一番大事なもの | 自己責任でなんとかしてね。大学受験。

自己責任でなんとかしてね。大学受験。

長男、2011年2月に中学入試終了。
次男、2013年2月に中学入試終了。
中学受験は子どもの成長するための場所探し。
子どもが笑顔で過ごせる学校が一番♪

 

お久しぶりです。

10月終わっちゃいます。

今、一番つらいですよね。

 

 

受験生。

 

思うように成績があがらない とか

夏に頑張っていたのに心が疲れてしまってやる気になれない とか

あと100日ないのに、なんで目の色変わらないのよ とか

 

親が焦る→子どもをせっつく→子ども追い込まれる→( ノД`)シクシク…

 

親もどこか視野が狭くなる

人とも会いたくなくなる

 

とかね・・

 

成績が届いていないのに、遊びたいって何?

宿題終わっていないのに学校から子どもが帰ってこない、どういうこと?

またこんな問題間違えて!

 

志望校もギリギリ変えられる時期

受験も最悪辞められる時期

 

迷って迷って苦しくて、なんでわかってくれないの!

もう時間ないんだよ!

 

親の気持ちをつい子どもにぶつけてしまったり。。。

 

親にとっての三か月と子どもにとっての三か月の感覚は違うんだなーと思う。

特にこの時期!!

三か月しか が 三か月もなんだよね。

大学受験生でも同じだから。

長男「あと二か月半もあるよーだりー!!」

(二か月半しかないんだよ。ボケっ!と心の中で毒づく。

酸いも甘いも知ったアラフィフは心の中でとどめておく。

あ、勉強に関しては酸いしか知らないわ。)

 

他の子は順調なのに、なんでうちの子だけ、、、とか思ったわ。

中学受験の時は。

長男も次男も。

 

でも、

みんな大変。

みんな抱えている。

時間もスケジュールもみんな同じだから。

 

でも受け止められる量はお子さんによって違うかな、、と思う。

がんばれる期間もお子さんによって違うんだよね、、と思う。

 

一番大事なものなんだろう?

 

志望校合格?

 

 

最悪のシナリオ描いてみたとき、小さな心は耐えられるか。

どう気持ちを支えていくのか考えておかなくちゃいけない。

そして親は崩れてはいけない。

そのためにも、親が一生懸命になり過ぎるのはいかんなと思う。

中学受験は親の受験だとか、二人三脚だとか言うけれど

それは違うと思う。

子どもは一人の人間だから。

親と同じなんかじゃない。

 

親が綿密なスケジュールを立てて、それに当てはめようとすればするほど

子どものエネルギーが削られていく気がしたのは私だけだろうか?

同じ方向、同じ気持ち、同じテンションで向かっているならいい。

でもそう見える親子ってむしろ親の方が少し引いてそばにいるのかもしれない。

 

次男の学校の先生が高1の進学指導の際に言っていた言葉

 

子どもに決めさせる

子どもの気持ちを追い越さない

 

そう仰ったあと

 

子どもに決めさせたという

そういうご家庭でも、上手くいかないことがある・・

とある家庭の例を話された。

 

言葉にしなくても

親がこの道に行ってほしい、こうさせたい そういう暗黙のプレッシャーを

感じさせていた そうやって決めさせてしまった進路もやはり上手くはいかないのだと。

 

中学受験は大学受験以上に子どもが親の気持ちを汲んでさも自分の意志のように

思わされていることがある(と思う)

 

子どもが勉強をする、がんばれるエネルギーは

楽しいと思う気持ちで生まれてくるのだそうだ(これも次男の学校の先生のお話)

友達と遊ぶ時間、親のそばで安心して過ごす時間、

そういう時間でエネルギーを貯めて

またがんばろうって思えるのだそうだ

(こういう説明ではなかったけれど8年前、長男の中学受験の際に訪れた

次男の学校説明会にいったときの話を私はそう理解した)

 

受験生のお子さんたち、

家庭で気持ちは休まっているだろうか?

 

明日また頑張れる気持ちで夜寝られているだろうか?

 

子どもの心、健康、 中学受験より何よりそれが大切なのだと思う。

 

受験も大事なのだけど、これから先の人生の選択の機会はまだある。

そういう意味ではたかが中学受験。

 

壊れてしまったとき取り戻せないのは、心。

 

そもそも中学受験は子どもの幸せを願って始めたこと(よね)

 

大事なものを守っていきたいね。