されている番組で護身術に関することがやっていたと。



どうもその番組では子供に総合格闘技を教えれば犯罪を未然に防げる!なんて事をやっていたとか。


そのことがなんとも気になって、自分なりに調べてみた。番組はアップされていなかったので見ることは適わなかったが、ネットにて詳細は判明した。


東大党が加わって佐藤正久が相談に登場した。佐藤議員のお悩みは「子どもたちの命を守る防犯問題」

昨今、下校中や人目のつきにくい場所での犯罪が増えている。品川区では83運動が行われていて、発案者の前田純一さんは子供の見守りを生活の一部にすると話す。

さらに愛知大学と京都橘大学では周辺の小学校をパトロールする運動も行っている。

政策発表。主婦党は「自治体がお金を出してランドセルなど全てにGPSを取り付ける」ことを提案。
東大党は「学校の授業を徐々にテレビ授業に移行する」、太田党は「幼稚園から総合格闘技を必修科目にする」と提案した。

佐藤正久は主婦党の提案について、GPSを見る側も大変だと話した。

このコーナーの紹介アイテム GPS


佐藤議員のお悩みは「子どもたちの命を守る防犯問題」。

東大党は「学校の授業を徐々にテレビ授業に移行する」ことを提案。東大党は通学路での事件が多いので、午後だけでもテレビ授業にすると話した。

佐藤議員は学校は勉強だけではないと話した。

佐藤議員は3つの政策から参考になったものを選ぶ。

太田党は「幼稚園から総合格闘技を必修科目にする」と提案。

佐藤議員は元自衛隊だったので納得できるとし、指導者が少ないと話した。太田は谷亮子に指導してもらえばよいと語った。

このコーナーの紹介アイテム 谷亮子


佐藤議員は子供を守る悩みについて、太田党の「幼稚園から総合格闘技を必修科目にする」を採用した。





私的にこの中で一番使えると思ったのは、GPSをランドセルに装着する。現在、小型のGPS発信機が格安で手に入るので自治体で負担し、装着させるのは良い案だと思う。

少なくとも、拉致誘拐や行方不明事件に関しては効力を発揮すると思う(通り魔事件や強姦事件等には効力を発揮しない)。勿論、ランドセルを捨てられたりすれば意味が無いので、服やワッペンに装着させる方法も考えた方が良い、と思う。


「学校の授業を徐々にテレビ授業に移行する」は何の解決にもならない。子供たちは外へ出て、学校へ通うことで人間らしさを保つことが出来る。

それを自宅に篭ってパソコンの画面越しに先生を見ても、不健康になるだけで本来の子供らしさが失われてしまうと思う。
事実、外に出ないことで犯罪に遭うことは極端に減るだろうが、その反面、うつ症状等の精神異常をきたす児童が続出するだろう。

そう意味が無いのだ。



太田党の「幼稚園から総合格闘技を必修科目にする」について。


笑ってしまった(爆笑)。

太田光さんはやっぱり笑いのセンスがある(笑)。


幼稚園児から総合格闘技をさせようが大の大人に立ち向かって勝てるわけが無い。どれだけ総合をやったって、力の差がある限り使えはしない。

犯罪とは何でも有りである。相手が刃物を持ってきたらどうするのか、武器を持ってきたらどうするのかを想定しなければ意味が無い(練馬の事件のように)。


総合格闘技は寝技や関節技がある。打撃もあるが、全てひとくくりにして総合格闘技である。

はっきり言う。児童に関しては寝技も関節技も使えないので必要が無い。であるならば、打撃だけの空手等を学ばせた方がよっぽど使えるだろう。

襲撃者に手を捕まれて咄嗟に手をひねってはずそうとするよりも、向うずねや金的を蹴る、目を突く、噛み付いて相手が怯んだすきに逃げた方がよっぽど使えるだろう(事実、実際の事件で児童が打撃を行い相手が怯んだすきに逃げた件がある)。

前回、私はブログでも書いたが、「咄嗟に走って逃げる訓練」を行うことが望ましいと思う。以下、記事参照。

練馬にて通り魔事件発生!皆さんにやってもらいたい事。

児童に必要なのは「事前警戒・事前察知・事前回避」を徹底指導すること。出来るならばシュミレーションを行い、咄嗟に走って逃げる訓練を行う。後はコミュニティに助けを求める訓練だろう。


そして、これ以上に必要なのが、スクールバスの採用である。私が分からないのは事件が多発しているのに(通り魔や児童の列に車が突っ込む事件)、未だに学校まで徒歩通学をさせていること。

アメリカ等、海外のようにバスを利用すれば問題は無い。


また、どうしても徒歩通学させるなら、20~50歳までの男性数人で前後を挟み登下校させる事だろう。勿論、警護する男性には護身体術、護身具術は必須である(催涙スプレーの装備を公安で認可するか、傘やステッキなど身近なものを持って歩き咄嗟に武器にする護身術を学ばせる)。

特に傘はそれでだけで槍のように突くことや叩くことが出来るし、広げれば即席の防護盾に変化する。1~2名がナイフから防護している隙にもう1名が児童を誘導、逃げさせれば良い。

同番組でもこういった事には一切触れていないようだが、一番重要なことだけに「やっぱりネタか!?」と思ってしまう私であった。





危ない世の中に立ち向かう!実戦護身術講習はこちら!


実戦護身術のSSRセルフディフェンス