みなさん、こんばんは!

今朝は4:30起床、5:15自宅発、

羽田から千歳✈️、そして千歳から中標津✈️、

そこからは車で🚙根室まで移動。

11:00からの根室市文化賞・文化奨励賞贈呈式に出席させていただきました。


文化、芸術とは日々の暮らしや営みを豊かにすると誰もが知っているものの、しかしながら時には置き去りにもされてしまいがちです。

コロナ禍で、私たちは一人一人が芸術や文化の素晴らしさ、そして脆弱さを痛感したのではないでしょうか。


そんな中、こうして地域における文化振興や醸成に寄与されている方を表彰する場を設けて頂けることはありがたい事です。

根室市の皆様にも感謝と敬意を表してやみません。



文化賞は宇佐美さん、文化奨励賞は別所さん。

おめでとうございます!


宇佐美さんの油絵には、なんと大理石の粒が混じっているとのこと!それがオリジナルの作風と。

見る角度によって文字通りの輝きもまた、変わってくるんですね。

今では特別免状制度で、根室高校の美術部も指導されており、なんと美術部の生徒の作品が全道にすすむなどその指導力もまた誰もが知るところです。



別所さんは酪農が本業でありながら、「わたすげ」という、根室市民による文芸愛好者による作品集を発刊、自らも筆を取りながらも、また仲間の作品を形に、世に送り出す縁の下の力持ちとしても活躍されていらっしゃいます。

根室市民でもなかなか目に、耳にした事ないような歴史、エピソードなどが「わたすげ」に集められており、地域を知る上でも時間と共に益々その価値が生まれていくのではないでしょうか。




なお、根室は明治17年に有志4人の声で

根室はもとより、北海道で初となる公共の図書館が生まれた街です!

ここに根室の皆さんの知的好奇心の高さ、文化の香りを感じますね。


お祝いの席ではありましたが、やはり韓国の梨泰院での事件で犠牲となられた彼女のことを触れられずにはいられませんでした。

なぜならば、その場にいらした多くの皆さんが知人、友人であり、また根室市の皆さんも我が事のように胸を痛めておられます。

喜びも悲しみも悔しさも共有しながら、この苦しみを乗り越えていきたいものです。

ありがたい事に、出席された皆さんからも「触れてくれてありがとう」とお声を掛けていただきました。受賞者お二人のご理解にも改めて感謝申し上げます。


その後、車で釧路へ。

Mooでは「子育て応援フェスティバル」が開催されていました。

釧路は転勤族も多く、まさにこのイベントを仕掛け、そして日頃から地域の子育て環境向上に力を尽くされている“いとみや”さんも、その1人。


産前産後サポートなどで地域のファミリーから信頼を集めている、釧路のマタニティアイさんも。

手形や足形でつくるキーホルダーのかわいいこと!よく見ると、ゾウだったり白鳥だったり!

我が子も今度、作りに行きたい。。


釧路短大の学生のみなさんも!!

エプロン姿が似合うのもそのはず、未来の保育士・先生です!

私までバルーンアートいただいちゃいました。😊


5階では、みんなが元気に遊んでいました。

蝦名市長もちょうどおられ、“叱られて下さい”とお願いすると…子ども達が自然と集まってきて仲良く記念写真会に。

さすが、プライベートではおじいちゃん。笑


遊具も更にバージョンアップさせていくとのこと。

私からは、公園や施設における“インクルーシブ”遊具の推進をお願いさせて頂きました。

例えば、砂場。地面に砂場があるのが“当たり前”ですが、あれだと車椅子の子どもや親たちは、なかなか一緒に遊べません。

地面にある砂場と高さのある砂場を組み合わせる事で、車いすの友達とも一緒に遊べます。

遊具を単純に新しくするのではなく、新しい発想やアイディアで子どもたちの成長や学びを更に後押ししていきたいものです。


そのあとは、まなぼっとに移動。

釧路邦楽邦舞協会による第6回公演へ。

トリの花柳寿芳貴こと、かりんちゃん。いや、かりんちゃんこと花柳寿芳貴師の舞台はやはり圧巻でした。


着物の着方、おどりにも、やはり花柳寿登芳お師匠さんの姿、DNAが見えるような。

天上のお師匠さんに会いたくなりました。


挨拶の冒頭、「こう見えて小学生の頃に日本舞踊に通っていた鈴木貴子です」と挨拶すると会場から驚きと笑いが。😅 そりゃ、そうなりますよね。


音羽先生の可愛らしい挨拶に最後まで和まされ、文化の日を堪能させて頂きました。

花柳流の日舞に憧れて最近は若い人、しかも男性がお稽古に通われています。

愛でるだけでなく、こうして継承されてこそ、時を超え残っていくのが文化です。

教えてくださる人、学ばれる人、そしてそれを愛でる人が集まって温かな時間となりました。