子離れ | たかまのブログ

たかまのブログ

ブログの説明を入力します。

2年になり、毎日実習が続き、勉強も大変になってきた三男
だんだん表情が硬くなって、苛立ちも感じる

「今は機械が測定する事をわざわざ手で色々やる必要があるの?」
「検査技師になったからと言って○くらいしかもらえないよね?給料が上がるってあまりないでしょ」
「友達で○やってお金儲けてるのが羨ましい」

休学や退学という言葉が出始めた

「休学は中途半端なので離れたいなら退学しなさい。そして辞めるなら親の援助は終了なので家から出て行きなさい。お父さんへは自分できちんと伝えなさい」

と伝え、半月が過ぎた

「やっぱり学校辞めます。自分でも考えて、このままモヤモヤしたままで勉強なんてできないし、自分がしたいことをしっかり自分なりに考える時間が欲しいです」

「きっかけは実習が始まって毎日が繰り返しのような気がして生きてる気がしなかった。そこから本当に自分が検査技師になりたいのかわからなくなりました。たしかに兄とかみたいに働いてないし、姉とかみたいに粘ってないかもしれないし、お母さんが言ってたみたいに働いてみないとわからないっていうこともわかります。けど、自分の中ではもう医療に関しての意欲がわかないし、働ける気もしない。資格だけ取って検査技師にならないっていうのも、そんな覚悟で国試なんて受かるとも思ってない」

やり取りをして
「逃げだよ、逃げ以外の何でもない」
と認めた

私は学生の時、とにかく単位を取り、留年しないように、そして資格を取る
それだけしか考えていなかった
勉強は大変だったけど、辞める、辞めない、自分に向いてるとか考えた事はなかった

私の中で続けて欲しいという期待
私が出来たなら三男も大丈夫と。
でも三男は私が思った以上に苦労していたのか?
逃げたい三男を認め、三男の人生だからと私自身が子離れする為に距離を置けるか…

昨日学校の先生と話す機会があり、テストも欠席している科目があると。単位は2つ落とせば留年。実習は終了していてレポートはしっかりしたものを提出していると。

三男の所に行き、色々と話す
検査技師の仕事を猿でも出来ると言い、馬鹿にしながらテストや実習をこなしている友達がいる
俺はお母さんの仕事見ていたからそんなんじゃないとわかるけどそいつらより成績悪いから何も言えない

得意な面で相手を見下し、苦手な事は見ようとせずプライドが高い
まずその自分を認める
苦手だと不得意だと本気で認めたならば、工夫が出来るようになる
これは発達障害を認めた娘からも経験済み
苦手は同じでも工夫していく自分になっていく
かっこ悪くても、ドン底でもまずやれる所までやってみたら?
学校は辞めて良いから
続ける為にやるんじゃなくて
お父さんに何て言ったら良いのかなんて、自分で限界までやったなら言えるから
自分で自分が一番苛立って、辛いんだから

話すうちに三男の瞳に涙が出てきた

あとは三男の人生だからと
私がどれだけ離れる事が出来るのか…

踏江さんからの「コンタクト」

「来年になると余裕を持って自分の未来を考えられるような状況ではなくなる

今より真剣に生きることを見つけようとするだろう

今年の10月までが勝負だと思いなさい

全ての人が

ただただ目の前に起きた事に対処する

その対処が面白く、人生の醍醐味を味わっている瞬間だと気づくでしょう

エネルギーは未知、未熟であるが、未熟なりの知恵を使い、満ちているエネルギーを使って行動していきなさい


特に注意する事を教えてください


貴方の中に過剰に人に介入するところがあります

心穏やかに3歩下がって見ると良い

子供達にも同じことです

支配したがる自分の力が及ばないくらい離れる事です


支配したがる手を伸ばすこの感じを違うものに変換する事は可能でしょうか?


支配は見方を変えれば良き指導者になるという資質でもあるのです

ただ相手を認め、待つ力が弱いのです

それを育てれば良いでしょう」



今朝、朝方から部屋で動きがあり、いつもの時間に出かけて行った三男

「真帆さんの子離れにかかっています。
良かったですが、気を抜かないでくださいませ!」

「そうですね
勉強始めたらまた期待してしまうかもしれないからと私が言ってます」

「はい、今回とことん超えてください。
頑張って!」

私も踏ん張り時です。