昨日、予算委員会にて質疑に立たせていただきました。


メディアにも取り上げていただき、多くの方より激励の言葉を地元事務所や東京事務所に寄せて頂きました。

地元の漁業者の方からは、「オレたちの声を代弁してくれた。」との有難い言葉が。
そう思っていただけたならば、本当にありがたい限りです。



また、「予算委員会を録画して家族そろってみたよ。ドラマですら録画して見ることなんてないのに...
トレンディドラマ以上です!!!」とのメッセージには、笑わせて頂きました。
でも、家族そろって「貴ちゃんが出てるから見たよ」とは、本当に本当に嬉しい限りです。
これからも、「その声、鈴木貴子が届けます」で国政にて汗して参ります!

さて、質問は
●食料安全保障

Q:現行法では「不測時の食料安全保障」となっているが、平時有事の概念を超え、いついかなる時も生産基盤体制を維持強化すべきでは?
⇒大臣とは、共通認識を確認させて頂きました。これから、農業食料農村基本法の議論が始まりますが、生産者視点を組み込んだ食料安全保障を確立させたいと思います。
●漁業者支援
Q:安全操業が中断のいま、漁業者支援は?スケソウダラのみならず、タコ漁にも支援を求む。
⇒大臣からは、

「スケ ト ウ ダ ラ の 六 隻 分 に つ い て は 検 討 も 進 め て お り ま す が 、 こ れ か ら 始 ま る で あ ろ う タ コ 漁 等 に つ い て も そ の こ と は 十 分 考 え な が ら や ら せ て い た だ き た い と 思 い ま す 。」と前向き答弁を頂きました。
これまでは、タコ漁に関しては触れられてこなかったところです。スケソウダラに支援が出るならば、人員や体制維持のためにもタコ漁にも支援が必要です。大臣からの答弁は重みがある、と引き続き役所にも働きかけてまいります。

Q:食糧支援が必要な国・地域の学校給食などで、在庫の高止まりが続く脱脂粉乳などを食糧支援として有効活用すべきでは?
Q:国連から指名の“教育チャンピオン”として、GPE(世界銀行などにより創設された教育支援のマッチングを行う団体)やECW(紛争下などにおいても教育を後回しにさせないための支援)に拠出をすべきではないか?
総理からは、
従 来 か ら 、 我 が 国 と し ま し て 、 人 間 の 安 全 保 障 の 推 進 の 観 点 か ら も 、 教 育 分 野 、 重 視 を し て き ま し た 。 そ し て 、 G P E や E C W へ の 支 援 、 前 向 き に 取 り 組 む べ き だ と い う 話 で す が 、 ま さ に そ の と お り だ と 思 っ て い ま す 。 額 に つ い て は 、 ま だ ま だ こ れ か ら な の か も し れ ま せ ん が 、 最 近 の 例 で も 、 G P E を 通 じ て 、 イ エ メ ン の 教 育 回 復 支 援 の た め に 六 百 二 十 万 ド ルの拠出 を 行 っ て お り ま す 。 是 非 こ れ は 実 績 を 進 め て い き た い と い う ふ う に 思 い ま す 。 一 方 、 E C W の 方 は ま だ 拠 出 は 行 っ て お り ま せ ん 。 し か し 、 国 連 か ら 指 名 を 受 け て 教 育 チ ャ ン ピ オ ン に 就 任 し た 私 と し て も 、 新 し い 資 本 主 義 の 下 で 、 人 へ の 投 資 、 こ れ を 推 進 す る と 申 し 上 げ て き た わ け で あ り ま す が 、 ど の 程 度 が 効 果 的 な の か 、 こ れ は こ れ か ら 具 体 的 に 詰 め な け れ ば い け ま せ ん が 、 是 非 こ う し た 支 援 は 行 っ て い き た い と 思 っ て い ま す 。 

大変ありがたい答弁を頂きました!!引き続き力強く後押ししてまいります。

●子育て
Q:こどもまんなか政策が描く社会は?
Q:新しい資本主義における、子育て政策の位置づけは?
Q:リスキリングと産休育休の総理の真意は?

⇒話題となった「産休育休とリスキリング」ですが、総理はあくまでも、それを希望される方がいれば、その望みが後押しされる環境が整備が重要という答弁でした。こどもの性格、特徴?、月齢などで様々でしょう。もしくは子育てをサポートしてくれる環境も、それぞれです。
私が気になったのは、総理が自らも3人のこどもの父親だと強調された点です。ゆえに、私は「子 供 が 生 ま れ た か ら 親 に な る の で は な く 、 子 育 て を 通 し て 親 に な っ て い く と い う 、 こ の 感 覚 と い う も の が 私 は 非 常 に 重 要 な ん だ と 思 っ て お り ま す 。 」と述べさせて頂きました。
我々政治家も人間です。何を当たり前なことを今更・・と思われるかもしれませんが、その当たり前を放念して発言されてるのでは?と思うことも多々あります。
総理も、ご自身の経験の有無にかかわらず、あらゆる事案・課題の当事者の皆さんの声をあつめ、そしてそれを政策に反映していく!!と“正直”に応えて頂きたかったなぁ~と。
子どもがいるから親、子育てしている、というわけではありませんからね。我が家もそうですから。(笑)
しかしながら、複雑多様になる社会において、選択肢を増やす、その中での様々なチャレンジを後押ししていきたいという思いは良かったのではないでしょうか。
答えはこれだ!!!という社会では、あまりにも窮屈ですよね。

●自殺対策におけるメディア報道の相関
Q:日本は諸外国と比べても自殺者数が高く、コロナ禍ではこどもの自殺が高止まりをしている。全体的な傾向として、有名人や著名人の自殺が報道されると、自殺者が増えてしまう、いわゆる“ウェルテル効果”が指摘されている。この傾向は数字を見ても明らか。メディアに対しても、自殺報道になお一層の知識、協力、取り組みが必要と思うが?
⇒自殺に関する報道や影響に関する情報収集、モニタリング、その分析評価を通じて効果的な対応につなげていきたい、との答弁。大臣も危機感、問題意識を共有してくださっていることは心強い限りです。
これから引っ越し、転勤転校、新学期・新学年など、生活が変わる節目を迎えます。そういう時のケアなど、引き続き、「あなたはひとりじゃないよ」というメッセージを発信していきたいと思います。