かわいい叔母ちゃん | ぼうけんのしょ

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L□∨Ε...φ( ̄▽ ̄*)ポッ

元キャリアウーマン、定年まで大企業で勤め上げ、いまだに人事部長やらの相談相手になっていたりする。

 

冗談が好きで、四六時中くだらない冗談をいいまくる。

 

 

あのね、私も同じタイプの人間なんでこんなことをいっちゃうけど爆  笑

ジョークや冗談好きの人間は、たいてい、攻撃型の人間なんである。

 

ジョークというのは、たいてい、何かをこき下ろす。

 

ネタは人が傷つかないこともあるし、

その場にいる人間は全員傷つかない、というネタであるように、私もなるべく気を使う。

 

けど、ネタになる標的を攻撃することには、あまり違いがないんだなーグラサングラサン

 

だから、冗談好きで世話好きの楽しいお友達がいたら、一歩踏み込んだときに、その人の攻撃性にビックラすることもあるでしょうね。

 

 

そんな叔母宅に居候中のワタシ、理由は、母が東京での手術を望んだから。

介護人員として、雇われ中なんである。

 

理由があって、実家の近くでの入院生活は、無理だと結論したし、なにより叔母宅から近い病院、かなり先生の対応に、信頼が持てた。

 

 

この、医者の質の違い、なんだけど、たとえば名古屋で母が言われたこと、東京で母が言われたことには、結構大きな違いがあったりする。

 

 

 

名古屋でも母の足腰の問題を相談する、人の良いいい医師がいたわけなんだけど、

その人は母の手術については、「今やるのは、まだもったいない。もう少し不自由さが増えてから、いよいよ生活が厳しくなってからやる方が、ダメージ的にもいいだろう。」

 

 

東京で言われたことは、

「生活の不自由さが出てきたことも深刻なことでしょうが、それよりも、このまま進んだ場合のリスクが高いです。

神経へのダメージが持続したままだと、マヒ状態の箇所が増えて、手術後にも再起できなくなる箇所がありえる。だから今すぐ手術をしなさい、とは私からは言えませんし、今手術しても麻痺の箇所が残る可能性もあるが、後々の機能障害がでやすくなる可能性を考えて、近いうちの手術について検討して下さい。」

 

※そのものズバリの表現を避けてますので、わかりにくくてゴメンなさい。

でも大体、伝わるかな、というところでウインク

 

 

ワタシはそれぞれの医師の言ってたことの意味を、こう感じた。

 

名古屋(約1年まえ):患者のQOLを、勝手に低く見積もり、勝手な価値判断を押し付けている。

東京:状況を事実と推察とを含めて正確に伝えた後、手術でのリスクも伝えた後、未来予測の展望が患者に理解できる伝え方をした。

 

 

こういうところなんですよね、多分。母が東京での手術に踏み切った理由。

 

名古屋の医師がダメだ、とか言いたいわけじゃないけれど、親切ないい人であるし、価値判断を医師に委ねるような問い方を母がしているわけなので、それも含めても。

 

「手術を今やるのが、もったいない」という価値判断は、どうしたって医師側の判断ではなく、患者側の判断をするべき問題。

現に、生前、ガンの前に同じ症状を抱えたときのウチの父は、とっとと自分で判断して2週間ぐらいで手術に踏み切った。

 

そして入院を嫌がる母の気持ちも、医師にとっての障害でしたネ。

 

そういう心理的な障壁、なども、クリアにするためには、やはり勝手な価値判断を交えた伝え方をするんでなく、事実をより正確に、患者の未来がきちんとイメージできることを、恣意的でなく伝えた伝え方の勝利、だったかなーと。

 

 

というわけで、その辺のコミュニケーションの細かな部分で、ワタシから見ての名古屋の医師の判断に、腹を立ててますムキー

なぜなら、そのときに手術していたら、間に合った筋機能改善がたくさんあるし、一つの不具合をカバーするためにおきたほかの箇所の不具合が起きずに済んだし、年齢的にももう限界に近い、手術に軽やかに対応できる体力も、そろそろない次期にあるわけで。

 

 

あの時点で手術していたら、もっと軽い入院で済んだはず。

 

その辺の、カルチャーの問題になるかなー、医師の地域差という。それを感じた。

勝手な価値判断をして患者をミスリードしない、というカルチャーを、ちゃんとした医師は持ってる。

 

 

それをわかっていながらも、私自身がそれを母に説得するに足るような言葉を発せていなかったのが悔やまれる、口をすっぱくしていいまくったんすけどね、半年ぐらい。

とはいっても、医師の診断部分なんて、ワタシにはムリだしねー。

 

 

何はともあれ、ワタシも不自由な居候生活をしながらの、介護生活、タイヘンだけど、ストレスはなく、実はかなりエンジョイしてます。

同じタイプのワルガキ仕切りやの叔母ちゃんとも、我慢せずにいいコミュニケーションがとれているかな。

 

 

先日の、腹を立てたささいな事件も、実は後から、オバは察していてお願い

 

ワタシは気晴らしもあり、有楽町まで出て母の体によさそうな食べ物などを見繕って楽しんで帰り、美味しいものをオバにも買って帰り、何事もなかったように朗らかに対応したウインク

 

しかし、オバちゃんは、ちゃんとワタシが、いかにも無視しましたという様子でケーキを持っていかなかったことで、何をワタシが怒っていたのか、までを察した。

そしてそれを、さりげなく、すまなさそうなオーラで「自分はモノを知らないからねー」と言ってきた。

この辺、この人も人事やっていた時代を彷彿とさせる、結構スゴイ人なんす。

 

しかーし、相変わらず、アタシや母を標的にしたジョークを連発したりして、こちらも負けじとジョークでこき下ろしあい、エスカレートすると首をしめたり、プロレス化、そしてたまには、

「オバちゃんみたいな人がいれば、あのときの実家での争いが起きなかったかもね」

 

などと、相手の健闘をたたえていたりもしますニヤリ