みなさん、こんにちは。
今年も北方領土の日は、地元であり北方領土問題解決原点の後である根室の住民大会に出席をしてまいりました。
会場は東京で開催されている全国大会と繋がっており、総理のご挨拶時は中央のスクリーンで
リアルタイム中継を会場の皆さんと視聴しました。
今年の総理挨拶は如何?
鈴木貴子の質疑で政府答弁に変化!
決意表明では、元島民代表で択捉島出身の鈴木咲子さんが登壇されました。
鈴木さんは独学でロシア語を勉強され、ビザなし交流などでもロシア人島民などと心と心のコミュニケーションを図る弛まぬ努力を続けられてこられた方です。その鈴木さんにとって、今の過去を振り返っても厳しさが募る状況のなか、「政府の外交交渉の下支えにとなるために、一日も休まず返還運動を一心不乱に続けてきた」との言葉は全ての人の心に響いたのではないでしょうか。
鈴木さんは「領土問題を解決し、平和条約を締結するという最終目的が実現するまで何があろうと諦めるわけにはいかない」と挨拶を結ばれました。「何があろうと諦めるわけにはいかない」、その通りです。
政治家の責任は課題を並べるのではなく、課題を解決することです。そのためにも、批判のための批判ではなく、解決のための相互主義の外交努力に汗してまいりたいと思います。
高校生の意見表明もあり、大変心強く感じるものでした。
私は挨拶にて、「今日も弁論大会に出場する、これからの地域を未来を担う若い世代の皆さんは、領土問題の解決を、そしてこれからを見据えて考えを発表されるはずだ。その若い世代の声に応える政治が必要だ。
国と国は引っ越しができない。課題があるからといって、窓を閉ざしていては、責任が果たせない。こういう時だからこそ、日露の明日をみて、日本の国益は何たるかに則って、相互主義の外交努力を重ねていく」と、述べさせて頂きました。
写真でふりかえる根室住民大会
↓2部の弁論発表の部に出場の大垣さんと。ご家族皆さんに大変お世話になっています。
↓根室管内かあ多くの皆さんが参集。元島民の皆さんも多数駆けつけられておられました。
平均年齢は88歳を超えました。時間との闘いであることは否めません。
↓嬉しい再会も!!!標津の双子ランナー、岡部兄弟にも会えました!
冬場の大会にも出られているとのこと。あっぱれ!!!!!
↓多楽島出身の河田さん。なんとか墓参の再開にむけ、政府にも言葉だけでなく実際の突破口なるアクションを
強く期待します。語り部などで大変お世話になっておりますが、やはり一番は課題の進展で報いたいものです。
実は根室大会での司会を務められたのは、石垣市長の娘さんであり、プロの声優「日野まり」さん!!
さすがの司会でした。ありがとうございました!!